2021年1月分
日記と言うより、自分の行動記録からの抜粋と日々の雑感です。
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1/31(日)腫れ・曇り 飯川病院日当直 外来レセプト点検
1:00起床、医学文献、新聞チェックPDF化など。9:42バス飯川病院、日当直。途上コンビニの駐車場で2回目の転倒。午前は微睡を挟みながら座学、読書、データ関連、新聞チェック。午後は13;00-14:00外来レセプト。あとは微睡を挟み読書三昧。12:00、18:00検食、20:00就寝。Σ5146歩。COVID-19感染関連で今月の日当直は、日当、当直をそれぞれ1単位とすれば合計11単位となった。加えて、土曜外来が2回。
四季2021年(1) 恒例の1月末日現在の除雪機稼働回数比較
今季は秋田地方は雪が多い。
私は勝手に冬の訪れ初除雪の日と決め、冬の定義を「除雪が必要になった日から不要になった日」の間にしている。
今季の冬の訪れは12月19日に私は冬を迎えた。
私の四季は、狭くて長い我が家へのアクセス道路、私はそれを「胎盤・臍の緒道路」と呼んでいるが、50m以上あり、ここの除雪は40年来やっているが結構大変である。除雪機は2台あり、1台はバックアップように残してある。
まだ経験ないが、ちょっとでも手抜きすると生活用品が届かなくなり得る。例えば、郵便物、宅急便、牛乳の宅配、灯油の宅配、宅配スーパーへの注文商品、タクシーなど。
だから雪の季節は手が抜けないし、健康に注意し、緊張して朝を迎える。
私の生活は除雪を中心に季節が回っている。
こんなこともあって我が家では4WD車が手放せない。そのうちの一台、私の愛車だったオールドボロボロレガシーは22年目で、あちこち不調だが、積雪があればまだ真価を発揮する。いつもは嫌がって乗らない家内が嬉々として利用している。廃車の決断しないでよかった。
今季はラニャーニャ現象のために雪が多めと長期予想の中で示されていたが、これほど甚だしく多雪であると、驚くばかりである。
私は毎年1月末日の段階での我が家の除雪機稼働回数を取り出して比較している。
その回数をグラフで示すと以下の如くとなる。
(年別除雪機稼働回数とグラフ )
昨季は0回、今季は8回であるがさらに増えそう。
除雪回数では2013年をピークに、確実に少なくなっていた。
県内では今季の豪雪で各自治体が、除雪予算、除雪機能を増強するなど苦悩のニュースが伝わってくる。
最近の日差しには春の息吹が感じられるが、まだ大寒、そう甘いものではないだろう。緊張感を失わないよう、毎朝の積雪状況を見守り、対応したい。
1/30(土)早朝降雪、曇り 飯川病院午前外来 午後除雪8回目
1:00起床。読書、徒然、データ整理。午前自宅で座学。8:43バス飯川病院、COVID-19騒動で来院できない大学からの応援医来院できず私が代診。午前外来。15:00通町まで歩行、書店経由バス帰宅、除雪8回目。新聞チェック、読書その他データ整理、16:00微睡。19:00夕食、読書など、21:00就寝。Σ14.141歩。岩手県2回目歩破。2.683万歩。21.464Km/2850日。
COVID-19(2021)(14) PCRがダメなら、死者の数はあてになるのか??
私はPCRを元にした我が国の、全世界の、COVID-19感染者数は、傾向は知りうるものの各国バラバラのな判定基準のもとでのデータであり正確なものとは思っていない。
この辺のコントロールはWHOの重要な責務だと思うのだが、その動きはない。
ならば、最も当てになる死者数の比較に関してはどうだろうか??
人が生きているか死んでいるか、国際的にも判断が分かれる事はなかろう。
しかし、その死に関してもCOVID-19が絡んでくると問題が明らかになってくる。
国内の判断基準(2000.6まで)
この表は最近の国内の死者に関するデータである。
(本日の時点での日本の感染者数と死者 表になるとデータが持つ問題点は消えてしまうが、感染者数、死者についてもカウント方法が異なるため正確な数とは言えない)
しかし、死亡原因という意味で注目してみれば国内の判断基準すら一定でないことがわかる。
COVID-19が関連した各自治体の死者の定義の違いは以下の如く(62自治体)
――――――――――――――――――――――――――――――――-
(1)感染者が死亡した場合、死因に関連なく全てCOVID-19死とする
44/62自治体
理由 ウイルスが直接の死因になったか否かは行政としての判断困難(東京都)
全員の死因を精査できるとは限らない(千葉県)
(2)医師らが死因が別にあると判断したケースを除きCOVID-19死とする
13/62自治体
理由 ウイルス以外の死因が明らかになったケースまで計上したのでは正確な分析ができなくなる(横浜市)
致死率にも拘るためにウイルスと死因が無関係なケースは除外すべき(埼玉県)
(3)定義を決めていない
5/62自治体
これまではウイルス生肺炎で亡くなった人しかいなかった。別の原因でなくなるケースが発生した場合に決めたい(和歌山県)
――――――――――――――――――――――――――――――――-
実際には埼玉県は上記の考え方をやめ、2000.6月以降、死因に関連なく全てCOVID-19死とした。日本の死者の中にはCOVID-19が原因になっているケースが多数含まれる。
現在、日本の死亡者数はPCR陽性者の死亡例が全例含まれていると思うが、PCR陽性者と雖も死亡原因に直結しない例も含むとすれば徒に恐怖心を植え付けるだけ、と思われる。
インフルエンザの統計では2017-2018年シーズンは、年間感染者数約1.500万人、直接死亡3.000人程度、関連死が10.000人程度とされている。これに比しCOVID-19はこの1年間で感染者数約39.4万人、PCR陽性の関連死者数は6000人である。
インフルエンザとCOVID-19は病態も異なるが、疫学的集計方法をできるだけ一致させなければ比較できない。
COVID-19はインフルエンザよりも重症者が多い印象はある。医療崩壊も話題になり、そのニュースは連日メディアを賑わし、国民に恐怖感を植え付けているが、数値からだけ見ればそれほど大きな違いがあるのだろうか。
私はいささか冷めた気持ちで眺めている。
1/29(金)暴風雪 大曲中通病院外来 飯川病院ボランティア 秋銀スタッフ来訪
1:00起床、文献チェック他本読み等いつもと変わらず。5:30可燃ゴミ提出。7:20Taxi駅に。8:11こまち。駅病院間暴風雨徒歩出来ず。秋田大曲ともに新積雪数cm。帰路こまち3分遅れ。13:45駅飯川病院暴風雨徒歩出来ず。14:00ボランティア。微睡も。15:20秋銀スタッフ来訪歓談。19:30帰宅、夕食、21:00就寝、歩数計Σ6263歩。
COVID-19(2021)(12) 各種の検査法の診断的意義(3) PCRが社会を混乱させているの
私は、PCR陽性者=感染者、PCR陰性者=非感染者と2体別する考え方は、COVID-19に関して思考停止に陥らせ,恐怖感を煽るだけのとても危険な考え方だと思う。
