徒然日記
2021年9月分

 日記と言うより、自分の行動記録からの抜粋と日々の雑感です。

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先月の日記          来月の日記



9/30(木)曇りのち雨 午後飯川病院勤務 
 0:30起床。文献・新聞他。自炊数冊。一昨年早朝寒くてガスストーブ初点火、11:50バス飯川病院、入院患者対応。15:30秋銀スタッフ来訪。19:10通町書店経由帰宅、夕食、21:00就寝。自炊3冊ほど。10月26日予定の講演、秋田市の指導で中止となる。歩数計Σ5390歩。

総裁選2021(12) 自民総裁候補に臨む(8)  裁選は岸田氏 
 自民党総裁選は岸田文雄氏が選出された。4氏が立候補し、「本命」不在といわれた総裁選、この4人の中では一番無難な人・・と消去法で選ばれた気がする。総裁選での意見表明では静かで最も目立たなかったのに。
 ダークホースは河野氏。積極的に発言したが、変化のない安定を目論む自民党では要注意人物の一人であった。

 今回の総裁選には、男女同数が立候補し、子育て支援などに従来以上の光が当たった。また、派閥の意向に縛られず、個人の判断で投票先を選ぼうという動きもあっり見るべきものもあった。

 いち早く総裁戦出馬に名乗りを上げた岸田氏は議員としてのキャリアも、過去の総裁選出馬経験から見ても順番的に総裁に最も近い存在であった。どんな意見を吐こうが、保守の自民にとっては岸田氏の当選は順当であった。

 氏は「政治の根幹である国民の信頼が大きく崩れ、我が国の民主主義が危機に陥っている」との認識を示した。また、新自由主義的な経済政策が格差拡大を招いたとして、「成長と分配の好循環による新しい日本型の資本主義」を掲げた。しかし、これは選挙用の言葉としか見えない。

 私は6年余に及んだ安倍長期政権の後半は嘘で固めた説明に終始し、私は失望した。国会論戦を避け、説明責任をないがしろにした。政権に批判的な人たちを敵視した。COVID-19では専門知を軽視し、独善的な意思決定も少なくなかった。
 菅政権は1年で行き詰まったが、政策が悪かったためではない。政治家として未経験の、不得意のCOVID-19対策に奔走せざるを得なかったことが大きい。その結果、ちょっとだけ先が見えてきた。菅首相の業績である。

 安倍政権の「負の遺産」は多く残されてそのままになっている。「国民の信頼が大きく崩れ・・・」という背景は安倍政権にある。ならば、それらにけじめをつけ、国民の信を取り戻せるか、岸田氏には覚悟と実行力が厳しく問われる。しかし、氏は出来ないだろう。

 岸田氏は総裁選の最中、安倍氏に配慮した発言を繰り返してきた。
 ■森友学園をめぐる公文書改ざん問題:「国民が調査が足りないと言っている」といいながら、再調査を否定。
 ■選択的夫婦別姓:推進の立場から慎重姿勢に転じた。
 ■憲法改正:自衛隊明記を含む改憲4項目の発議に意欲。
 ■敵基地攻撃能力の保有:「選択肢」とした。
 ■女系天皇:「反対」も明言。
 ■政治とカネの問題:参院選広島選挙区での1億5千万円の使途を有耶無耶に??
 ■選挙前、国会で論戦を:感染対策と経済活動の両立に難しいかじ取りを迫られる。コロナ対策では、最悪の事態を想定し、自ら国民に丁寧に説明するというが、??
 ■党改革:中堅若手を大胆に起用し、役員任期は1期1年で連続3期までとした。小選挙区制で党本部の力が格段に強まったのに、党運営の改革が手つかずだという認識は正しい。

 政治への信頼回復というならば、岸田氏は真摯に説明を尽くす姿を国民の前に示すべきだ。


9/29(水)晴れ 午前新コンポスト庭先に 午後飯川病院 自民総裁岸田氏
 1:00起床。読書、録音データ整理と処理、新聞データ化、データ分類など。早朝寒くてフリースセーター初着用。歴史関連本読み。午前はダリアの世話、新コンポスト一角に埋める、使用開始。ナス収穫。12:40飯川病院、14:00-15:15COVID-19ワクチン接種担当。録音データ整理。19:30帰宅、夕食、21:00就寝。歩数計Σ6880歩。

総裁選2021(11) 自民総裁候補に臨む(7) 新総裁選は岸田氏 菅義偉氏の業績を振り返る
 自民党総裁選は本日岸田氏に決定した。
 予想の通り、自民党は最も無難な人選をした。堅実だろうが大きな変化は期待できない。

 総裁が変わった時点で最後に菅首相の一年を考え直してみたい。
 菅首相は前政権で解決を見なかった政策について短時間でかなり進めた。
 政治手腕としては認めるべき点が多々あった。

 (1)官房長官時代の業績:ふるさと納税制度。
 私はふるさと納税制度自体はいいアイデアだと思っている。地方で経費をかけて育成した人材が大都市で納税する構造、これは地方から見れば理不尽である。だから、郷里に対して納税の一部を振り分けることができる納税制度は素晴らしい制度だと考えている。しかし、そこに見返り品という報酬をつけたことは問題である。国民の三大義務の一つである納税を景品付きのネット通販まがいにしたことは許しがたい。
 日本は文化として寄付が少ない国である。寄付は基本的には見返りを期待しない無償行為である。景品付きの納税制度は寄付文化の一層の衰退に結びつく。
 私は寄付はするがふるさと納税はしない。

 (2)首相としての業績
・携帯電話料金値下げ問題は特筆もの。名だたる日本の大企業ですら収益率が5-6%でしかないのに携帯電話3社はユーザーを寡占し、世界一高い料金で20%もの収益率を挙げてきた。我が国の多くのユーザーは契約内容を十分理解しないで言われるがまま使用契約を結んでいる。スマホ料金は各人月額5.000-10.000円程度またはそれ以上ではないのだろうか?あまりにも高いと思いながらも便利さの陰に隠れてしまって上がった声は小さかった。
 私のスマホは主として音楽プレーヤーで、通信機器としてはほとんど使用していないが8.000円/月程度であった。それが3000円程度/月なった。
・原発処理水の海洋放流を決定
・果物の相次ぐ海外流出を阻止するため「種苗法」を改正
・学術会議の改革着手
・個人/中小/フリーランスあらゆる業種へ給付や減税・免税などの支援策
・日米豪印(通称クアッド)を推進
・オーストラリアと円滑化協定
・COVID-19対策として、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3種のワクチンを国民全員分確保
・3回目もワクチン確保
・ワクチン接種スピードも世界トップクラス
・台湾、ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンへCOVID-19ワクチン提供
・G7首脳宣言で台湾海峡明記
・邦人避難のためアフガンに自衛隊を派遣
・東京オリンピックを何とか成功に導いた
・COVID-19の感染者は最近急速に減少しているが、菅首相のワクチン対応は総裁選不出馬決定以降に顕著になった。評価すべきである。


9/28(火)曇りのち快晴 中通病院外来 飯川病院
 1:10起床、新聞・文献チェック、書籍電子化、徒然など。5:10家庭ゴミまとめ、2袋だけ。6:47バス飯川病院着、8:45-13:30中通病院外来、疲弊。13:45飯川病院、14:00-15:15COVID-19ワクチン接種担当。入院患者対応、19:00帰宅、夕食、20:30就寝。自炊数冊。歩数計Σ10718歩。

総裁選2021(10) 自民総裁候補に望む(6)  明日総裁選
 自民党総裁選は明日決定する。
 新聞評からは 河野>岸田>高市>野田との見方があるが、私は岸田>河野>高市>野田の順ではないかと思う。

 私が知り得たのは新聞紙からの情報であり、当然不十分。その中での印象は以下の様にまとめられる。

 河野氏は種々の政策提起で見るものがあリ、言葉の端切れもいい。だが、人間的に見てアクが強い印象で必ずしも周囲に好まれていない印象がある。
 高市氏は一番タカ派的である他に安倍前首相の声がかりがあるのが今回はネガティブに評価されるであろう。
 野田氏はスタート時点で出遅れがあり、政策はとてもマイルド。
 岸田氏は何も目新しい政策を感じ取れないが、あくまでも自民党的保守である。だから、多数の票を集めるだろう。

 今回は大きく抜きん出た候補者でないとことに論戦上意味があった。しかしながら、内憂外患を捌いていく力を感じ取れなかった。投票は一発では決まらず決選投票になるだろう。

 朝日新聞は自民党総裁選が18日に告示された後、同党の都道府県連の幹部を対象にアンケートを実施した。
 11県の幹部が総裁選でどの候補者を支持するかを明らかにした。
 11県のうち8県が岸田氏。2県が河野氏。岸田氏には安定感を、河野氏には刷新感を求める傾向があったという。
 あくまでも自民党という内輪内の意見だからそれほどの意義はないが、私は「ほぼ国民の意識も同じ傾向にある」、と思う。

 総裁候補四氏に改めて問いたかったいのは、日本には「内憂外患」が多数存在する。この中で日本をどう導いていくのかということである。
 その大局的立場に立ったビジョンが総裁選の討論の中で見えなかった。

 ■内憂
 第一は人口問題である。それが国力低下の全ての原因、遠因になっている。その影響について個々の問題は挙げる必要がないほど多方面にわたる。人生に例えれば老衰状態である。今更人口増は望めない。ならば人口減を見据えた国の在り方を示してほしい。

 ■外患
 第一は周辺国との微妙な関係である。日米同盟は様変わりしている。その中で国の安全と国民の命を守るためにどうするのか。日米同盟に頼るなら自前の力を高める必要がある。ソフト面、ハード面で抑止力をどう強化していくのか!!!。


9/27(月)快晴 健康クリニックドック 飯川病院 
 1:00起床、新聞・文献チェック。データ整理、6:47バスにて飯川病院。9:00-11:15健康クリニックドック14人+結果説明1人。11:30飯川病院、読書、微睡ほか、14:00-18:50勤務、入院患者対応。新聞チェック、読書他、15:30秋銀スタッフ来訪フロンティア乗り換え。書籍自炊準備。19:15帰宅、夕食、21:00就寝。歩数9037歩。

総裁選2021(9) 自民総裁候補に臨む(5) 年金問題各候補は?
 2017年に国立社会保障・人口問題研究所が発表した推計では、これから約50年間で実に3901万人の日本人が減少することになる。
 しかも、人口減少に急速な高齢化が伴っているから問題が大きい。

 これらは客観的に想定される統計であり、感情論的な悲観論でもない。
 日本社会は、これから世界で誰も経験したことのないほどのすさまじい人口減少と高齢化を経験することになる。
 世界の人口学者は日本の人口減に関して「もはや手遅れ・・、日本はどうなるのだろうか!!」と固唾をのんで見守っている。

 保守政権がずっと続いた。保守的社会では抜本的な変革はおこせない。
 従来の延長線上で小さな改革を続けていれば社会的には安定が続く。しかし、そこには大きな落とし穴が待っている。戦後日本の政治はほほ安定的に自民党が担ってきたが、結局はこの罠にハマってしまった。

 人口減問題は日本にとって危機的問題だと思うが、語るだけで具体策は無きに等しい。国内でこれの解決策はない。もう遅い。
 ところが、当の日本人の意識はどうかというと、人口減、高齢化はありとあらゆる分野で等しく影響を受けるのであるが、どの分野からもその危険の指摘は乏しかった。

 政治家が正面切って人口や出生率を問題にするのは下向きの政策として言い出し難かったのは確かであろう。

 一方では、以下のような「現実を見ない実現不可能な希望的観測」が識者等から挙げらた。
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■ 一人あたり生産性を上げれば経済は維持できる
■ AIやロボットの活用も見込める
■ 一億総活躍で、女性や高齢者も働けば大丈夫
■ 出生率が高まれば人口一億人は維持できる
■ ・・・・・などなど
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 さてここに至って年金改革の必要性を訴える声が政府・与党内で相次いでいる。