PCR陽性と出た場合には感染の可能性は高いが、100%ではない。どだい、PCR検査自体は約30%は陰性と判定される危険性のある不安定な検査である。PCR自体に内包する問題もあるが、検査時点で十分検体が取れなかったり、感染が成立していなかった・・・などなどの問題点があるからである。
PCR陰性者は感染が否定されているわけでなく、その時点でのPCR検査が陰性であっただけで、これから陽性化する可能性がある集団という事。
だから、クラスターが発生した病院や施設で全関係者にPCRを行うのは無駄である。
「安心したい」、「念のため」、こんな理由でPCRを、例えばすべての職員に行う、といったことは、むしろ事態を複雑化し混乱させる。
PCRについては、すべての人に無差別に行うというよりは、感染した可能性が一定以上ある層に絞って行う、というのが効果的と言える。
勿論、感染した可能性があるのにPCRができない、という状況についてはすぐにでも改善していくべきなのは言うまでもない。PCRが必要な人に対して、迅速にPCR検査を行っていく、というのが重要。
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COVID-19について感染者数の国際的比較が表としてまとめられているが、これはPCR陽性者の数である。しかも、PCRは各国で判定基準が異なる。これを放置したままで感染者数の比較をしても非科学的である。
PCRで遺伝子を増幅する操作をサイクルという。
1サイクル増やすことにより遺伝子情報は倍々と増幅される。この操作を一般的には30-40サイクル繰り返し遺伝子情報を増幅する。
例えば
■ 3サイクルならば8コピーに、
■ 30サイクルならば1.073.741.824コピー、約10億倍に増幅
■ 40サイクルならば1.099.511.627.776コピー、約1兆倍に増幅
大変な技術である。
問題は各国で何サイクルで結果を判定しているかというと、
■ 台湾 基準値35サイクル 中央感染症式センター公表値
■ 日本 40または45サイクル 国立感染症研究所
■ 米国 37-40サイクル 製造メーカーの基準
30-35サイクル カリフォルニア大学研究者
台湾では検査上少なめに出るし、日本は過剰に陽性者を作っていることになる。
したがって、台湾で陰性で帰国が許され、帰国後の日本の空港での検査では陽性と判例されることもありうる。
こういうことを是正し標準化を図るのもWHOの職務だと思うのだが・・・。
1/28(木)曇り 散髪 午後飯川病院 明日からまた荒れる??
1:00起床。新聞チェック、パソコン関係学習、徒然など。10:30散髪に出かける。MaxValue経由、12:12バス飯川病院。検食、微睡。14:00-19:00勤務、入院患者対応。読書中心に。19:30帰宅、夕食。21:00就寝。Σ6306歩。
COVID-19(2021)(11) 各種の検査法の診断的意義(3) PCRは厳密正確な検査でない
PCRとは、Polymerase Chain Reaction (ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、DNAサンプルから特定領域を数百万〜数十億倍に増幅する手法で、以下の過程を踏む。
@元となるDNAを、バラバラにする
ACOVID-19はRNAウイルスなので、RNAをDNAに逆転写する。
B特定のDNA配置のところに起点(プライマー)をくっつける
C2つの起点に挟まれたDNA鎖を倍々に増やし、検出できるような量にする。
D検体の中に1ケでもCOVID-19と同じ配列のRNAがあればそれが増幅され、検査で陽性となる。
w
PCRの精度は意外と悪い!!!!
PCR検査はあまり精度が高くない。PCR検査の感度は70%前後、特異度は99%くらいと言われる。陽性になるべき者の30%は陰性に、陰性者の1%は陽性に判定される。
陽性になるべき者の30%が陰性になるのは大きな問題である。何故こんなことが起きるのか?
一番大きな理由は、
?????????????????????????-
■ 検査が適正な時期に検査されていない。
■ 正しく検体が取れているない。採取技術の問題など。
■ 感染者でも綿棒で拭った場所にCOVID-19ウイルスがいない?? 感染者でも鼻の奥に必ずしもウイルスがいるとは限らない。
■ 特異度は検査手技上のミスで検体が混ざってしまうことなどで生じる。
■ 日本では、台湾、米国などに比べてもウイルスを増幅する回数を多く設定している。そのためウイルスの死骸のようなものまで検出してしまう。その分、陽性者を量産している可能性がある。
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COVID-19は鼻咽頭表面に微量のウイルスが付着したとしても、その後体内に侵入しなければ病気を発症しない。また、PCRが陽性であっても発症から10日、解熱から3日過ぎていれば感染力がある、とは言えない。ともに免疫で排除されるからである。
だから、PCRの結果が全てではない、ということ。
■ PCRの精度がもともと良くないという問題
■ 検査過程で増幅しすぎで本来陰性の検体を陽性と判断する
現実にPCRを何度か繰り返した結果、初めて陽性になるケースが少数でない。感染が濃厚に疑われる場合には一度陰性であってものちに陽性になりうるから安心できない。
陰性、と出た場合でも30%の確率で陰性と判定される。
人間の心理として、感染を心配して受けたPCRが陰性、と判定されれば、感染していない!と考えるのは当然で、必要な予防措置などが疎かになってしまう可能性がある。
そして、陽性と出た場合、陽性と出たとしても、実際は感染していない可能性も高い。
ただ、ほとんどが感染経路不明という状況で市中感染がより広がった場合、発熱などの症状が出たらPCRを、という方針はやむをえない。
1/27(水)曇り 飯川病院ボランティア
1:00起床。新聞チェック、徒然。午前はネコ観察用の鏡ほか改良。自宅で座学。11:50バス飯川病院。昼食はサティスファクション、微睡ほか新聞チェック、19:00までボランティア。文庫本ほか5冊自炊のためにカット、微睡若干、19:30帰宅、夕食、21:00就寝。深夜便数篇聴く。Σ7913歩。
COVID-19(2021)(10) 各種の検査法の診断的意義(2) PCRは万能でない 見逃しもある
PCRは、Polymerase Chain Reaction (ポリメラーゼ連鎖反応)の略で、DNAサンプルから特定領域を数百万〜数十億倍に増幅する手法で、以下の過程を踏む。
@元となるDNAを、バラバラにする
ACOVID-19はRNAウイルスなので、RNAをDNAに逆転写する。
B特定のDNA配置のところに起点(プライマー)をくっつける
C2つの起点に挟まれたDNA鎖を倍々に増やし、検出できるような量にする。
D検体の中に1ケでもCOVID-19と同じ配列のRNAがあればそれが増幅され、検査で陽性となる。
PCRの精度は意外と悪い!!!!
PCR検査はあまり精度が高くない。PCR検査の感度は70%前後、特異度は99%くらいと言われる。陽性になるべき者の30%は陰性に、陰性者の1%は陽性に判定される。
陽性になるべき者の30%が陰性になるのは大きな問題である。何故こんなことが起きるのか?