 人口減少、構成の変化が進む中、現状のシステムのままだと公的年金の1階部分にあたる基礎年金の給付水準が将来にかけて大きく目減りしてしまう。
 最近、田村厚労相が、厚生年金の保険料を使った基礎年金の給付水準の底上げを検討開始するよう省内に指示した。会社員らの保険料で自営業者らの年金を救済するのかといった批判は免れまい。
 このほかに、保険料納付期間を5年間延ばして65歳までとし、保険料財源を増やすことで給付水準を上げる考え方もある。

 私はここまで危機的状況を迎えたのは政権与党の責任、国会議員たちの先を見る目が乏しかったことを指摘したい。

 総裁選でも当然論議の対象の一つにしなければならないがその論議は低調である。
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 ■河野候補 今後の年金制度について消費税を財源とする最低保障部分の創設を打ち出した。公的年金は加入者の保険料を主な財源としつつ、基礎年金については半額が国庫負担で賄われている。河野氏が提唱したのは基礎年金部分をすべて税でカバーする案。
 改革案が出された背景には年金制度が抱える欠陥がある。
 2004年の年金改革では少子高齢化を乗り切るために、マクロ経済スライドと呼ぶ仕組みで年金給付を抑制することを決めた。
 ところが実際には過去17年間でマクロ経済スライドを発動したのはわずか3回しかない。欠陥があるルールだったからだ。

 この結果、年金財政は04年時点の想定よりも悪化した。基礎年金の給付水準も下がる。現在満額で月6.5万円だが、将来的には4.7万円程度になってしまう。 

 ■総裁選の他の3候補 岸田氏、高市氏、野田氏は税方式に否定的な姿勢をみせている。
 河野氏以外の候補者も年金をどう立て直すのかの考え方をもっと示してほしい。


9/26(日)快晴 飯川病院日直  
1:10飯川病院起床、結構寒い。データ整理、読書など、8:30患者死亡で出勤する家内に同乗飯川病院に。9:00日直業務に。新聞チェックほか微睡も。12:00昼検食、読書など、音楽録音。12:30ダリア世話、病院のはやっと咲き始めた。書籍自炊化準備。19:30帰宅、夕食。21;00就眠。歩数計5927歩。

総裁選2021(8) 自民総裁候補に臨む(4) 人口問題・年金問題 論じるだけで対策しない国日本
 私たちが生きる日本。これから先、どんな未来が待っているのだろうか。

 最大の懸案事項は「人口減」、「少子高齢化」であり、世界一のキビシイ状況にある。しかし、日本政府は、自民党は、ほとんど有効な手立てをしてこなかったから、日本は「人口問題に何も対策しない純粋な標本の国」として、世界中の人口学者が行く末を注目している。

 今は国内の地方では産業がなく、暮らしていく手立てが乏しくなっているから若者たちは東京に集中する事でなんとかバランスを保っているが、国力が一層低下していくと国内移動だけでは生活を維持できる状況になくなる。有志ある若者の「出稼ぎ」供給国と化す??そんなことも予想されている。

 日本人は従来の延長線上でのみ物を考える。なかなか本質に迫る考えに至らない。
 少子高齢化に対しする見通しがどうしようもなく甘かった。

■ 日本の為政者たちは数字に弱く、統計の見方をご存じないのでは?
■ 否、統計とまで行かなくとも「将来の人口推計」や、「出生率の推計」すら理解できなかったのではないか??
■ 社会に生じつつある事象を、要するに、将来を読めない人たちではないか??

 その結果、
■ 2016年に日本の総人口は33万人も減。
■ 2020年代に620万人減少する、その後は、年間100万人のペースで減り、2060年には9000万人になってしまう。
■ 4割近くが65歳以上の高齢者が占める。
■ 現在すでに年金、社会保障が破綻しかかっている
■ 農・漁業や小売業、サービス業、ものづくりの現場、そして教育、介護と、あらゆる分野で人手不足の波が押し寄せてきている。
■ 日本のいたるところ、いたる職種がが、「限界集落化」のコースの上にある。

 世界の人口学者は「日本はここまで至ればもはや手遅れではないか」と固唾をのんで見守っている。


9/25(土)晴れ 家内誕生日祝外食
 1:00起床。文献チェック他。何時ものごとし。読書、自炊と書斎の整理。新聞チェック。自炊5冊、午前も同様。15:00家内に同乗飯川病院、パソコン調整、残務処理、データ整理。19:00家内誕生日を祝って外食、サンビーム四人、21:30就寝。歩数計Σ6066歩。

総裁選2021(8) 自民総裁候補に臨む(4) 原発(2) 4候補の姿勢
 自民党総裁選で各候補者の主張を知れたのはよかった。
 2050年の温室効果ガス排出「実質ゼロ」に向けて原発をどう位置づけるのか、分かれ道にきている。
 4氏に共通するのは、原子力規制委員会が安全を確認した原発の再稼働は進めるとしていること。

 ??河野候補は原発推進の自民党にあって、異色の存在。緩やかな「脱原発」を唱える。11年の東京電力福島第一原発事故後に発足した超党派「原発ゼロの会」の立ち上げメンバーでもある。発電後の使用済み核燃料の処理問題が解決していないなどから、原発の新増設は「できる環境にない」とする。
 菅首相が昨秋に掲げた「2050年実質ゼロ」に向けては、石炭や石油といった化石燃料から脱却し、太陽光などの再生可能エネルギーを「最優先」で導入すると主張。その上で「足らざる部分を原子力」で補っていくことが現実」 的だと訴える。

 ??岸田候補は原発維持と明言する。「再エネ」1本足では電力のコストや安定供給でも「十分」ではない」として、「原発維持」は大切な選択肢となると語る。小型モジュール炉 (SMR)には次世代炉の研究開発につなげていくべきだとの考えだ。ただ、ほとんど実用化されておらず、採算性などへの懸念が指摘される。

 ??高市候補も原発「維持」と明言する。小型モジュール炉には注目。しかも、安全保障上の観点から地下に設置すべきだ、と話す。また、太陽と似た核融合反応を起こし、エネルギー源として利用する核融合炉の開発への大型投資も打ち出す。高市氏の構想は積極的かつ壮大である。

 ??野田候補は原発「維持」と明言する。「絶対安定供給が電力の使命」だと、再稼働にも原発の新増設についても賛成の立場だ。供給不安定な再エネだけには頼れないと主張する。
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 総裁選の論議はその機会ではないだろうが、エネルギー問題は省エネを含め総合的に語らなければ論理的におかしい、と思う。再生エネルギーを如何に発展させようと、全体のエネルギー収支、二酸化炭素排出収支を考えなければ地球環境はダメになる。なぜいつも右肩上がりの発想しか語られないのか、私は疑問に思う。

 例えば、再生可能エネルギーとされる風力や太陽光発電に関しても原料時点から考えれば大量のエネルギーを消費して作られる。EV化した自動車だって、リチウムの発掘から生成、製造化、輸送するにも、また車体の製造部門では、タイヤ部門でも驚くほどのエネルギーを消費しながら作られる。廃棄だって同様。
 再生可能エネは地球を救う、などと短絡してはならない。

 エネルギー論は消費抑制指針を含めて論じてほしい。。


9/24(金)家内誕生日 早朝降雨のち晴れ 大曲中通病院外来  飯川病院ボランティア
 1:00起床,文献、データ整理など。ローランド録音機配線のまとめ、略完成。満足な出来。5:30可燃ごみ提出、7:35Taxi駅西口、8:11こまち、8:15大曲中通病院外来。往路徒歩、復路Taxi、15:40-19:00飯川病院。書籍データ化進める。19:20通町書店経由帰宅・夕食。20:45就寝。歩数計Σ10243歩。

総裁選2021(7) 自民総裁候補に臨む(3) 原発(1)自民党の姿勢は無責任
 我が国の原発政策は「漂流」し続けている。
 発端は10年前の原発事故。
 それまでは嘘で固めた安全神話のもとで自民党が原発を中心にすえたエネルギー政策を推進してきた。事故発生以降、自民党政権は原発推進についての総括をすることもなく、将来についての議論をウヤムヤに避けてきた。

 12年末に発足した第2次安倍政権は、原子力規制委員会の審査を終えた原発の再稼働を進めた。一方で、14年と18年に改定したエネルギー基本計画では「可能な限り原発依存度を低減する」とうたった。
我が国のエネルギー基本計画自体も腰が定まっていない。
わが国のエネルギー政策2021(1) 二酸化炭素の排出量実質ゼロは実現が極めて困難だが・・・https://blog.goo.ne.jp/mfukuda514/d/20210108
わが国のエネルギー政策2021(1) 二酸化炭素の排出量実質ゼロは実現が極めて困難だが・・・(2) 二酸化炭素の排出量実質ゼロ 原発はどうなる??

 巧みな政治的言葉の使用で、「アクセル」と「ブレーキ」の言葉を同時に並べることで、世論の反発が根強い原発が国政選挙で争点になるのを避けることにあるのだろう。

 その方針は菅政権にも受け継がれた。

 現在、意見募集をかけているエネルギー基本計画の改定案では、再エネ「最優先」の原則を盛り込みつつ、原発は「必要な規模を持続的に活用していく」とし、将来の新増設や建て替えに含みを残した。
  次期衆院選への影響を考慮し、電力業界,産業界などに配慮したため、とされる。

 現実に目をむければ、事故後に原発の運転期間は原則40年となり、1回のみ最長20年の延長が認められる。国内には建設中を含め原発は36基あり、うち再稼働したのは10基であるが、仮にすべての原発の稼働期間を延長しても2050年には23基、60年には8基に減る。新増設がなければ、原発「ゼロ」が視野に入る。

 原発の発電コストは「最安」としてきたが、それも嘘であったし、仮に事故でも生じればその対応のコストも膨大なものになる。経産省が今年8月に示した30年時点の発電コストの試算では、「安全対策費や事故時の賠償」費用が増え、原発は太陽光発電にコストの面で逆転された。2050年の「実質ゼロ」は、企業活動や人々の生活に大きな変化を強いながらコスト面などで痛みを伴う。

 脱炭素計画、プルトニウム蓄積などに対しては原発は重要な位置を占めるだろうが、核のゴミ問題もある。
 原発の負の側面も直視したうえで、原発に頼らざるを得ないのか、そうでないのかを正面から議論すべき時にきている。


9/23(木)秋分の日 降雨晴れ時々  
 1:00起床、新聞、医学文献他読む。徒然。9;00-11:00ゆきひら鍋の修理、ほぼ満足庭。午後は微睡後座学種々。読書他。彼岸用のおはぎ作りで石井さん腰痛悪化とのことで不調、19:00家内中心に調理した夕食、20:30就眠。書籍自炊3冊。ローランド録音機頻用傾向にあるが配線が複雑。配線のまとめなど開始。歩数計Σ8031歩。

総裁選2021(7) 自民総裁候補に臨む(2) 防衛問題 情報収集の重要さ
 中国の台頭や北朝鮮の核・ミサイル開発など、東アジアの厳しい安保環境のなか、日本の平和と安全をどう守るのか。自民党総裁候補の4氏は、中国の軍備拡張や現状変更の動きに対する警戒感はおおむね共通する。
 力による対抗措置に傾斜することなく、国際連携や直接対話など、外交努力とのバランスある議論を深めてもらいたい。

 敵基地攻撃能力を持つことは専守防衛から逸脱し、軍拡競争につながる懸念がある、と多くの方は言う。ただ、敵基地攻撃能力は兵器だけでやるのではない。
 7年連続、最大を更新している防衛予算について、さらなる増額を明確に打ち出しているのは高市候補。人工衛星の破壊や無人機による攻撃など、新たな脅威をあげ、現状の5兆円余りでは「とても足りない」という。
 それは確かだろう。

 宮池邦彦氏(キャノングローバル戦略研究所)の意見は示唆をいろいろ与えてくれる。以下に紹介する(一部改変)。
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 近代は戦争の形態が大きく変わろうとしている。
 軍備に拡張による抑止力は軍事力の均衡という視点にとらわれがちだが、「平時」とみられる段階から情報操作やサイバー攻撃などの様々な分野で、相手が侵略しようとする意図をくじく準備をしておかなければならない。

 現代の戦争は初期段階でサイーバー攻?や情報戦を駆使する非軍事の世界で生じる。
      
 全地球測位システム (GPS)やインターネットを使えなくする。スパイ活動やフェイクニュースなどの拡散も同時に起こる。武器を使わない初期段階で負ければ、どんなに軍事のハードウェアで戦っても勝てない。
 日本は軍時と非軍時の境目がなくなったことへの対策を考えてこなかった。

 非軍事の世界での攻撃は、誰も戦争が始まったとは宣言しない。サイバー攻撃は武力攻撃と定義できるのか?? 自衛権は発動できるのか??、基本的な点ですら整理できていない。
 現に、中国はSNS (サイト)で台湾の民主的活動の民進党の評判を下げるための偽情報を流している。世界中に情報戦をしかけ、台湾との外交関係を切らせようと動いている。
 ロシアは大統領選に介入した。

 中口ともに専門の組織がある。中国は日本にも当然しかけている。日本はどのような情報戦がしかけられているのか分析し、正しい情報を発信できるように体制を整えなければいけない。

 日本の政府は組織づくりでも問題意識は弱い。中口は数千人単位の専門部隊がいるとみられる。日本の現状の体制ではとてもかなわない。
 軍事のハードウェアとソフトウェアを総動員して、「これでは勝算はない」と思わせなければいけない。

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 氏の意見を見ると、平時ですら常に情報による戦争状態にあるということになる。
 こうした「情報戦」を勝ち抜くためには、それなりの準備を平時から進めておく必要がある。近代においては、「情報」活動を有効に展開するには、高度な訓練を経た人材を多数必要とし、さらにかれらが入手した「情報」を自国の外交、国防と主権維持のために必要な分野での政策の立案と遂行に活用する能力を、国政を担当する政治家、軍の高級指揮官に身につけさせる努力を忘れてはならない。
 また、情報戦は費用が目に見えない形で増加していくが、この方面での発想の転換が必要である。

 まもなく総裁選の投開票は始まろうとしている。
 4候補の方々の意見も聞いてみたいものである。


9/22 (水) 快晴 昼以降降雨
 0:30起床,新聞、文献、徒然などゆったり過ごす。千住真理子、北嶋佳奈録音。雨降る前に外作業、ダリア世話、草刈り34回目南面終了一段落。12:40飯川病院、14:00-15:30COVID-19ワクチン担当。病棟患者対応。微睡、散水ほか。19:30帰宅、20:45就寝。歩数計Σ9790歩。書籍自炊3冊。

?総裁選2021(6) 自民総裁候補に臨む(1) 対アジア外交・防衛問題
 現在自民党総裁選挙中である。四人の候補者はいずれも従来に比し若い。新しい時代の流れが始まった様にも思える。

 新聞紙上には各候補の考え方が毎日記載されている。内輪の総裁を選ぶ選挙と言え、与党である党の総裁は我が国の首相になるのだから各候補の意見はもっと体系的に報道されていい。候補者はいずれも党内重鎮へ遠慮した発言が見られるが、中でも野田候補が最も自由な発言しているように見受けられ注目している。高市氏は強気である。

 外交・防衛についての考え方は、あまり各候補の意見が伝わってこない。

 大国間の外交は、時に恫喝もいとわない世界である。時には強硬手段をちらつかせる。外交は武器のない戦闘とも言われる所以である。

 強面化する中国に関しては柔軟さと強硬さを織り交ぜつつ、国益と影響力の確保を図るのが各候補の姿勢である。
 菅首相はバイデン大統領との話し合いの中で一層米国寄りの姿勢を示したことで日中関係は悪化している、

 自民党総裁候補の、大国化する中国への対応をみると協調か抑止力増強か、すなわち敵地攻撃能力の有無や靖国問題などが横たわる。
 いずれの候補も、対中問題には国際社会との連携は共通する様である。東京裁判のA級戦犯が祀される靖国神社に首相が参拝すれば中国、韓国は猛反発し歴史問題が再燃する。推が首相に就くかで、中国との関係が左右されるのは確実な状だ。

 ??高市候補は、中国は衛星を攻撃する能力を持っている。日本はあらゆるリスクに対して準備すべき、と中国の脅威を力説した。敵地攻撃能力は、先に相手を無力化する必要がある、と説く。電磁パルスによる攻撃や精密誘導ミサイル配備を主張した。中国への先端技術流出を防ぐための法整備も主張。靖国には参拝する。

 ??野田候補は、中国批判を控え米中対立に対して、日本が仲裁役を果たすべきだ、と外交力を強調する。敵地攻撃能力の保有は否定しないとしながらもどこが敵なのか、議論されず言葉だけ進んだのは怖い。「外交が最善の安だ」と拙速な議論に警運を鳴らす。靖国には参拝しない。

 ??河野候補は外相経験があり、日中首脳会談を定期的に開催するとともに防衛力の強化も必要と、そのバランスをどう取るかに腐心する。勇ましい掛け声が良いというものでない。敵基地攻撃能力はかえって関係を不安定化させる要因になると指摘。相手にミサイルを撃たせない抑止力を日米で高める。日米首脳会談は定期的に行うべきだ。靖国には参拝しない。

 ??岸田候補も外相経験があり対話と防衛力のバランスを強調。敵基地攻撃能力の保有に慎重だったが、今回は「有力な選択肢」と踏み込んだ。普遍的な価値を持つ国と協調する。一方、ミサイルを防いでもさらなるリスクがある。靖国参拝に関しては時期、状況を考える。

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 ??いずれの候補も、元慰安婦などの歴史問題で韓国側に適切な対応を求める構え。早期に解決する見通しはない。
 ??北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けては、岸田、高市各氏が日朝首感会談の実現を目指す考えを示すものの、米国との交渉にすら応じていな現状を打開する具体策は見えない。野田民も交渉ルートを含めた抜本的見直しの必要性を続く。
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 外交問題は相手があるから、候補者の立場で明確に語るのは困難を伴う。歯切れが悪いのはやむを得ないだろう。


9/21 (火) 終日超快晴 中通病院外来 飯川病院 COVID-19ワクチン担当
 1:30飯川病院にて起床,文献、データ整理などなどゆったり過ごす。8:30-13:00午前中通病院外来。結構疲弊。秋銀予定キャンセル。COVID-19ワクチン担当、外来12名、病棟5名。微睡、新聞チェック。散水、19:20帰宅、夕食。20:45就寝。歩数計Σ7512歩。もったいない快晴。

総裁選2021(5) 首相になれなかった自民総裁二人(3) 谷垣総裁時代(2)大きな業績を挙げられた

 自民の谷垣総裁は野党に下野しているあいだに全国各地を回り各地の党員の意見聴取に努めた。どこでも歓迎を受けたが、氏のひととなりの良さが広く認められた。

 また、党の綱領を約一年間の議論を経て、平成22年立党以来三度目となる新綱領をまとめ上げた。
 自民党では憲法改正推進本部を発足させ憲法改正草案の策定作業がを始めた。現行憲法の前文から補則まで全ての条項を見直し、現行憲法より多い11章110条の草案が完成した。前文は全て書き換え、時代の要請、新たな課題に対応した内容となった。

 自民党は野党としては従来の野党とは異なり、単に与党の政策の問題点を追及、批判、反対するのではなく、各々論点を明らかにし、具体的な提言を行い、「責任野党」としての存在感を発揮した。与党としての長い実績があったからのことである。

 谷垣総裁は参院選を前に「与党を過半数割れに追い込めなかった場合は総裁を引責辞任する」と表明し、背水の陣を敷いて臨んだ。結果は自民党は改選議席121議席中51議席を獲得して改選第一党となった。
 そうした中、9月の総裁任期が迫っていたが谷垣総裁は立候補しなかった。

 谷垣総裁は野にありながら、震災への対応を始め、党の綱領の作成、憲法改正草案の策定など、党再生の歩みを確実にし、党史に残る数々の成果を上げた、と高く評価されている。

 谷垣氏は1945年(昭和20年)3月生まれで私より2ヶ月年上にあたる。僭越ながら同世代である。趣味は落語鑑賞、サイクリングなどと共通しているし、表情も柔和でよく笑顔もよく、私は親近感を持っていた。総裁の時の与党追求の場面などであえて悪面を作っていたのが気の毒であった。
 2016年7月16日午前、サイクリング中に転倒し、頸髄損傷により幹事長の職を辞し、翌年10月の第48回衆議院議員総選挙には立候補せず9月25日、正式に政界引退を表明した。過去の実績に拘らない去り際も素晴らしかった、と思う。私もクロスバイクでサイクリングを楽しんでいたが、2012年高校生と衝突し転倒し腹部強打し、それを機会に乗るのをやめた。

 今回、総裁時代の氏の大きな業績を振り返ったが、与党時代に氏の特質が発揮された。他の方では出来難かった、と思う。自民は谷垣氏の活躍で生まれ変わった、といえよう。


9/20(月)敬老の日 快晴 飯川病院日当直 
1:30起床、文献、新聞入力他。音楽録音、自炊3冊。8:42バス飯川病院、9:00翌朝までの日当直に就く。院内患者は平穏。飯川病院外来Mac mini OS High Serria
入れ替え。Time machineからの移行はできない。CRT故障なのか。微睡、読書、音楽鑑賞、音楽録音三昧で過ごす。12:00検食、午後もほぼ同様。18:00検食、20:00就寝。歩数計Σ6462歩。室内で過ごすのがもったいない快晴。

総裁選2021(4) 首相になれなかった自民総裁二人(2) 谷垣総裁時代(1)
 河野、谷垣総裁時代のことはもう歴史の中に埋もれかかっているが、私は比較的鮮明に覚えている。
 振り帰ってみたい。谷垣氏の総裁時代は日本を震撼させる事件が発生した。決して忘れられない時代となった。谷垣氏はこの間自民総裁として数々の功績をあげた。

 (2)谷垣自民総裁時代の日本政治の動き、国際政治、東日本大震災。
 2009年(平成21年)第45回衆議院議員総選挙は民主党の圧勝を受け、民主党、社会民主党、国民新党の3党連立で鳩山由紀夫内閣が誕生した。非自民・非共産連立政権の誕生は1994年の羽田内閣以来15年ぶりであった。

 ■異星人 鳩山由紀夫氏
 鳩山内閣は選挙時公約の実現に着手。「脱官僚」「政治主導」をキャッチフレーズに、国家戦略室や行政刷新会議を新設、特に税金の無駄遣いを洗い出す「事業仕分け」は注目を浴びた。「コンクリートから人へ」をうたい、種々の施策を打ち出したが、民主党の政策は早々に破綻を来した。
 特に鳩山首相が公約した「普天間基地移転先は国外、最低でも県外」との無責任な約束は日米関係を悪化させた。
 結局、鳩山内閣は迷走し、社民党の連立離脱を招き、6月終焉を迎えた。

 ■超短気の人 管直人氏
 次の菅直人内閣で初の国政選挙である参院選をは衆院選から一年も経っておらず注目されたが、結果的に連立与党を過半数割れにし、自民党は改選議席121議席中51議席を獲得して改選第一党となった。