一番大きな理由は、
―――――――――――――――――――――――――-
■ 検査が適正な時期に検査されていない。
■ 正しく検体が取れているない。採取技術の問題など。
■ 感染者でも綿棒で拭った場所にCOVID-19ウイルスがいない?? 感染者でも鼻の奥に必ずしもウイルスがいるとは限らない。
■ 特異度は検査手技上のミスで検体が混ざってしまうことなどで生じる。
■ 日本では、台湾、米国などに比べてもウイルスを増幅する回数を多く設定している。そのためウイルスの死骸のようなものまで検出してしまう。その分、陽性者を量産している可能性がある。
―――――――――――――――――――――――――-
COVID-19は鼻咽頭表面に微量のウイルスが付着したとしても、その後体内に侵入しなければ病気を発症しない。また、PCRが陽性であっても発症から10日、解熱から3日過ぎていれば感染力がある、とは言えない。ともに免疫で排除されるからである。
だから、PCRの結果が全てではない、ということ。
■ PCRの精度がもともと良くない、という基本的な問題
■ 検査過程で増幅しすぎで本来陰性の検体を陽性と判断する問題
現実にPCRを何度か繰り返した結果、初めて陽性になるケースが特にクラスター発生機関で続いている。感染が濃厚に疑われる場合には一度陰性であっても、のちに陽性になりうるから安心できない。
陰性、と出た場合でも30%の確率で陰性と判定されるから「本当かな??」と疑心暗鬼になる。
ただ、人間の心理として、感染を心配して受けた「PCRが陰性」、と判定されれば、感染していない!と考えるのは当然で、必要な予防措置などが疎かになってしまう可能性がある。これも心配。
そして、陽性と出たとしても、実際は感染していない可能性も高い。
ただ、ほとんどが感染経路不明という状況で市中感染がより広がった場合、発熱などの症状が出たらPCRを、という方針はやむをえない、と思う。
1/26(火)晴 中通病院外来 飯川病院
1:10起床。本読み、文献チェック。5:30可燃ごみ2袋提出。道路の雪解けあり、そりでなく一輪車で。6:47バス飯川病院、8:45-13:00外来、20名前後で余裕。13:10飯川病院、微睡、14:00-19;00勤務。入院患者対応、19:10帰宅、夕食、食欲もなし。20:30就寝。計Σ8387歩。
COVID-19(2021)(10) 秋田の現状(5) 代診で出勤時路上で転倒 大きな怪我なし
本日の話題は出勤時に転倒したということで、COVID-19と直接は関連がない内容である。間接的には多少は多少は関連している。
1月23日(土)、本来ならばフリーの日であったが、秋田市内のCOVID-19感染症蔓延の影響で大学からの外来担当医師が来院できず、私が外来を代行することになった。循環器の専門医なので私が十分代診できるとは思わなかったが、処方中心でいいとの伝言があったので担当したもの。
今期の秋田は底冷えする換気が長期間続き、降雪も多い。寒波も続き、1月23日の出勤時の路上は所々ブラックアイスバーン状態になっており、私は注意して歩いていたもののまだうす暗い朝、視力障害もあってブラックアイスバーンを十分に視認できずに、足を取られて転倒した。
前日の1月22日、日中は寒気が緩み道路の雪はかなり解けた。夜は再び寒気に覆われ -5〜7℃といつもより冷えた。そのために歩道は所々アイスバーン状態になった。
私もソロソロと注意しながら、歩幅を小さくしてペンギン様歩行で歩いた。にもかかわらず、6:40頃バス停留所に向かう時にブラックアイスバーン上で右脚がすべり、左脚で支えられず崩れるように転倒した。左腕で防御したのであろう、若干の痛みが走った。
このような道路事情では通常は靴底にスパイクアダプターを装着する。前日夜、靴から外してストーブ傍で乾燥しておいたが、就寝中にグリ5歳オスにゴム部分を食いちぎられて装着不能となった。
(着脱可能で便利な靴底アダプター 左右ともダメにされた)
グリ5歳オスは我が家の飼い猫6匹中で一番のいたずらネコである。日常から台所のゴミ箱あさりの得意で、そのためゴミ箱は倒れないような工夫と蓋には漬物石がおいてある。
(結構精悍で男ぶりもいいのだが・・・)
まあ相手がネコだからイタズラはやむを得ない。
帰宅後、「お前のために・・・」と諌めたが、「ふん!!」という感じで聞いていた。
イタズラに関しては諦め半分で付き合っている。
1/25(月)快晴 健康クリニックCOVID-19関連で休み 午後飯川病院
1:15飯川病院で起床。本読み。文献チェック等々いつもと同じ。健康クリニック休みになり午前フリー、9:50バス自宅、入浴、新聞電子化。12:50バスで飯川病院へ。微睡、14:00-19;00勤務。入院患者対応、全体に体が重くファイトでず、本読み以外はグダグダ過ごす。19:10帰宅、夕食、食欲もなし。20:30就寝。計Σ8782歩。
COVID-19(2021)(9) 各種の検査法の診断的意義
COVID-19におけるPCR検査がすべて保健所等行政を介して自自由な中で行われていた状況から、PCR検査体制の充実と、抗原検査キット等ができた現在では、医師の判断で検査ができるなど検査状況は改善している。
そのために、私もCOVID-19の検査について学びなおさなければならなくなっている。
検査種類と各種検査の意義
COVID-19の検査は、現在、大別して ■リアルタイムPCR、LAMP法等による遺伝子検査、■抗原検査(定性、定量)が実施されている。
上記いずれの検査でも病原体が検出された場合、検体採取時点における感染が確定される。ただし、ウイルス量が少ない例、検査をいつ実施したのかによっては陰性となる。
1)核酸検出検査(PCR法&LAMP法)
ウイルス遺伝子(核酸)を特異的に増幅しウイルス遺伝子の定量が可能なリアルタイムPCR法、簡便かつ短時間で判定ができる、LAMP法が開発されている。
リアルタイムPCRは定量法であることからウイルス量の比較や推移が評価できること等から信頼性が高い。
LAMP法は、遺伝子の検出の工程を1ステップで実施可能な遺伝子検出法であるが偽陰性が多いとされる。
2)抗原検査
COVID-19の成分である蛋白質を、特異的抗体を用いて検出する検査法。PCR法と同様に陽性の場合はウイルスが検体中に存在することを示す。
一方、抗原定量検査は特異度も高く、感度も LAMP法と同レベルである。
3)抗体検査
抗体検査が陽性となるのは症状出現後、1~3週間後から陽性となる。感染歴の指標に使用される。
2 検体の種類と採取
(1)気道または口腔由来検体:気道由来検体以外の血清、尿や組織等の検体は、重症度や病態の検証のために用いられる。COVID-19は上気道から感染するため、感染初期には鼻咽頭ぬぐい液は最も標準的で信頼性の高い検体である。採取時防御が必要。
(2)唾液:被検者自身が採取でき、採取時に飛沫を発することが少ない点で周囲への感染拡散のリスクが低い現実的な検体である。検出感度は鼻咽頭ぬぐい液と同程度と考えられる。明確な基準はないが、飲食後、歯磨き後は、最低10分以上、できれば30分ほど空けることが望ましい。
(3)痰:疾病が進行している患者では、最も感度が高い検体の一つ。
3 検査に関する留意点
核酸検出検査: 唾液検体の場合、発症から10日目以降は検出性能が低い。 抗原定量検査: 唾液検体の場合、発症から10日目以降は検出性能が低い。抗原定性検査: 唾液検体は用いることができない。鼻咽頭・鼻腔検体では、発症2日目から用いることができるが、10日目以降で陰性の場合には、核酸検出検査を行う必要がある。
抗原定性検査は、無症状者への検査は適さない。
PCR法はCOVID-19関連ニュースでも根幹をなすデータとして尊重されているが、過剰に陽性者を検出しているのではないだろうか??
私は疑問に思っている。
1/24(日) 寒波それほどならず曇り 積雪0cm 飯川病院日曜直二日目
1:00飯川病院で起床。読書・新聞・文献チェック、徒然などいつものごとく。終日微睡を挟みつつ読書、データ整理で過ごす。本読み、7:00、12:00、18:00と検食が楽しみ。食べては読み、そして寝る生活。読書三昧で過ごせるのがいい。20:00就寝、歩行2834歩。ほとんどトイレ往復のみで部屋に篭っているだけ、最低記録か?
COVID-19(2021)(8) 空気感染する? その可能性は否定できないが小さい
最近、COVID-19の感染経路が話題になっている。最近、空気感染するのでは?という可能性が論じられている。
ソーシャルディスタンスとともに換気の重要性が指摘されているがその背景は空気感染が否定できないからである。航空機などは3分ほどで空気が入れ替わるというが、本当だろうか。
WHOの見解
2000年7月9日にWHOはCOVID-19に関する新ガイドラインを取りまとめた。それによると、「主に屋内で、混雑し換気が不十分な場所で空気感染することは無視できない」とした。
これは、公衆衛生に関わる研究者などがCOVID-19感染症の空気感染にまつわる情報をWHOに提示して、これが取りまとめられて発表されたもの。特に飛沫が微細になると長く空気中を漂って遠くへ運ばれるという見方を強めており、空気感染に対する対策も検討すべきという方向性になっている。ただ、この記載を見ると、空気感染は否定はできないものの確定的エビデンスはまだないレベル、と言える
COVID-19感染経路について
■ 接触感染
唾液や気道分泌物が直接、口、鼻、目に触れて感染。感染力のあるウイルスに汚染されたもの(手すり、ドアノブ、スイッチ、便座、つり革など)を触り、次いで口、鼻、目に触った場合に感染する。これには環境消毒と手洗いが重要である。COVID-19の蔓延にそれほど大きな意義があるとは思えない。
■ 飛沫感染
咳やくしゃみなどの飛沫(5〜10μm)に含まれるウイルスを口や鼻から吸い込んだり、目に入り感染する。飛沫の飛距離は1-2mとされている。WHOは一般に言うと5分間の会話で1回の咳と同じくらいの飛沫(約3,000個)が飛ぶと報告している。
対策としてソーシャルディスタンスの確保、マスク着用などであるが、マスクの効果は限定的だろう。
■ 空気感染
小さな5μm以下の飛沫核は換気が悪い室内では、空気中に長時間存在する可能性がある。ただし、空気感染についてはまだ分かっていないことが多い。空気感染予防対策として、換気をよくすること。マスクの網目は飛沫核より大きくいため効果はほとんど期待できない。感染者と離れた場所にいても浮遊している飛沫核を吸い込むと感染する。
飛沫核は非常に軽く、屋外であれば風などによって希釈され感染の可能性はほとんどない。密閉された屋内などでは感染の可能性は少ないながらある。飛沫核は3時間程度は感染性を有する??との報告もある。対策として換気が必要である。
ただ、空気感染は、はるかに感染性の高い、結核菌や麻しんウイルス、水痘・ 帯状疱疹ウイルスなどで証明されているが、COVID-19は感染力の弱いウイルスであり実態はまだわかっていない。
私は、感染成立には一定数以上の感染力のあるウイルスを吸引が必要でありCOVID-19での意義は小さいものと考えている。
1/23(土)寒緩む曇り 飯川病院午前外来+午後日直+当直
1:00起床。データ整理他何時もの朝と変わらず。自炊7冊、8:42バス飯川病院、途中路上で滑り転倒第一回目。左上肢打撲程度。昨夜ネコに靴底アダプター食いちぎられた。9:10-12:00午前外来、担当医がCOVID-19問題で来院できなかったため。そのまま午後日直+当直。15:02入院患者死亡。検食12:00、18:00 。17;50就寝。歩数計Σ6405歩。
COVID-19(2021)(7) 秋田の現状(4) 県南の大森病院でもクラスターが発生
秋田県は22日、30-90代の6人の男女がCOVID-19に感染したと発表した。
これで県内の感染者の累計は242人となった。
<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/39/ad88acae1f1312adc2ec3cba105dcc91.jpg" border="0">
(本日時点の秋田県内感染者状況 感染者のほとんどはきちんと経過観察されているようだ)
感染者6人のうち4人は横手市の市立大森病院の職員と入院患者で、県は院内クラスターが発生したと認定した。医療機関内のクラスター発生は秋田県では2カ所目であるが、そのうちの1人の感染者は秋田県で初めて院内クラスター発生が見られたは秋田市の市立秋田総合病院から転院したクラスター関連患者だった。この患者を中心に大森病院でクラスターが生じたのか否かは報道からは分からない。
県によると、感染したのは大森病院に勤務する30代女性医療従事者と、80-90代の女性入院患者3人。いずれも重症ではない。
大森病院と県によると、全ての病院職員と入院患者計約430人に抗原検査やPCR検査を進めている。
大森病院は、20日から病棟での面会を禁止。今月末まで一般外来、救急外来と新規入院の受け入れ、手術なども休止している。
市立秋田総合病院のクラスターに関連では入院患者の70代女性に新たな感染者があった。クラスターは計30人となった。秋田市は、これまでに感染が判明した29人に関連する新たな濃厚接触者はいないとしている。
他に、湯沢保健所管内の30代会社員男性の感染も確認された。症状は軽症。この感染者は今月中旬に感染が判明した湯沢管内の20-40代男性5人と一緒に飲食していた。この飲食に参加した感染者は計6人となり、県はクラスターと認定した。
大阪と石川県で成人式後の打ち上げ会食でそれぞれ18-20人のクラスターが発生している。多人数での会食は自粛要請があるが、成人の自覚がない新成人の行動、若者たちの行動で若者中心に感染者が急増している。
COVID-19感染蔓延の抑制のために若者たちの自覚が欲しい所である。
1/22(金)曇り 大曲中通病院外来 飯川病院ボランティア
1:00起床、文献チェック他本読み等いつもと変わらず。新積雪はない。5:50可燃ゴミまとめのみ。7:20Taxi駅に。8:11こまち。駅病院間融雪状態徒歩出来ず。帰路こまち5分遅れ。13:45駅飯川病院徒歩で、14:00ボランティア。19:30帰宅、夕食、21:00就寝、歩数計Σ9237歩。
COVID-19(2021)(6) 秋田の現状(3)
事情あり非公開 いずれ公開。
画像のみ提示。
<a href="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/81/ec951102e5e7b6379f6714789047b39b.jpg"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/81/ec951102e5e7b6379f6714789047b39b_s.jpg" border="0"></a>