 参院選後の9月7日、尖閣諸島付近海域で中国漁船を発見。漁船は巡視船に体当たりをし海保は直ちに中国人船長を逮捕した。中国政府の反発に対し、菅内閣は船長を処分保留で釈放、本国に送還した。 

 平成23年3月11日14時46分、マグニチュード9の巨大地震が発生。東京電力福島第一原発事故により全村避難事態が生じた。
 自民党は直ちに与野党の枠を超え菅内閣を全面支援する方針を表明。
 一方、官邸で指揮を執るべき最高責任者の菅首相は福島第一原発を翌日朝、ヘリで出向き50分間にわたって視察、現場作業員の作業着手が遅れた、とされる。19日菅首相は谷垣自民党総裁に副総理兼震災復興担当相としての入閣を打診したが谷垣氏はあまりにも唐突とこれを拒否した。
 谷垣総裁は被災地や避難所を視察し、救援物資の供給、被災者の救済に尽力した。さらに「東日本大震災復興再生基本法案」を衆院に提出、これは、その後、政府案との擦り合わせの結果、「東日本大震災復興基本法」として結実した。
 菅内閣に対する世論の評価はさらに厳しくなった。自民党は首相交代を求めた。6月不信任決議案が否決されたものの、与党内からも早期退陣を求める声が噴出し、8月27日菅首相は正式に退陣を表明。

 ■ドジョウの実直イメージ 野田佳彦氏
 9月に発足した野田内閣は復旧・復興を進め、民主党政権になって以来、経済界から批判が高まっている過度の円高是正、それに伴う国内における産業空洞化の対策を講じ、社会保障と税一体改革の早急な具体化を目標とした。
 野田内閣は、平成24年関連法案を通常国会に提出した。5%の消費税率を平成26年に8%に、平成27年10%に引き上げる内容であった。関連法案は6月中旬に三党の合意がなされ、8月に参院で成立した。

 ところが、民主党内では、これに反対する人々が相次いで離党し、政権基盤が揺らいだ。野田首相は関連法案成立後に衆議院解散する、と約束した。

 自民党にすれば、3年に及ぶ雌伏の時を経て、政権奪還の機会が訪れようとしていた。


9/19(日)快晴 
 1;00起床。本読み、録音作業、早朝・夜間は結構寒い。読書、新聞入力などいつものごとし。書籍自炊4冊進める。午前は座学。10:00-11:30草刈り33回目、畑・農道中心。微睡後午後14:00-15:30草刈り34回目、南側約半分終了。新聞記事チェック、読書、音楽録画進める。19:00夕食、20:45就寝。Σ8532歩。

総裁選2021(3) 首相になれなかった自民総裁二人(1) 河野洋平氏と谷垣禎一氏
 現在自民党総裁選挙中である。四人の候補者はいずれも従来に比し若い。新しい時代の流れが始まった様にも思える。
 自由民主党は、1955年(昭和30年)の結党以降ほぼ全期間にわたって政権与党の座にあり、初代の鳩山一郎氏から現職の菅義偉氏に至るまで歴代総裁25人の中で23人が「総理総裁」となっており、首相を兼任しなかったのは河野洋平氏と谷垣禎一氏の2人のみである。

 河野、谷垣氏の総裁時代のことはもう歴史の中に埋もれかかっているが、私は比較的鮮明に覚えている。
 振り帰ってみたい。懐かしい政治家の方々の名前が登場する。

 (1)河野洋平総裁時代の政治
 宮沢首相数々の困難に直面していた。氏が打った衆院の解散による総選挙は、平成5年7月。自民党は解散前に新生党、新党さきがけへの離党で過半数を大きく割り込む状態になっていた。選挙結果は、衆院の過半数256議席を大きく割り込む223議席にとどまった。自民党は初めて野党に下野した。

 7月、自民党総裁選が行われ、河野洋平氏が第16代総裁に選ばれた。宮沢内閣は8月5日に総辞職。これまでなら自民党総裁として後継首相になる河野新総裁は、野党の党首になった。

 多数の党の連立で成立した細川政権は副総理・外相に新生党党首の羽田孜氏、官房長官に新党さきがけ代表の武村正義氏。細川首相は非自民政権を率いたわけだが、いわば政治の素人集団による政権であった。しかも、「自民党の政策を継承する」とした。
 細川首相が会見で先の大戦を「日本の侵略戦争」と断定して各方面から強い批判を浴び、平成6年に、新税「国民福祉税構想」を大蔵省などの言うがままに打ち出し、即座に撤回するという失態を演じた。

 細川政権内部には新生党と新党さきがけの対立があったが、致命傷は細川首相個人の東京佐川急便からの一億円借り入れ疑惑であった。
 平成6年4月細川内閣が総辞職し、その日の衆参院本会議で新生党党首の羽田孜氏が指名された。ところが、この直後、社会党は連立を離脱し、羽田政権は瞬く間に少数与党内閣に転落した。
 このため、羽田内閣はわずか二カ月で終焉した。
 
 自民党に社会党が政策転換を約束して応えることになり、11か月後の平成6年6月末、自民、社会、新党さきがけの村山連立政権が成立して自民党はなんとか政権政党に戻った。

 村山政権は副総理・外相に河野自民党総裁、蔵相に武村正義新党さきがけ代表、官房長官に社会党の五十嵐広三氏で発足した。社会党はこの後、9月の臨時党大会で自衛隊を合憲とし、日米安保条約を認める歴史的な政策転換を行った。この保身転換がのちの党の零落の原因となる。村山政権時代に阪神淡路大震災が生じたが、日本の危機管理の甘さが露呈し、政府・首相官邸の、日本全体の危機管理を再点検するきっかけとなった。

 村山政権は、かなりの実績をあげ、頑張ったといえよう。アジア各国への日本の立場を明確にする「戦後五十年の国会決議」も衆院本会議で行った。ただ、平成7年春の統一地方選では、青島幸男氏、横山ノック氏が政党の推薦を受けずに当選するなど、無党派層有権者の拡大がみられ、政治情勢は必ずしも安定しなかった。

 そんな中で行われた7月の参院選挙で自民党は三年前の獲得議席67を大幅に下回り、46議席にとどまった。この結果が、この年秋の自民党総裁選で、河野氏から橋本龍太郎氏に総裁が交替する動きにつながった。


9/18(土)ほぼ終日降雨 午後より晴れ間  
1:00起床。新聞チェック・文献読み。画像データなど整理。本日は外仕事できない。午前から座学三昧。音楽録音、音楽関連録画チェック、N響定期公演:中心に。井上道義指揮N響定期公演:シベリウスNo7、英雄など。オーディオケーブル再確認と整理、大量のピンコード廃棄。新聞、単行本データ化、19:00駅弁で夕食。20:30就寝。歩数計6150歩。

総裁選挙2021(2) 今回は本命のない?フラットな選挙になるか
 総裁選挙は本日が告示日。4氏が名乗りをあげた。
 昨年の総裁選では、長老主導で党員・党友投票は見送られ、主要派閥がこぞって支持した菅氏が国会議員票の大半を固め、告示の時点でほぼ当選を確実にしていた。バカな選び方をしたものだ。

 今回は全くの様変わりで、まさに「本命」なき選挙戦。議員投票も岸田派以外の6派閥は自主投票。これは本来の民主主義の姿で私はいいと思う。
 党員投票も行われ、その結果をもとに割り振られる地方票は383票で議員票と同等の重みを持つ。

 昨日の立会演説会で、4氏が共通して口にしたのが「国民」という言葉だった。
 4氏の論点の印象は以下の如く。
―――――――――――――――――――――――
 ■岸田氏は丁寧で謙虚な政治、多様な意見に寛容な政治。 
 ■野田氏は反省と検証が必要。
 ■河野氏は国民に共感してもらえる政治。
 ■高市氏は国民の命と安心安全を守る政治。
―――――――――――――――――――――――

 ■森友問題の公文書の改ざんは菅政権は再調査を拒否した。野田氏が再調査、河野氏は否定、岸田氏は出馬表明当初、国民への説明が必要との見解を示したが、その後は否定し後ろ向き。高市氏は裁判中を理由にコメントを避けた。私は野田氏の姿勢を評価する。

 ■選択的夫婦別姓は野田氏は推進派、河野氏も賛成を明言。高市氏は慎重派の代表格。岸田氏は推進派? 私も推進がいいと思うる。

 ■脱炭素化社会実現政策の原発の扱い。一気に脱原発は不可能だろうが、核のゴミ問題、プルトニウム蓄積問題はどうするつもりなのか。

 ■北朝鮮の弾道ミサイル発射などで「敵基地攻撃能力」の是非。憲法9条に基づく「専守防衛」を逸脱する可能性があるが、私は方向性はいいと思う。十分な議論を望みたい。

―――――――――――――――――――――――

 9年近く続いた安倍・菅政権の功罪を総括し、「負の遺産」にけじめをつけることが、国民の信頼回復には欠かせない。日本は総括為して次の懸案に取り組む傾向があり、私は不満に思っている。

 自民は党内の選挙だから過去の政権に阿る内向きの姿勢に陥ってきた。そんな姿勢で首相を出してきたのは問題である。

 国民の信頼回復を第一に考えて総裁選を進めるべきだ。今回は何かしらの新しさが期待できそうな気がする。


9/17(金)晴れ 大曲中通病院 飯川病院ボランティア
 1:20起床。新聞チェック・文献読み・徒然など。書籍自炊による電子化、電子データ整理。5:30可燃ごみ。7:35Taxi駅東口に。8:11こまち12号、改善しつつある腰を守るために徒歩せず、9:00外来、秋田駅軽食、15:20-18:45飯川病院ボランティア、散水など。19:15帰宅、21:00就寝。歩数計Σ7088歩。

総裁選挙2021(1) 複数の女性候補の登場が大きいが・・
 菅首相の後継を決める自民党総裁選には、女性二人を含む4氏が立候補を表明した。投票は29日という。
 私はCOVID-19対策以外の多様な課題を巡る論戦を期待したい。

 立候補するのは河野行政改革担当相、岸田前政調会長、高市前総務相、野田幹事長代行の錚々たるメンバーが揃った。女性の総裁選選挙立候補は2008年の小池百合子氏以来。やっと日本も変わりつつある、と実感できる様になった。

 自民党総裁選挙は2、3の例外はあったが事実上の後継首相を決める選挙。

 菅首相はCOVID-19が後手に回った?と言う批判、国民への説明不足が批判され、支持率低下を招いた。前者に関しては、私は必ずしもそう思っていはいないが、最近全国的にCOVID-19の感染者数は減少傾向が顕著である。これこそ菅首相のCOVID-19対策の成果!!!!と思う。つい先日まで総裁戦出馬に意欲を示していた菅首相にとっては不出馬を決めた以後に思いがけない成果があわわれた。

 しかし、COVID-19対策はまだまだ先がある。後継首相の最大の課題は感染収束へ向け、ワクチン接種の加速や医療逼迫の解消を進め、低迷した社会経済活動を蘇がえさせることにあることは論を待たない。

 安倍前政権とそれを継承した菅政権の計8年9カ月をどう評価し総括するのか。
 私は前々政権、前政権継承などと一言も言ってほしくない。
 自民党総裁選挙は長期を占めた安倍政権の間は別として、その前後を含めドタバタ劇を繰り返してきた。
 基本的に自民党内の選挙であるが、実質的には首相を選ぶわけだからもっと国民に向けての政策の提示が欲しい。選挙期間も短すぎる。だから、安易に前政権を継承すると言う言葉が出てくる。

 安倍前々政権で弛緩してしまった今後の日本の進路をどう選択するのか。特に危機管理の分野で。もう世界情勢は変わってしまった。それらを明らかにすることは不可欠だ。

 自民が国民の信頼を十分に得ているのか?それも疑問である。野党が不甲斐ないから相対的に上にいるだけ。信頼を取り戻せるかは、総裁選の論戦を通じて実効性のある具体策を示すことができるかどうかに懸かっている。