(COVID-19抗原検査キットの陽性反応)
<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/80/15e30a5bfc3949e5dff6cf243a597dc2.jpg" border="0">
(秋田市救急隊の感染予防の装い 隙のない完全武装)
1/21(木)晴れのち曇り 飯川病院
0:50起床、新聞・文献チェック他いつものごとく。朝までの新降雪0cm。午前は座学中心。11:50バス飯川病院。ボランティアと14:00から勤務。入院患者対応。19:15帰宅、夕食、就寝21:00。歩数5405歩。
COVID-19(2021)(5) 秋田の現状(2) 県内で初の病院内クラスターが発生
国内で医療機関や高齢者施設でのCOVID-19クラスター発生が相次いでいる。
岩手県雫石町では鶯宿温泉病院で看護師や入院患者らが感染し、関連の感染者は90人を超えた。北海道旭川市の医療機関では大規模クラスターが続き、旭川厚生病院だけで感染者300人超となった。
1月16日、秋田県内の医療機関で初めてのクラスターが発生した。
この件に関して、私も無関係者ではないので報道された情報をもとに状況をまとめてみた。
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秋田市は1月16日、市立秋田総合病院の女性医療技師ら計7人が感染したと発表した。同病院は診療科目28科、許可病床456床。24時間対応の救急告示医療機関、県のがん診療連携推進病院などに指定されている。外来患者数は1日約800〜1200人。
市によると、感染したのは40代女性医療技師の同居家族2人と、同病院の40代男性医療技師、70-90代の男性入院患者3人。いずれも重症ではない。
病院スタッフと入院患者計5人が含まれており、院内でクラスターが発生したとした。
女性医療技師は休暇中の9日から喉の痛みなどがあり、10日には37.2度Cの熱があった。11日に平熱となり12日から出勤。14日に嗅覚障害、15日に味覚障害があり同日同病院でランプ法検査で陽性が確認され、16日に宿泊療養施設に入所した。他の感染者はいずれも濃厚接触者などとして16日に検査を受け判明した。
同病院では全ての入院患者とスタッフ計約1100人を対象にPCR検査を進める。
伊藤院長はスタッフの感染予防について、「基本的予防策の徹底と出勤時の体温測定、健康状態のチェックを行っていたが、結果的に管理が徹底されていなかったことは残念で、さらに厳しく健康管理していく。劇的な症状がなく、本人がなかなか自覚できなかったことが感染を広げた一因だと思う」と述べた。
穂積市長は「誰もが感染する可能性があり、感染者や家族への誹謗中傷は謹んでほしい」と呼び掛けた。
医療技師2人は外来患者とも接する機会があったため、外来診療の受け入れを停止する。一般外来と救急外来、小児救急外来、新規の入院、健診・人間ドック。手術は原則中止または延期。再診で薬が必要な患者には電話で処方対応する。受け入れ停止の期間について2週間程度、とした。
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女性医療技師が感染したルートについての説明はなかった。典型的な症状がなく、本人がCOVID-19の感染の心当たりがなかったのだろう。
最近はどこの医療機関でも入院患者への面会などを制限することでCOVID-19感染を予防しているが、スタッフを介しての感染は完全には予防できない。だから、責めることはできない。
驚いたことに、女性医療技師がCOVID-19と判明した1月15日に市立秋田総合病院から飯川病院に転入患者があったことである。
1/20(水)寒波緩む 降雨 飯川病院 除雪7回目
1:00起床。文献チェック他。徒然。自炊。蓄積データ整理。午前降雪は2-3cm、昨日までの降雪は多いところは30cm以上。除雪7回目。 12:12バス通町まで。杉本コーヒー店にてドリップ購入、徒歩で飯川病院。午後ボランティア勤務。外来入院患者対応なし。19:30帰宅、夕食、20:45就寝。歩数計Σ14721歩。
COVID-19(2021)(4) 秋田の現状(1) まだ少ないがPCR陽者増加中
COVID-19感染症は、我が国も国際的にも厳しい状態を迎えている。
秋田ではどうか。
全国では「第3波」による感染拡大で、首都圏などを中心に感染者数が急増。今月上旬には連日7.000人を数え、政府が11都府県に緊急事態宣言を出した。
これまで全国的に感染拡大が進む中にあっても、本県の感染者数は最少レベルを保ってきた。県別に比較すれば鳥取県に次いで少ない方から2番目である。大都市と異なり人口密度が低いこと、経済的活力が低い事、県民の危機意識の高さもあってのことだろう。
県内の感染者は昨年に100人に達したが、相次ぐクラスターによる感染拡大で1月17日には200人を超えた。1カ月足らずで2倍に増えた。県内の急増は年末年始の帰省シーズンに感染者の多い地域との往来が活発化したことがきっかけとみられる。
(NHKの集計を借用した)
昨年11月下旬以降、複数の地域でクラスター感染が発生している。
1月16日、秋田市の市立秋田総合病院での県内初の病院内クラスターが発生した。この件に関連して、私も間接的に業務上の制約を受けている。
県は独自の警戒レベルを一段引き上げた。県民にはこれまで以上に基本対策の徹底が求められる。
県の警戒レベルは5段階。これまでの「2(強い注意喚起)」から「3(協力要請)」へ引き上げられた。3への引き上げは昨年7月下旬に警戒レベルを導入して以来初めて。
県は緊急事態宣言が出ている11都府県との「往来自粛」を呼び掛けている。このほかの感染者の多い地域との往来については「最大限の注意」を求ている。地方の感染拡大防止に感染蔓延地域との往来自粛は、残念な事だがワクチンが整備されていない現状では欠かせない項目である。
県は、物流・運送サービスやインフラの保守管理、入学試験や就職活動など「真にやむを得ない場合」は除いている。
このほか冠婚葬祭、家族の病気や介護などの事情で往来せざるを得ない場合には格段の感染防止対策が求められる。家庭内の感染防止、人との接触を極力控えるなど基本的感染防止行動が大切である。
県内の感染者に対しても心ないうわさや中傷が少なくない、と言う。
感染拡大による不安や不満が背景にあるのかもしれないが、誹謗中傷する人はいずれもCOVID-19に対する知識不足があると思われる。
また、県は警戒レベル引き上げとともに、病床確保計画に基づいて新型コロナ感染患者向けに確保する入院病床数を69床から115床に増やした。迅速な対応を評価したい。
1/19(火)寒波 強度の暴風雪午後緩む 中通病院外来 飯川病院
1:00起床。新聞チェック、徒然他。昨日からの積雪10cmほど強風のため除雪は明朝に。5:00可燃ごみ集積所に搬出。6:47バス飯川病院へ、バス待ちはきつく試練であった。8:45-13:00外来。13:15飯川病院に。14:00-18:45飯川病院勤務患者対応なし。19:30帰宅、夕食、21:15就寝。歩数計Σ11187歩。
COVID-19(2021) (3) 世界と日本の現状 (1)
新型コロナ感染症は我が国も国際的にも厳しい状態を迎えている。
私の記載の最終は2000年11月であった。再度勉強を始めた。
我が国の感染者数は急増しつつあり、ついに2回目の緊急事態宣言が敷かれた。今回は地域限定である。再度社会的抑制策が求められている。
■ 2021年1月19日時点の国内感染者総数(死者数)。
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?変動した数値
??国内感染判明例341.417人(死亡4.700人)
秋田県 219(1)人
岩手県 475(25)人
??空港検疫関連者 20.110(1)人
??入院療養中 71.270人(重症1.001)
??退院患者 258.772人
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?変化のない数値
??ダイヤモンドプリンセス号関連 712人(13人)
??コスタ・アトランチカ号関連 149人
??チャーター機関連 14人
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感染の「第2波」に見舞われた日本では、8月以降も感染者数、死者数ともに微増傾向にあり、厳しい事態を迎えつつある。
「第3波」を迎えたとの見方もあり、2回目の緊急事態宣言が発令された。
■ 2021年1月7日時点 全世界の感染者数と死者数
世界の感染者数、死者は急増している。
米ジョンズ・ホプキンズ大の集計では、8.723万人で死者は世界全体で188.5万人となった。まもなく感染者は1億人、死者は世界全体で200万人に達しようとしている。WHOによれば、最近はインドや米国、中南米での死者が多く、1日当たり5000人前後に上る。
(参考 日本感染判明例341.417人(死亡4.700人) 2021年1月19日時点 )
いま何より求められているのは利害を超えた各国の協調である。こんな状態では東京五輪は望み得ない。
欧州では感染者数が多いスペイン、フランス、英国で、経済活動再開の本格化とともに感染者が再増加している。このため3国とも移動や飲食店の営業を制限した。
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新型コロナ感染症に対しては、人的交流抑制、接触抑制、3密回避以外に効果を上げてはいない。
効果があると考えられている、手洗い、マスク着用、うがい、フェイスシールド、アクリルパネルの応用などは今できる対応の一つであるが、いずれにも絶対的効果はない。やらないよりはやったほうがいい、というレベル。
特効的治療薬はまだないが、ワクチン接種が一部の国で始まっている。これは朗報である。ただ、まだ効果の程は明らかになったとは言えない。
人的交流の再開は感染再増加の容認でもある。
今できることは、爆発的感染増加にならないよう、社会を、社会常識を再構築して中庸のレベルの人的交流で感染を低いレベルでコントロールしていくことだろう。
新型コロナに関して根拠なき楽観論は許されない。例えば、PCRを増やしても感染は抑制できない。
PCR検査が普及している諸外国でも感染抑制は出来ていない。コストと疫学的価値を考えればPCR検査の意義は乏しい。
1/18(月)曇りやや寒い 健康クリニック 飯川病院 関連職員のPCR陰性
1:20飯川病院で起床、新聞データチェック、本読み、徒然。7:00検食、本読み、9:00-11:00健康クリニックドック。14名、COVID-19理由に診察なし面談だけ。結果説明1名、判定先週休みのためなし。11:15飯川病院へ。読書など、14:00-19:10勤務、入院患者対応。関連職員のPCR陰性、されど保健所から2週間の休業指示あり。看護介護体制逼迫。19:30帰宅、積雪5cm、除雪せず。夕食、21:00就寝。歩数計Σ5108歩。
季節の話題2003(2) 秋田の雪(2) 寒冷暴風雪で新年早々大荒れ
ここ数年来暖冬消雪であったが今年の気象状態は寒冷暴風雪などで異常である。
12月中旬から寒波が長居した。加えて降雪。今季の私の初除雪は12月19日であった。その後も降雪が続いた。しかもただ事でない程度。新年の1月4日にはすでに除雪は4回目となった。
秋田市では5日現在の積雪深は気象台では14cmと言うが我が家では優に50cmはある。横手市はなんと171cm!!!!。
(ボロレガシーに積もった雪 掘り出して家内が便利に使っている。さすが4輪駆動車は良い、と評価は高まった)
過去に1973年の「昭和48年豪雪」や2005年の「平成18年豪雪」といった、秋田地方では名前のついた有名な記録的豪雪があった。
「昭和48年豪雪」は比較的降雪町の少ない岩手県沿岸部から秋田に転居したばかりであり、私が経験した降雪としては最大級であった。「どたまげた!!!」と言うのが本音であった。当時は前輪駆動車、四輪駆動車も主流で無く車での通勤は困難を極め、土崎駅まで30分余歩き汽車通にしていた。この時の経験から秋田では四輪駆動車が必須との考えを持った。以降の購入者はプリウス以外は四輪駆動車にしている。
「平成18年豪雪」のときは静かにシンシンと降ったから早朝5:00除雪に外に出るまでその深刻さに気がつかなかった。膝高付近まで積雪あり。自宅周辺の除雪後に車で出勤を試みたが地域の道路は除雪なく走行不能、雪をこぎこぎ病院まで歩いた。普段なら1時間のところ2時間ほどかかった。この時は秋田市の交通は数日麻痺し、市民生活は困難を極めた。
雪は高齢者にとっては辛い負荷となる。
県内の高齢化率は1973年の「昭和48年豪雪」時約8%、2005年の「平成18年豪雪」時約27%。現在は約38%で、高齢者のみの世帯は約32%を占める。
高齢者の命と生活を守る支援や対策が急務となっている。
高齢者は昔の経験、家屋が潰れたり、障子やふすまが開けられなくなるなどの経験があるから豪雪時には黙っていられない。体力低下を顧みず除雪に勤しみ、屋根の雪下ろしのために屋根に登る。全県的に雪の事故によるけが人は後を絶たない。1月15日時点で全国で65人が死亡しているが、秋田県は13人とダントツに多い。この中には除雪中に屋根からの落雪に巻き込まれた1人暮らしの高齢者の痛ましい犠牲もあった。もはや高齢者が自力で除雪できるレベルの積雪量ではない。
県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊が横手市で活動を始めた。
県内には地域の高齢者宅などの除排雪を行う共助組織が50団体ある(昨年末、県調べ)。中でも先進的に活動を始めたのが横手市山間地の団体。高齢化・過疎化が進む地域で1人暮らしの高齢者らの暮らしを支える。