9/16(木)晴れ 健康クリニックデータ判定 飯川病院
0:15起床。腰痛と左下肢に痺れ、いわゆる坐骨神経痛。文献若干,本読みなど。書籍自炊データ数冊。ダリアなど。12:07バス飯川病院着、13;15健康クリニックデータ整理、14:00飯川病院勤務、入院患者対応、文献読み、新聞チェックほか。読書進める。19:15帰宅、夕食、20:45就寝。歩数計Σ7338歩。

終活2021(8) まだオーディオ機器が残っていた(2)
 ケーブル類の他に出てきた小物は、LUX社のスピーカー切り替え機AS-5、SONYのレコードプレーヤーPS-F9、Audio-Technika社のヘッドホンアンプAT-HA20で、いづれも今回廃棄した。

 
 (左からSONYのPS-F9、LUX社のAS-5、Audio-Technica社のAT-HA20 そばにいるのは我が家の雪絵、これは廃品ではない)

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 SONYのレコードプレーヤーPS-F9は1983年2月発売の魅力的な製品である。コンパクトで移動に便利、私は発売とともに購入した。当時私は秋田大学内科学教室で学んでおり、県内の数病院で外来、週末には日当直をも担っていた。後者の場合はパソコン一式とレコードを20枚前後と簡易式のオーディオ装置を持ち運び、研究のデータ整理などをしていた。
 当時は多忙であり、自宅でレコードを聴く時間が乏しかったからこの日当直の時間は貴重であった。
 この時にすこぶる便利だったのがこのPS-F9であった。水平にしても立ててもよく、カートリッジの駆動はリニアトラッキング式、FMトランスミッター内臓でFMテューナーでもよし、ラインで繋ぐもよし、ヘッドフォンでも聞くことができた。また電源はACでもDCでもよかった。要するに私が求める機能はほぼ全て揃っていた。
 1985年大学を辞し、オーディオ環境も変わり自宅の書斎が中心になったために徐々にPS-F9使用頻度は減少し、物置に鎮座となったもの。種々のアイデアを豊かに取り込んだ意欲的製品だったと思う。

 
 (当時、製品を紹介した文献)

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 ヘッドホンアンプのAudio-Technica社のAT-HA20は普及品レベルのアンプである。ミニコンポレベルのヘッドホン回路はスピーカー出力の一部に抵抗を入れてインピーダンスや出力を調整しているので質的にいいとは言えない。本品はオーディオ出力を専用回路で増幅する。当時愛用していたヤマハのヘッドホンHP-1の機能はこのアンプで1-2ランク向上した。
 最近はHP-1はノイズキャンセル機能付きのヘッドホンに代わって使用頻度が低下したために退役させることとした。

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 後日談。
 先日、たまたまオークション関連のサイトを見る機会があったが、LUX社AS-5は7千円前後、SONYのPS-F9は10-15万円、Audio-Technica社のAT-HA20は4千円前後で取引されており驚いた。

 今まで廃棄した製品は数多いが、一体どれほどの値があったのか?
 ちょっと後悔した。


9/15(水)快晴 朝腰痛軽度発症 飯川病院 
1:00起床、文献若干,本読み。書籍自炊データ化。早朝不用意にくしゃみ腰痛軽度、なく体調不良、オーディオケーブル再確認と整理、大量のピンコード、オーディオ機器廃棄、12:12バス飯川病院に。文献読み、新聞チェックほか。14:00-15:50 COVID-19ワクチン接種+入院患者対応、散水はせず。19:15帰宅、夕食、20:45就寝。歩数計Σ7514歩。

終活2021(7) まだオーディオ機器が残っていた(1)
 今朝、不用意な姿勢で大きくクシャミをした途端軽度の腰痛と左下肢の坐骨神経痛様症状が発症した。あまり厳しい状況にはならないと思ったが数日は無理しないことにした。

 本日さいわいデューティフリー日。午前は家の中で静かに過ごすことにした。午後は飯川病院でCOVID-19ワクチン接種の業務が待っている。

 書斎の隅の物置コーナーにはまだ廃棄しようと思っているできる物品が残っている。まずそれらに手をつけることとした。
 あるある、オーディオ・ビジュアル関連の機器が若干と大量のピンコードが出てきた。

 私は2000年頃まではオーディオを趣味とし音質向上に勤しんでいた。機器も適宜グレードアップし結構に気に入っていた。
 しかしあるとき、私のプリアンプが故障し、浜松の本社で修理することになったが、その間、故障した機器の1割程度の値段の機器を馴染みのショップから借用して聴いていた。なかなかいい音で鳴ったが、修理が終わって戻ってきた私の愛用品と比較したが、私の耳にはその違いがわからなかった。

 私はこの時を機会に音質の追求をやめ、音楽鑑賞中心に変わった。出入りのショップとも決別した。非は私にあるが、今思えば、私はネギを背負った鴨の様なものだった。
 私のオーディオ機器は徐々にミニコンポに置き換わった。愛用してきた大型スピーカー、タンノイのGRF memoryも2019年に中古品業者業者に引き取られていった。

 比較的大きな機器の廃棄はその時点で終わったが、まだ小物が残っていた。
 その中で驚くほど沢山残っていたのがオーディオケーブル、ビジュアルケーブルである。ユウに100本以上あった。

 
 ( 写真は半分程度しか写っていない。実際にはこの倍量ほどあった)

 私はケーブル類は単体で購入したいわゆる高級品と言われる10本ほどしか使っていなかったから、これら出てきたケーブルは全く未使用品であった。これらのケーブルはオーディオ機器に付属してきたものである。このケーブルの本数を見ただけでも購入した機器の数が知れようと言うもの。自分の身の程知らずの馬鹿さ加減に今更驚いた。

 もうすでにオーディオケーブルの時代ではない。新しいテレビ、AVアンプ、Blu-rayレコーダーなどは殆どHDMIケーブルで繋ぐ様にできている。だからふたため役に立つことはないだろう、全て廃棄した。

 ケーブル類の他に出てきた小物は、LUX社のスピーカー切り替え機AS-5、SONYのレコードプレーヤーPS-F9、Audio-Technika社のヘッドホンアンプAT-HA20 である。

 このうち、スピーカー切り替え機AS-5はLUX社のロングセラーモデル。
 1台のアンプから4台のスピーカーへ切り換えができた。ヘッドフォン端子付きで有用であった。私はスピーカーの比較視聴などには興味がなかったが、浴室を含め家中の主要な部屋のどこにいても音楽を聴けるように配線を張り巡らせていたから便利な器機であった。 
 さよなら、LUXのAS-5。お世話になりました。


9/14(火)晴 中通病院外来、飯川病院
 1:00起床。新聞・医学論文チェック他データ整理。書籍4冊ほど自炊データ化、
5:00ゴミ出し。6:47バス飯川病院、8:45-12:45中通病院外来混雑なし。14:00-19:00飯川病院、5微睡。19:15帰宅、夕食、21:00就寝。歩数計Σ9780歩。

ラジオ2021(6) AM放送局の経営難でFM化する予定 秋田放送は参加せず
 AMラジオ局が2028年までにAMからFMに一本化できるよう、制度を変えてほしいと日本民間放送連盟が2019年3月末に総務省に要望した。

 AM放送の、電波を遠くまで飛ばせるいう利点が失いつつあるためにAM47社のうち44社が、2014年からAMの番組と同じ放送をFMでも流す「FM補完放送 」をやっている。だが、インターネットの普及などで広告収入が減っており、両方を続けるのは費用の二重負担になって苦しいと言うことで、生き残りをかけてFM一本化を要望したもの。

 さらに、このAM波の送信には広い土地が必要で、送信所は海辺や河川敷にあることも多く、水害や津波にも弱い。築50年を超えた古い送信所もあり、建て直しは厳しい。
 だから、簡易な設備で放送できるFMに一本化したい局が多くなったのが背景。

 国が認めると、民放AMラジオ局47局のうち3局を除く44局がFMに移行する見こみ。でも北海道のように広く電波を飛ばす必要がある地域では、AMも残りそう。NHKも続けると言う。この一局の中に秋田放送が入っている。

 秋田放送と北海道の放送2局は多額の設備投資が必要なことを理由にFM一本化への参加を見送った。FMは電波の届く範囲は狭いが、音質が良いのが特徴。AMに比べて簡素な送信設備で済み、設置・運用コストも安い。

 これらの3局がFM転換を見送る最大の理由は、AM並みに聴取可能エリアをカバーするのが困難という点。
 秋田放送のFM局は、秋田市の大森山にある親局のみで、現状でも県内でFM秋田を聴くには大型のFMアンテナを装備する必要がある。総務省が掲げる世帯カバー率90%程度まで引き上げるには、新たに中継局を6カ所増やす必要があるが、費用捻出の見通しが立たないという。

 エリアが狭まれば、スポンサー離れが起きかねない面のデメリットも立ち上がる事になる。これは局側の首を一層絞めることになる
 また、FMで番組を聴くには「ワイドFM」に対応したラジオが必要になるが、車載ラジオにも「ワイドFM」全面的に広く普及しているとは言い難い。

 秋田放送は苦しい選択をした。


9/13(月) 快晴 健康クリニックドック 飯川病院 
 1:00起床、新聞・文献チェック。データ整理、自炊文庫本4冊。6:47バス飯川病院。新聞チェック、9:00-11:30健康クリニックドック15人+結果判定14人分。11:45飯川病院、微睡ほか、14:00-18:50勤務、15:00入院患者対応、入院患者COVID-19ワクチン接種。読書他、19:15当直医来院待ち帰宅、19:30夕食、20:30就寝。歩数7160歩。

ラジオ2021(5) ネットラジオの活用(2) 高音質に満足 かつての録音機器を引っ張り出した
 インターネット放送の歴史を見るとインターネットのラジオ放送は1996年頃かららしい。インターネットが普及していなかった当時は、リスナーの反応はほとんどなかったが、関係者の中では将来の有望な放送メディアの一つになりうるとして期待されていた、という。それが一般ユーザーに普及するまでに20年ほど要した事になる。

 1998年にラジオNIKKEIがインターネット放送を開始し、2008年には全国の民放局の放送をインターネット配信する「Radiko」が開始となった。
 2011年に「NHKのらじる★らじる」が全国配信を開始。インターネットラジオの普及が広がった。

 「Radiko」、「らじる★らじる」は基本的に地上波放送と同様の内容をほぼ同時に配信する「サイマル配信」と言われる方式である。そのほかに利用者のリクエストによっていつでも聴取できるオンデマンド方式がある。

 提供されている番組や期間に限定があるが、私はもう一度聴きたい番組や、高音質で録音したい内容の音楽番組は「NHKのらじる★らじる」のオンデマンド「聞き逃しサービス」を利用している。

 ネットラジオはとても高音質である。これを無駄に聞き逃す手はない。
 この春から約5−6年間仕舞い込んでいたローランド社製のポータブル録音機「Edirol R-09HR」、オリンパス社製「Radio Server Pocket PJ-10」を再度使い始めた。古い機種であるが両者ともに録音再生機能は十分である。前者の内装マイクは十分に高機能で鳥の鳴き声等の録音、会議等の録音に実力を発揮する。後者はラジオ機能もついておりAM、FMも聞くことができる。


(左がローランド社「Edirol R-09HR」、右がオリンパス社「Radio Server Pocket PJ-10」 ともに軽くて移動中にも利用できる)