しかし支える側も決して若くはない上、大雪で自宅の雪下ろしや除雪に追われる毎日だ。請け負った家を全て回り切れていないのが現状だという。
買い物支援の車の運行も道路除雪が進まなければ難しい。記録的大雪を前にしては、共助組織の奮闘にも限界がある。
秋田市は明日からまた荒天になるといい、降雪量も多いらしい。緊張が走る。
1/17(日)曇小雪 飯川病院日当直
0:00飯川病院で起床、データ整理、読書、時に微睡。COVID-19関係患者が転院していたので急遽外からの当直医師をお断りしそのまま本日も日当直に就くことに。10:30COVID-19関係患者は市立に引き取られた。終日読書、微睡、徒然など。一段落したが後はスタッフの感染の問題が残る。15:20-17:45院長の好意で自宅に戻り入浴など。7:00、12:00、18:00検食。ほとんど食べて机に向かうだけの一日。本読み、文献・新聞チェック。20:00就寝。歩数計6404歩。
季節の話題2003(1) 秋田の雪(1)今季はラニャーニャ現象で寒冷多雪の予想であった
今季は年末年始にかけて秋田地方は低温と著しい降雪に見舞われ、1月上旬頃には大暴風雪により秋田県内は広い範囲で停電が発生し、路線バスも運休するような事態になった。
秋田市内、秋田県南では4日夜から5日にかけて激しい降雪があり、県南では屋根の雪下ろしが必須となった。
最近の何年間かは驚くほどの暖冬少雪であった。
ただ今期に関しては、地球温暖化に加えてラニャーニャ現象が発生していて、天候不順が懸念される予想されていた。赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて海水温が平年より低くなっている。この現象が発生すると、偏西風が日本付近で南に蛇行し北から寒気が入りやすくなる。
こうした現象は過去にもあった。
2006年から翌年にかけて秋田市などで記録的な大雪となり交通が乱れるなど暮らしに深刻な影響を与えた。
そこで、温暖化とラニャーニャ現象がこの冬の秋田の天気にどう影響しそうか、秋田朝日放送のお天気キャスター和田氏の魁新報の記事を参考に具体的に考えてみる。
和田氏によると、注目したいのは日本海の海水温の上昇だそうだ。
日本海の海面水温は年々上昇し、その上昇率は世界全体や北太平洋全体の海面水温の平均上昇率の約2-3倍にもなっていると言われている。
特に、日本海中部の海面水温の上昇率は日本近海で最大。季節別では冬季の上昇率が100年前に比較すると2.3度Cも高くなっている。
実際に和田氏が測定した結果では、秋田市の下浜海岸で海水温を測つてみると10月に入っても21度と去年と比べて2度Cほど高かった、という。
海水温が高いと少しの寒気でも大気の状態が不安定となり、雷雲が発達しやすくなる。また、今年の秋田はラニャーニャ現象により上空の寒気が西回りで入ることが多くなりそう、と予想できると言う。加えて湿った重い雲を降らせる帯状雲が発生しやすくなる、と言う。
つまり ふだん雪の少ない秋田市など沿岸でも今季は、昨年までのように雪かきの少ない冬は期待できそうも無く、逆に大雪への備えが必要だと言う。
実際、和田氏の予想通りになってしまった。
1/16(土)晴 飯川病院日当直
1:00起床、暖房効率化のため居間の仕切りカーテン工夫。新聞チェック、文献読み。11:30家内に同乗飯川病院。12:00車道の雪ほとんどなし。飯川病院午後日直に就く。検食、午後は微睡後、文献読み、読書、座学中心。秋田市立総合病院でCOVID-19クラスター発生、関係患者が転院していたので急遽外からの当直医師をお断りしそのまま当直に就く。18:00検食、20:00就寝。歩数計Σ3868歩。
食2021 (3) つきたてのお餅 雑感
私はお餅が好きだ。冷凍庫には市販の切り餅が入っており、ときに朝食時に黄粉をまぶしてご飯がわりに食べる。
鍋料理の締めにはラーメン、うどんも良いが餅も魅力がある。
つきたてのお餅には私は強い憧れを持っている。
つきたてのお餅は、このなんでも購入できる現在においても滅多に入手できるものではない。いや、ほとんど手に入らない超贅沢品である。
つきたてのお餅は、あのどこをとっても均一な柔らかさと弾力、滑らかな食感、どこまでも伸びる性質。それは少しでも乾燥してしまつたらもう味わうことができない、一瞬しか味わえない贅沢な感触である。
もう一つの楽しみは蒸しあがったばかりの餅米の美味しさ。極上な味である。いつも一部を貰って食べていた。
子供の頃は年に何回かの節目の時に、あるいは所望する来客があるときなどに、家で餅をつくことがあった。これが楽しみだった。
そんな私だから、卓上餅つき機というものに注目した。いつでもつきたてのお餅が食べられるとはなんて贅沢なことだろうか、餅つき機の中で白くて柔らかなお餅が出来上がっていく様子も楽しかった。しかし、機の中で出来上がったお餅には期待したような食感は得られなかった。市販の切り餅との違いを指摘できないレベル。だから、卓上餅つき機の出番は大幅に減少した。
近年、唯一つきたてのお餅を食べることができる機会は、家内が主宰して親戚の寺で行われる年末の餅つきだけになった。
いつも暮れの29日前後に、親睦を兼ねて、孫達、親戚の子供たちに餅つきの文化、お餅を味わって欲しいとのことで開いて来た。もう10数回になるだろうか、家族総出で、新生児から成人した若者も参加し、多い場合は30名程度になった。
人付き合いは得手ではないが、つきたてのお餅の魅力は大きく、また普段お世話になっている方々との交流だから、家内の補助的役割もあり、私も必ず参加して来た。
そこでは、昔ながらの方法で餅をつく。
前日から水に浸してある餅米を蒸し、大きな臼でつく。二臼、時には三臼つく。
屈強な男たちが中心に、時には子供たちにも杵を持たせて経験させる。私は見ているだけ。
つき上がったお餅は、お母さん方と子供達によって直ぐにのし餅、お供えに、大福に、あんころ餅に、黄粉もちに、雑煮に変容していく。できた餅類は決して見てくれは良くないがいずれも味は最高である。
当然、全員での懇親会も催すのであるが、酒を飲まない私は餅をたらふく食べて餅ばらを抱えて早々に退散する。
近年は、お金さえ出せば何でも手に入る時代であるが、つきたてのお餅は年に一回、この会でしか味わうことができない貴重な贅沢品である。
今年はCOVID-19のために中止せざるを得なかった。残念であった。
1/15(金)曇り 大曲中通病院外来 飯川病院ボランティア
1:00起床、文献チェック他本読み。5:30可燃ゴミ集積所に出すの忘れた。降雪1cm。7:15Taxi、されど渋滞のために8:11こまちに遅れた。StarBacksで時間調整、9:12こまちにて大曲に。10:10-12:10大曲中通病院外来。往復Taxi。秋田駅病院間徒歩。飯川病院ボランティア、微睡、読書など。19:00バス帰宅・夕食、21:00就寝。歩数計Σ8755歩。
食2021 (2) 大晦日の夕食、年越し蕎麦 雑感
クリスマスにはケーキと洋風のご馳走を食べて,お正月にはおせち料理とお雑煮と
・・・と、年末年始というのは何かと決まった食べ物が多い時期である。ともに宗教が絡んでいる。