 これらで録音した音楽ソースはヘッドフォン、ミニコンポでいい音で再生され、私は満足している。

 なお、ネットラジオのサイマル放送は多機能スピーカー「Amazom Echo Show5」で聞いている。
 ネットラジオの配信で私のラジオ生活は一層充実した。


9/12(日)時に降雨午後晴れ 免許証返納一年経過  
1:15起床、新聞入力、自炊、本読み。午前はダリアの世話、草刈り32回目。ナスの収穫、トマトキウリは終了、枝・支柱処理。12:00ゾンタ出席の家内に同乗、飯川病院、書店へ。15:30帰宅。午睡など。19:00夕食、20:45就寝。書籍自炊化進める。歩数計Σ6580歩。

?ラジオ2021(4) ネットラジオの活用(1) AM→ FM→ AM→ NetRadioに
 私はメディアからの情報収集としては第一に新聞、第二にラジオ、第三に書籍、・・・の順である。

 私のラジオとの付き合いは小学校低学年からの鉱石ラジオから。以来今まで私はラジオを愛好してきた。
 1960年代に入るとラジオは真空管の5球スーパーからトランジスタラジオに変わる。ラジオに関しては贅沢な機器を用いてきたが、放送工学に進んだ実兄が手配してくれたからである。いつも放送を聞きながら勉強し、寝る時は鉱石ラジオを聴きながら眠った。

 1953年TV放送が始まり、メディアの主役がTVになりラジオは衰退する。
 1958年頃、我が家もTVを購入し、一時的に私もTVに興味を持ったがすぐに興味は薄れた。TVは誰かが作った画像を無理矢理見せられるものであり、ラジオでは自分の想像によるイメージが頭の中に広がる。これは気に入った小説が映画化され、それを見るとガッカリすることが多いのと同じことである。

 1965年(昭和40)頃からはNHK-FM放送が中心になった。音楽番組を聞くのに段違いの音質の良さがあった。
 この後しばらくは音楽中心の聴取になり、オーディオの世界にのめり混んだが、2000年頃に音質追求から徐々にAMのラジオ第1放送に戻った。やはり無機的な名曲群よりは、人間が登場し、会話中心の、より人間的な話題が多いNHK第一放送の方が心が温まり、情報量も多いと再確認したからである。

 2015年頃から私もネットラジオを併用し始めた。電波でないから混線もなく、音質も極めてよいことから音楽を中心に利用する時間が増えてきている。

 私のラジオ歴は、AM、FMを経てNetRadioに到達した。

 私が聞くネットラジオは内容的には通常のラジオ放送と同じ内容であるが、ラジヲの機器は不要でパソコン、iPhone、iPadなどで聞く。
 電波を用いたラジオ放送では電波事情では聞き難かったり、混信が発生するが、ネット環境があればネットラジオは混線もなく、クリアに受信できる。パソコンにオーディオ機器を繋ぐととてもいい音質で音楽を楽しめる。

 音楽を聴く場合、もう電波を用いた放送には戻れないほどである。


9/11(土)快晴曇りと不安定 飯川病院日直 
1:00起床。蓄積資料整理。概ねいつもの如し。9:00-11:00ダリアのメインテナンス、追肥、草刈り31回目。ナスの収穫。12:15太平方面にりんご買いに行く家内に同乗、飯川病院。12:30-19:00午後日直、読書、飯川病院外来のMacMiniメインテナンス、なんとか成功。データ整理など。昨年、自らの運転としては最後。微睡。19:30夕食、20:30就寝、歩数計Σ6918歩。一昨年千秋花火大会、昨年以降中止。

本 秋本治著「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2) 庶民的視点の作品
 「こち亀」は集英社発行の「週刊少年ジャンプ」で1976年9月から約40年間にわたって一度も欠裁することなく連載を終了した。作者の心技体がずっと維持されていたことで驚くべき業績である。

 当時の新聞によると、秋本さんは連載終了を祝うイベントで、「引き際としては、祝ってもらってスッと消えるのが一番良い大団円の場かなと思い、連載終了を決めた」と決断の理由を語った。

 「こち亀」は、東京の下町の派出所に勤務する警察官を主人公にしたギャグ漫画。ギャンブルやゲーム、プラモデルなど幅広い趣味を持つ型破り、かつ多彩な主人公のキャラクターが広い世代に愛された。


 40年も続く長寿作品になったのはなぜだろうか。
 「こち亀」は2016年、ギネス世界記録の「最も発行巻数が多い漫画シリーズ」に認定された。単行本の累計発行部数は1千万部を超えた。

 なぜ、このタイミングで終わったのか。今でも惜しむ声は広がる。

 少年漫画誌は読者アンケートで常に人気を測られる浮き沈みの激しい世界とされる。なぜ、「こち亀」は40年も続いたのか。子どもも大人も楽しめる内容だからであったからなのだろう。 「こち亀」には、ゲーム、フィギュア、ドローンなど時代を映す物がよく登場する。成人や熟年、高齢者の愛好家が喜んで納得するような、ちょっとマニアックで最先端のネタを扱っている。 かみくだいて出しているから誰にも受ける。読者第一の姿勢がすごい。

 「ドタバタ劇」も「懐メロ」も「人情もの」も、「時代の最先端を行く話」もある。作者は、漫画以外のいろんなことを知っていて、非常に幅が広いかたなのだろう。

 当時「ゴルゴ13」を43年以上描き続けていた漫画家さいとう・たかお氏は「ああいう作品は天才でしかできない。あそこまで感性と計算ずくめで続けていたのは奇跡に近い。ご苦労さまと言うしかない。連載があれだけ長くなると、止めるに止められなくなる。「こち亀」雑誌の顔でしたから、よく決断できたなあ。寂しいのと、うらやましいのと、不思議な気持ちです」とコメントしている。
 ちなみに、さいとう氏の「ゴルゴ13」は2021年「こち亀」の記録を抜いてギネスNo1となった。

 「ゴルゴ13」は国際情勢を反映している。
 「こち亀」は我が国の庶民レベルの歴史を反映している。
 ともに素晴らしい作品である。


9/10(金)快晴 大曲中通外来 飯川病院ボランティア 
 2:00起床、新聞・文献他、本読み。書籍自炊化。5:10可燃ゴミ提出。7:35Taxi秋田駅東口、9:15大曲中通病院、往徒歩。書店訪問、15:30飯川病院ボランティア。散水他、19:15広表経由帰宅、夕食、20:30就寝。歩数計9989歩。

本 秋本治著「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(1) 1916年にギネス登録
 さいとうたかお著「ゴルゴ13」シリーズの単行本201巻が本年7月に発売され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として長寿漫画でギネス世界記録に認定された。「ゴルゴ13」シリーズはまだ連載は続いている。

 それまでの記録は、1916年に最終巻となった秋本治作「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」で200巻であった。

 両者とも大変な業績を成し遂げた、と思う。私はどんな方法で集めたか失念したが、「こち亀」は145巻までライブラリーに入っている。子供たちと分担して適宜買い集めていたのだったろう。私が好きな作品の一つであった。
 ギネスに登録されたこの2作品を読み続けてきたことに、私は改めて満足感を得ている。

 「こち亀」は、1976~2016年、「週刊少年ジャンプ」に一度の休載もなく連載された。一貫して庶民の目線で、飾ることなくその時代の空気を描き続けた。昭和から平成の日本社会を追う力作だ。
 「こち亀」は、主人公として、体力だけは人の5倍ほど、おっちょこちょいでありながら人情にもろい型破りな警官・両津勘吉が東京の下町を舞台に繰り広げるドタバタ喜劇であり、世相や流行を貪欲に取り込んだ情報漫画でもあった。40年にわたって時代と並走し続けた末の全200巻。作品は、日本の風俗を伝える史料にもなっている。

(表紙)

 連載開始当初の劇画タッチで粗暴な両津勘吉は、時代とともに性格が丸くなり、最集巻近くでは、小型無人飛行機ドローン、歌声合成ソフトのボーカロイド「初音ミク」、コンパクト電気自動車、最新技術をネタに、両津勘吉がうんちくを語る知的な面を覗かせる。
 「呑む・打つ・エッチ」な生態は終始変わらないが、どんな分野にも一家言ある。こち亀が長期連載になったのは、早い段階でうんちく話が作品の大きな柱になったことが大きい。

 連載初期では、ベーゴマやメンコといった、一昔前の遊びや話題について語ることが多かった。カラオケ、スニーカーなどのはやりものから、1993年の米不足によるタイ米輸入、2011年東日本大震災後のコンビニ商品の買い占めといった時事ネタまで取り込んでいった。
 100巻前後からは、とりわけパソコンやケータイなどのIT機器を巡る話題が増え来ていく。だが、単に新しいものを追っているだけではない。シルバー世代向きのカセットなどのアナログの話題も織り込む。新旧が不思議な形で同居する日本社会の描写がおもしろい。過去と現在の混在は、結果的に幅広い読者層をひきつけた。

 全巻を通読している人は意外と少なくとも、子供の頃に読んだ「こち亀」で世の中の仕組みを学んだ人、私もそうであるが、にとって一は、意識しない精神的なインフラになっている。

 豊富な話題を支えたのは、両津勘吉と上司の大原部長、大金持ちの美男一美女である中川と麗子ら派出所メンバーの周りに現れる癖のある脇役たちで、時に主役格を与えて広範な話題に迫っていく。


9/9(木)夜半から激しい降雨 午後晴れ 午後飯川病院 
1:00起床。文献検索、新聞チェック、微睡など、書籍自炊多数、ダリア枝のまとめ。雨で外無理、座学。10:12バス予定も途中で激しい降雨、見知らぬ方に声かけられ同乗飯川病院まで送っていただく。助かった。10:30飯川病院、院長多忙で補助。入院患者対応。15:00-16:10秋銀スタッフ2名来院。19:00-20:30院長ネット学習、補助。帰宅、夕食、20:50帰宅夕食、21:50就寝。歩数Σ4999歩。

本 「ゴルゴ13」シリーズ(2) 私のイメージはAI兵器(1)そのもの
 「ゴルゴ」はなぜこれほど長く親しまれているのか。
 私は以下のように考える。
―――――――――――――――――――――――――――――――
 ■まず、漫画自体が丁寧に作画されている。私の好みに合う。
 ■主人公である「ゴルゴ13」は約束をしたとは必ず守り、
 ■自分の仕事に対しては、全て自身が責任を負い、筋を通す生き方を貫いている。
 ■「ゴルゴ13」は「自分は自分の考えで動く」。自分の価値観で行動する。
 ■一方では、つねに周りの意見に耳を傾け、情報を手に入れることを決して怠らない。それは自分の命を守るためにプロとしての必須の姿でもある。
 ■常に読者をハラハラさせる緊張感が漂う。
 ■目標達成は100%・・・・・などなど。
―――――――――――――――――――――――――――――――
 
 こういうタイプの人間は、現代の日本には非常に少ない。だからこそ、日本人は「ゴルゴ13」に魅力を感じ、惹かれるのかもしれない。青年から熟年まで愛好者は幅広い所以であろう。

 漫画家としての仕事は実に大変だ、と思う。情報を集め、作品の発想を決め、構成を練る。次に作画をし、セリフも考えなければならない。大変な粘りの連続が求められる。これが53年も続けてきた。
 私は、「ゴルゴ13」のキャラクターはおそらくは作者自身の性格と酷似しているのではないだろうか、と推定する。
 私は「ゴルゴ13」シリーズは将来のAI兵器、それも人間型のAI兵器の姿を浮かべながら読んでいる。

 AIの軍事利用についての現状は以下の如くである。
 AIや無人型の兵器は、火薬、核兵器に次ぐ「第3の軍事革命」とも言われる。
 兵器開発は米国、中国、ロシアなどがこうした技術開発にしのぎを削る。
 一方、人間の生死にかかわる決定をAIに委ねる倫理的問題を孕む。

 Al兵器の技術の多くは、既に実用化されているか、試作段階にある、とみなされている。

 こうした兵器は以下の3種類ある。
―――――――――――――――――――――――――――――
■人間の指令で標的を選んで攻撃する「準自律型」。
■人間のオペレーターの監視下で兵器が標的を選び攻撃する「人間監視自律型」。
■人間が介在せずに攻撃する完全自律型」。
―――――――――――――――――――――――――――――

 こうした軍事技術の革新に最も力を入れるのが米国。
 米国では無人攻撃機「プレデター」など「完全自律型」も登場。戦闘が大きく変わろうとしている。
 オバマ政権下の2016年、国防総省は自律型兵器と既存の兵器システムを統合する「無人システム統合計画」を発表。「自律型システムとロボットエ学が戦闘概念を革命的に変化させる可能性がある」と強調した。トランプ政権も方針を踏襲。無人型兵器の開発に約37億$、AI関連に約9億$の予算を計上した。

 中国も軍事へのAI活用に余念がない。AIは軍事革命を加速させ、軍事作戦や兵器体系、戦闘力を刷新する、と言う立場である。

 ロシアも近い将来、完全にロボット化された部隊が作られ、独立して軍事作戦を遂行することが可能になる、と強調。予算や技術力は米中に及ばないとされるが、既に無人戦闘車両「ウラン9」や無人戦闘機「オホートニク」を開発している。

 AI兵器の登場は戦闘の様相を一変させる。多分、将来的にはピンポイントの戦いになっていくだろう。当然、防御システムもAI化されるだろう。

 「ゴルゴ13」は人型のAI兵器の姿を彷彿とさせるものがある。


9/8(水)晴れ小雨、風つよし 午前ダリアの風対策 飯川病院
1:20起床。主として座学、途中微睡。午前ダリアの風対策、11:00整形受診の石井さん関連で家族に同乗、飯川病院に。文献検索、画像データ整理、COVID-19ワクチン担当。本読み他。ネットラジオ介して音楽録音2時間、新聞チェックほか。19:30帰宅夕食、20:30就寝。歩数計Σ7687歩。書籍自炊化。

本 「ゴルゴ13」シリーズ(1) ギネス世界記録に認定
 さいとうたかお著「ゴルゴ13」シリーズの単行本201巻が発売された。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として長寿漫画でギネス世界記録に認定された。

 それまでの記録は1916年に秋本治作「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で200巻、その巻数を超えた。

 両者とも大変な業績を成し遂げた、と思う。

 「ゴルゴ13」シリーズは私の好きな分野の作品である。
 医学生の頃から最近まで、散発的ではあったが楽しんできた。実際に私が購入し、自分のライブラリーに収納している作品はNo150前後の20冊程度に過ぎないが、私はいつでもクールな、約束を絶対に反故にしない主人公のキャラクターに憧れてきた。


(150管の表紙)

 ここ数年は、今問題になりつつある「AI兵器」のイメージを重ねて読んでいる。

 主役は、身長182cm 、体重80Kg、英語やアラビア語など18カ国語に精通する、寡黙な国籍不明のA級スナイパー、デューク東郷こと「ゴルゴ13」。この主人公は当初から全く老いていない、それ以上に時代に合わせて進化しているのが面白い。

 ビッグコミックに初めて登場したのは、冷戦期まっただ中の1968年。それから53年。初期の話題は、東側と西側の諜報員の人質交換、CIAがソ連の軍人の暗殺を依頼する話題など、東西の対立が関わるエピソードが目立つ。
 1989年に冷戦が終結。一時、「ゴルゴ13」の行く末が案じられたことがある。

 しかしながら、それ以降も、ゴルゴは消えなかった。
 経済摩擦や科学、環境問題、領海侵犯など、日本が置かれている国際的な緊張関係も取り入れ、時代に即応したテーマが人々を引きつけた。常に実際の国際情勢も反映し、時代を描いてきた。その「現代的」内容が、読者がついていく魅力になっている。

 テロや誘拐事件など国際犯罪の対策に携わってきた専門家も「物語の切り口のとなる国際問題についてよく調べており、読んでいて全く違和感がない」、と評価している。

 著者のさいとう氏は「目まぐるしく変化する現代の国際情勢や日本社会」の話題が一貫して読者に支持されてきたのだろう、と言う。作者が社会的視点を常にリニューアルしつつ持つことに加え、資料集めも大変だったと思われるが、「様々な分野に精通した協力者から、作画に必要な資料をいただいて、描いてきた。 編集者に新聞社、通信社から写真資料を集めてもらうこともあった・・・」、と新聞紙上で述べている。

 一定の意欲を持ち続け、それを発展させていく作者のエネルギーには頭が下がる。


9/7(火)曇り小雨時折  中通病院外来 飯川病院 
1:30起床、医学文献・新聞入力ほか。5:15可燃ゴミ廃棄提出。6:47バス徒歩飯川病院
着、8:45-13:00外来。患者多くはなかったが疲弊。13:10飯川病院。COVID-19ワクチン対応、入院患者対応、微睡、新聞スクラップ、19:10帰宅・夕食、20:30就寝。歩数計Σ10039歩。書籍電子化。

菅首相立候補断念表明(5) 新総裁の手腕が楽しみ
 菅首相が自民党総裁選に立候補しない、と表名した。
 7.8年に及んだ安倍政権を引き継ぎ、65%の高支持率でスタートした首相が、わずか1年でその座を去る。

 事実上の退陣表明であるにもかかわらず、首相は会見も開かず、記者団に短い説明をしただけで、質問も受け付けなかった。これは批判を浴びているが、今更やむを得ない、と思う。

 任期切れ直前の異例の党人事、総裁選を先送りするための衆院解散の検討など、再選が難しくなった首相の延命策が、党内の猛反発を買い、八方ふさがりになったというのが実情だろう。こんなことを語るわけはないじゃないか。

 首相が就任した昨秋は、緊急事態宣言なしでコロナの第2波を乗り切った後だった。本来なら、第3波が想定された冬に向け、医療や検査体制の充実など、備えを厚くしておくべきだったが、経済活動の再開に軸足を置く首相は「GoToトラベル」の継続にこだわった。
 東京五輪・パラリンピックを強行したのも、国民的な盛り上がりを背に選挙戦の勝利を総裁選の無投票再選につなげたいという思惑とみられた。
 自らの政治的な利害を優先し、根拠なき楽観論に頼って感染拡大に歯止めをかけられない姿勢が、国民からそっぽを向かれた。

 菅政治の躓きの最初は日本学術会議の会員候補6人の任命拒否であった。政府に批判的な学者?を排除し、その理由を説明しなかった。登用から外した理由を求められたが、説明することは当人たちの不都合な点を明らかにすることであり、明らかにすればしたでさらに混乱しただろう。任命拒否が妥当だったか私などにはわからないが、説明しない事を貫き通したことは一つの方法として理解できる。

 首相の個性も問題であった。COVID-19対策では専門家の科学的な助言はつまみ食いされた。だから、説明は紋切り型で首相の言葉が国民に届かなかった。

 コロナ禍は深刻さを増している。その対応が滞ることのないよう、全力をあげてほしい。


9/6(月)快晴 健康クリニックドック 飯川病院
 1:00起床。新聞・文献入力、データ整理、自炊島本理生文庫本1冊。6:47バス飯川病院、9:00-11:00健康クリニックドック15人+結果判定12人分。11:15飯川病院、微睡ほか、14:00-18:50勤務、入院患者対応。秋銀スタッフ来訪歓談、読書他、19:00当直医来院待ち帰宅、夕食、20:30就寝。歩数6380歩。書籍自炊など。

菅首相立候補断念表明(4) COVID-19対応内容はそれほど悪くなかった
 官房長官時代の菅首相は記者の質問を「全く問題ない」、「批判は当たらない」と紋切り言葉で切り捨てた。
 そのスタイルを評価する声もあったが、私は質問者の意図を十分聞き取ることもなく、時にズレた返答があり、相手を尊重する姿勢もなく、いや、時に小馬鹿にした表情で、不快に思ったこともある。
 首相になってからの記者会見では表現はやや柔らかくなったが、質疑応答にも大きな変化が見られなかった。

 官房長官としての会見や説明の内容は、基本的にはスポークスマンとして閣議の意見、首相の意見などの伝達で責任の所在は軽い。当然メモの棒読みでも許される。
 やはり、首相の立場での会見はメモの棒読みであってはならない。これでは聞くものの心には響かない。

 菅首相の最大の問題点は、菅首相の喋り方でもなければ、喋る内容でもない。自信がないのでは?と思わせる空虚な笑顔、表情である。毅然として立ち、マスコミの質問にズバズバ答えればこそ、聞くものはリーダーシップを感じ取る。
 そもそも、どんなに優秀な政治家が首相でも、COVID-19禍という未体験の危機に立ちむかうことは簡単ではなかったはず。防疫面では人流を抑え、一方で、経済面では不景気にならないよう、人やモノの流れを維持しなければならない。まさに相反する政策が求められ、必ずしもうまくいくわけはない。

 だから、私はCOVID-19対応内容が悪くて支持を失ったのではないと思う。政治に対する信頼感を失ってしまったことが大きかった。

 COVID-19対応で国民の信頼感を失い、党内支持も得られなくなった末の退陣である。

 COVID-19対策の中身ではなく、任期切れ直前の党人事、総裁選を先送りするための衆院解散の検討などで党内の猛反発を買い、首相の延命策が八方ふさがりになったというのが総裁候補断念表明の実情だろう。
 
 首相が就任した昨秋は、本来なら、第3波が想定された冬に向け、医療や検査体制の充実など、備えを厚くしておくべきだったが、経済活動の再開に軸足を置く首相は「GoToトラベル」の継続にこだわり、感染防止策は後手に回った。

 専門家の懸念や閣僚の進言を無視して、東京五輪・パラリンピックを強行したのも、国民的な盛り上がりを背景に衆院を解散し、選挙戦の勝利を総裁選の無投票再選につなげたいという思惑から、と思われた。

 これでは自民党内の支持も得難い。


9/5(日)快晴  
 1:00飯川病院起床、本読み、録音データ整理ほかいつもの如し。読書進める。
7:00検食、実にあっさり。データ整理、読書三昧。午前は病院で読書の予定。
12:00帰宅、軽昼食。Mac miniOSクリーンインストール終了。新聞データ化多数。ダリア世話。読書三昧、音楽関連録画視聴。19:00家内帰宅。夕食。20:00就寝。歩数計6270歩。

菅首相立候補断念表明(3) 言葉が伝わらない記者会見
 菅首相の不出馬で自民党総裁選の構図は大きく変わる。
 一年前の菅自民党総裁の誕生過程も私の目には不透明とうつった。
菅義偉氏(3) 総裁選(2) 派閥と老害が作り上げた不可解な総裁選
菅義偉氏(4) 総裁選(3) 派閥と老害が作り上げた不可解な総裁選(2) 派閥政治とは

 今回は総裁選には複数の中堅若手が立候補するらしい。静観したい。

 いずれにせよ候補者にはコロナ対応が第一に問われる。菅首相が言う「国民の命と暮らしを守る」ことは大切。
 私は医師の立場から考えれば「いのち」こそ最優先すべきなのは間違いないと考えるが、人間は社会的生活しかできないから「社会的な活動に伴う命の活力」をも重視できない。双方に力点を置く政治家の考え、難しさも理解できる。

 しかし、国民の生活を抑制する一方でスポーツの祭典を強行したことは「いのち」と「命の活力」双方を軽視したことになり私は容認できなかった。
 東京リンピックは無観客の中で略成功裡に終わった。私は競技そのものには興味がなく、新聞の写真をチラッと見るだけで個々の試合、勝負はひとつも見なかった。だから実感はないが、メディアの評価によれば名勝負で感動の連続だったという。
 しかしながら、五輪・パラの強行の問題とこれは別問題である。

 結果的に都民、国民にダブルスタンダードを押し付けたことになり、結果として感染防止対策への協力に甘さが生じ、感染者は急増した。IOC、JOC
ともに五輪、パラは東京の、全国的感染増には無関係であると述べたが一方的判断である。

 COVID-19禍では政治家の言葉の重さが改めて見直された。危機に際して国民に分かりやすく十分な説明が行われるかどうかである。たとえ能弁ではなくとも、真摯に訴え続ける姿勢を持つことは政治家として当然。

 私は菅首相が頻回に記者会見に応じる姿は高く評価している。

 菅首相の記者会見は概して評判が良くない。
 7月8日、政府は東京都に4度目の緊急事態宣言を発令すると決めた。間を置かずに首相は記者会見に臨み、NHK総合などが生中継を行った。
 東京五輪や衆議院選挙を目前に、菅首相は、国民にリーダーシップを印象づけたかったのだろうが結果は裏目に出た。

 街の評判は良くない。新聞紙上から、
 ■総理の説明を聞きましたが、全く心に響かないです。
 ■相変わらず質問にはまともに答えていない。
 ■答えられない??首相はもっと能力のある人にやってもらいたい。
 ■・・・などなど。

 菅首相にとっては思惑とは逆の、踏んだり蹴ったりの会見だったようだ。


9/4(土)晴れ時々降雨 飯川病院日当直 外来レセプトチェック
0:10起床。いつもと同じ。新聞、小説、録音データ整理。自炊数冊。朝方微睡。書斎のMac miniOSクリーンインストール開始。11:00回診、ソプラノ演奏会、孫たちとユフォーレに行く家内に同情して飯川病院に、途中花徳。12:00から日当直業務に。16:00外来レセプトチェック。18:00夕の検食。読書三昧。20:30就寝。歩数計3850歩。

菅首相立候補断念表明(2) 秋田出身の秋田人? 選挙区は神奈川
 菅首相は秋田の農家出身で「たたき上げの苦労人」をアピールした。
 就任時、「国民のために働く内閣」、「命を守り経済を再生する」であった。多くの支持が集まった。菅首相の魅力ではなく、晩節を汚した安倍前総理への反動とご祝儀人気であった。

 最初のつまずきは学術会議メンバーの不承認からであった。約1年経過し、先月にはその支持率が危険水域といわれるまで低下した。さらに自身の選挙区のある横浜市長選で、応援していた盟友の候補者が野党推薦候補に敗北した。それによって党内の求心力が急激に衰えた。
 まもなく衆議院総選挙が行われるが、自分の保身のために中堅若手の一部からは「菅総理では再選がおぼつかない」、との危険を感じたのだろう。

 菅首相の看板政策、「デジタル庁」は今月1日に発足。「孤独・孤立対策」、「不妊治療の保険適応」や「子育て支援の拡大」、「スマホ費用の軽減」、など、国民の困難に寄り添う政策も推進した。地方創生を目指す「テレワーク推進による人や企業の地方移転」などは今後も引き継がれるべき政策だろう。

 私は菅首相が湯沢の農家出身であることは知っていたが、選挙区は神奈川県であり、秋田に近い政治家の一人とは思ってもいなかったが、総裁選挙を間近にした時、突然、秋田人になった。菅義偉氏(2) 総裁選(1) 突然秋田人になった

 秋田人は今まで総理大臣を輩出していない18県の一つであることに大きなコンプレックスを持っていたのであろう。地元の知事をはじめ政治家は大喜びで、菅氏は一躍時の人となった。菅氏自身も秋田県の田舎出身で苦労した話をするようになった。地方紙である秋田さきがけ新聞は大々的に扱って、私など「今更何を・・」と気恥ずかしい思いであった。

 氏は現在の秋田県湯沢市秋ノ宮出身である。高校卒業後上京し、ダンボール工場に勤務したが、2ヶ月で退職、大学進学を志し、法政大学へ進学。法政大在学中にもアルバイトで生活と学費を賄った苦学生であった。卒業後は政治家を志して小此木議員の秘書となる。1996年衆議院議員選挙に出馬、初当選。以降8回連続当選している。その意味では苦労人であったと言えるだろう。

 実際には「秋田犬」よりも知名度が低く、これまで秋田への影響力があったとはいえない。

 私は首相の出身地などどうでもいい、と思っている。そんなスケールの小さな政治家は不要である。
 首相官邸の壁には近隣諸国を含む巨大な日本地図は掲げてあるだろうか?また壁一面を占めるような巨大な世界地図はあるのだろうか??
 私は首相官邸のことなど全く知らないが、日本や近隣国、世界中の国々のことを考えながら政務を進めてほしい、と思っている。

 振り返れば、菅首相は外交に関心があるとは思えなかった。


9/3(金)超快晴 大曲中通外来 飯川病院ボランティア 菅首相立候補断念表明
 1:00飯川病院起床、新聞・文献他、本読み。7:45徒歩秋田駅に、8:11こまち、大曲往路徒歩、9:10大曲中通病院、復路は時間の関係からTaxi。書店訪問、15:30飯川病院ボランティア。新聞チェック。微睡。19:30帰宅、夕食、20:30就寝。歩数計10446歩。

?菅首相立候補断念表明(1) 政策が裏目に この状況下では良くやっていた
 自民党総裁選、衆議院選挙をめぐってここ何日かは動きが激しかった。
 昨日までは管首相は続投に意欲を示し、自民用役員人事の刷新などを目論んでいたが、昨夕、突然自民党総裁選へは出馬しない旨を表明した。菅首相の任期は最初から1年だったがその通りもなるようである。

 国民の間に渦巻いている菅政権のCOVID-19対策が不十分という強い批判が背景になって、菅首相では衆議院総選挙を有利に乗り切れない、という党内の空気に抗し切れなかったと見るのが自然だろう。

 菅首相は不出馬表明に際し、COVID-19対策に専念したい、と不出馬の理由を述べた。

 菅首相は1年前、安倍前首相が辞任表明した後、党総裁選で選ばれ首相に就任した。前政権の経済、外交政策を継承し、COVID-19対策を最優先に掲げた。

 就任時はCOVID-19の蔓延の真っ只中であり、感染が拡大するたびに緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を発令。私は必ずしもそう思っていないが「後手後手」と厳しい批判も浴びた。
 都民への生活抑制と東京五輪の開催という二つの相反することを同時進行させたことで信頼を失っていった。

 東京五輪・パラリンピックは無観客で開催を決定。開催期間中に感染力の強いデルタ株による第5波が拡大、首都圏を中心に医療逼迫を招いた。この状況悪化は首相が自ら招いた、と言えよう。

 ワクチンは、確保の段階で諸外国に後れを取った。米国ファイザー社のCEOにも電話で直接交渉したが軽くあしらわれた。それでも接種が本格化した4月以降は菅首相が自らスピードアップに乗り出した。自衛隊による大規模接種会場開設などを打ち出し指導力を示した。

 菅首相はCOVID-19対策に力を注いだ。後に評価すれば問題の点もあったが、私は良くやっていたと評価する。しかし、国民生活に直結するような政策を打ちだす中で、国民への説明、協力要請に明快さを欠いた。名官房長官としての説明の姿勢との間に乖離があった。

 菅氏はトップリーダーとしてよりはいわゆるリーダーを支える影の実力者としての資質があったように思う。女房役を務めていた頃の菅氏は適役であったと言える。


9/2(木)快晴 飯川病院終日勤務+当直 院長大学受診 
1:00起床,医学文献、新聞他、自炊数冊。8:00家内に同乗、飯川病院に。院長受診終日勤務。入院・外来患者対応、17:00当直勤務、18:00検食、21;00就寝。歩数計7610歩。
政府内で動きが活発化している。

季節の話題2021(20) 家庭菜園・園芸(9) 9月を迎えて元気になったダリアたち
 秋を迎えて、私が春の訪れとともに感じた高揚感は徐々に萎んでいく。ダリアは11月まで咲き誇るから手を抜けない。
 これからは徐々に座学の時間を増やしていく。秋を迎える楽しみの一つである。何しろ読みたい書籍が山積みで時間がいくらあっても足りない。
 降雪の季節になると別の緊張感が生じるがそれまでの間はちょっと安息の時間となる。

 4月8日に越冬球根のうち、条件の良い10株のダリアの球根を仮植えした。5月26日から6月上旬までかけて発芽株を分割し、順次本植えにした。
 6月下旬には32株に分株され、本植えした全株が発芽した。
 今年は株ごとの成長状態が様々で、7月中旬、1/3ほどが開花し始めた。

 しかし、その後が良くなかった。ダリアは強烈な日差し、高気温に弱い。7月は強烈な日差しで気温も高く、成長が止まり、一部の葉も枯れ、開花も不十分で、せっかく咲いた花も日焼けし劣化した。だから、今年のダリアは全体に背が低く茎も細い傾向にあった。8月中旬からは秋田地方は日照時間が乏しくなり気温は急速に低下した。
 
 それとともにダリアは精気を取り戻し、再成長し、美しい花をつけ始めた。


9/1(水)晴 草刈り 飯川病院
 1:00起床。文献・新聞。医学論文など。9:00-11;00草刈り30回目。ダリア、ひまわりなど対応。野菜類収穫。11:47バス飯川病院、iMac27(2017)データ移行終了。順調に機能する。微睡、データ整理。文献読み、録音データ整理ほか、歴史本他読む。14:00-15:15 COVID-19ワクチン担当。新聞チェック、読書。19:30帰宅・夕食、20:30就寝。歩数9,547歩

季節の話題2021(19) 家庭菜園・園芸(8) ついに秋のイメージ濃厚の9月に
 ついに9月になった。暦上の季節とは別に、8月まではイメージとしては夏であり、9月には秋のイメージが漂う。もちろん残暑は残るが。

 気象庁は8月2日、7月の天候まとめを発表した。本県では12測定地点で観測史上最高を記録した。大潟村では2.9度C、秋田市では2.6度C高かった。月毎の平均気温が2-3°度Cも高いということは大きな問題である。

 県内は7月後半から8月にかけても最高気温30度C以上の真夏日が続いた。
 高齢者の熱中症による搬送も多数に上った。

 畑の野菜達も総じて元気がなかった。私が育てているダリアの育ちも悪いし、花も咲いてはいるがまだ旬ではなかった。

 8月7日は立秋であった。その頃、何号だか失念したが、台風が日本海上を北上し、能登半島沖で熱帯低気圧に変わった。その影響か8月中旬以降は降雨の日が多く、土の湿気、日照時間が少なくなって秋田は中旬以降は熱夏が一気に収まった。

 畑の野菜達も総じて元気が出た。ダリアの枝葉も急成長に転じ花も綺麗になった。早く咲いた花は急成長の葉のかげに埋まってひっそりと咲いている。

 今年の野菜達は概して豊作であった。収穫もピークが過ぎ、そろそろ終了である。

 今朝の収穫品。とても食べきれないが・・・・

(完熟トマト とても美味であった)

(定番のナス、キウリ カゴに入りきれない、私の胃にも収まりきれない)


(久々に実をつけた枝豆 とても美味であった)

 私の畑仕事はまもなく終わりになる。ナス、キウリ、トマトは抜き取る。残るは里芋とネギだけになる。
 私は秋野菜、冬野菜は栽培しない。この季節になると意欲が湧かない。徐々に座学のための時間を増やしていく。


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   年を通じてワンパターンで淡々とした毎日です。AM2:00-5:00にメールチェック・返事送付、人間ドック(HDD)判定・報告書作成、新聞切り抜き、病院・医師会業務など。
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  日曜・祭日もほぼ同様ですが、病院には午後出かけます。時間的に余裕無いのが悩みです。


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