私の子供の時は、大晦日は掃除や部屋の整頓をし、早めに入浴し新しい下着にかえ、ちょっと早めに夕食をいただいたものである。まず神棚にお神酒を挙げこの1年の加護を感謝した。その夕食には帰省した兄など含め十人ほどが集まり、内容的にも日常にないほど豪華なものであった。大人たちはお酒を飲みながら、飲めない女たちも形だけ盃に口をつけた。一種の儀式であった。
食後は紅白歌合戦を見ながら花札ゲームを楽しみ、さらに22:00-23:00ころになると年越し蕎麦を食べた。普段は早めに寝るのであるがこの日ばかりは除夜の鐘まで起きてていいとされウキウキして過ごしたものである。
今でも、大晦日には年越し蕎麦を食べる、これはどの家でもだいたい共通した習慣なのではなかろうか。一人暮らしの若者ですら大晦日にはカップ麺を買って年越し蕎麦の代わりに食べていたりする。大晦日に縁起を担いで食べる。歳末の風習・食文化である。日本の風習として深く定着していることが窺える。
そのいわれは、
■ 蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願ったという説
■ 家族の縁が長く続くようにとの意味であるとの説
■ 蕎麦を食べている人は脚気にならない、という説
■ 蕎麦は細く長いことから延命・長寿を願ったもの
■ などなど・・・・。
その年越し蕎麦をいつ食べているのか?いろいろなパターンがありそうだ。
夕食代わりに食べる家庭、夕食に引き続いて食べるいえ、紅白歌合戦を見ながら食べる。新年を迎える直前に食べるなど一定しないようである。
大晦日の夕食もいろいろである。
毎年すきやきと決まっている家もある。忙しい年末、鍋物であれば準備が楽だし、すきやきであればちよつと豪華でしめくくり感も出そうである。焼肉で締める家もあるようだ。
また別の家では大晦日の夜はお酒を飲みながらおせち料理を食べ始める家もあるというから面白い。元旦に雑煮とともに初めて箸をつけるのがおせち料理の真髄と数10年間信じていた私はかなり驚いたものである。
大晦日の食生活つて意外なほどにバラエティに富むものだと思つた。
考えてみると私達日本人は大晦日という一日が大好きなのだろう。まだ終わつていない掃除を急いだり、料理の材料を買いに走つたりとドタバタしながらも、心は新年を迎える喜びでウキウキしている、明日を迎える充実感を覚える一日である。日本人は節目が好きなのだが、 大晦日はその中でも特別な日である。
1/14(木)比較的温暖屋根は雪どけ 午後飯川病院
1:20起床、新聞・文献チェック他。座学、読書、自炊5冊ほど。11:40バス飯川病院。融雪状態で歩行困難。病院は14:00勤務、入院患者対応。微睡、読書など。19:30帰宅、夕食、21:15就寝。歩数計Σ7249歩。
食2021 (1) おせち料理雑感
おせち料理は、種々の節目に供される特別な料理のことであるが、今では節目の風習の大部分が廃れてしまい、おせち料理は正月料理を指すようになった。
おせち料理の基本は地方により異なるが、味を濃くしたり焼いたり、酢を用いて日持ちするように工夫されている。正月の間、神聖な火を使う煮炊きをできるだけ避けるという風習が背景になっているらしい。
私は、正月の間女性を家事から一時解放するための保存食、と教わって納得していた。
かつては各家庭で作られ、年末は大変多忙であった。子供であった私もキントン作りなどで裏ごしなどで手伝わされたものであった。
ただ、我が家ではおせち料理を作ったのは母の世代までであった。
日常料理をすることの少ない家内は、おせちに対するこだわりなど全く無いと思っていたが、そうではなかった。年末になると毎年市内の有名料亭から購入していた。家族が多かったときには3-4箇所から取り寄せていた。1セット3-4万円ほどと安くはない。
現在ではおせちの内容も多様化し、伝統的な和食、中華料理、西洋料理など多種多様な料理で供されている。
家内は、何故か自分が采配して購入するおせちに強い思い入れと誇りを持っているので、その気持ちをふみにじつてはならないと強く思う。
(今年のおせち2セットの一部を示した)
おせち料理について私は贅沢ではあるが、質的にも味としても満足できない。どんなに高価であっても内容がワンパターン、見た目は素晴らしいが、決しておいしいわけではない。コストパフォーマンスが良くない。だから、ついついおいしいと無理やり自分を納得させながら食べている。
私としては、単品を買い揃えて自分で好きなようにセッティングする方が満足できるのではないか、と思うが、その準備をする気はないので今のままで納得しよう。
様々な気分が交錯する正月、おせちを用意する家内、それをありがたく押いただく私。何10年も続けて来たが、それぞれ思うことに違いがあるということだけは、互いにわかつていた方がいいと思う。
1/13(水)寒波緩む終日曇り、歯科受診 午後飯川病院ボランティア
1:00起床、いつもの如し。午前はデータ整理、10:30佐々木歯科医院に。11:00-11:45治療、新国道からバス飯川病院へ、路上の雪が解け歩行難、雪は降った時よりもこの状態が困る。ボランティア、外来対応。微睡、他。19:00帰宅、夕食、21:15就眠。歩数計Σ6507歩。
トランプ政権の4年間は何だったのか(3) トランプ教教祖か? はたまた人格異常か(2)
トランプ氏は自らツイッターなどで差別的、暴力的な言動を繰り返し、支持者の過激化をあおってきた。一方、選挙に不正があったという根拠なき主張は司法に否定された。
12月14日の選挙人投票ではバイデン氏の当選が確定、トランプ陣営にはもはや打つ手がなくなっていた。
そうした背景の下、トランプ氏の指導のもと意に沿わない結果を暴力で覆そうとする支持者の狂信的な行動が起きた。もう宗教的としか言いようがない。
騒乱収拾後、トランプ氏は「悪質な攻撃だ。米民主主義の府を汚した」と支持者の議事堂占拠を非難したが、その資格はある??
死者が出た騒乱の責任を問い、トランプ氏の解任を求める動きが強まる中、トランプ氏はようやくバイデン氏の勝利を認め、「円滑で切れ目のない政権移行」に取り組むとした。
これ以上、米国は混乱を避けなければならない。
20日に発足するバイデン新政権には、COVID-19対策の他に、深刻化した国民の分断を修復する胆力と手腕が求められる。
4年前、クリントンとトランプが大統領の座を巡って選挙で争ったが、大方の予想に反してトランプが勝利した。そこに至る前の共和党内の大統領候補選では、トランプは確か6-7番目の位置で、泡沫的な扱いであったが、その発言は扇動的でわかりやすく注目はされていた。しかしながら、有力候補者が次々と脱落していく中、残ったトランプの発言は一層先鋭化し「米国第一主義」を前面に押し出し、最終的に共和党の最終候補にまでなった。
大統領としてのトランプの実績は見ての通りであった。
ここまで来て、私はトランプは異常性格者ではないか?と思っている。あえて分類すれば「反社会性人格障害」かと思う。このような指摘があまりないのが不思議でもある。
特徴を上げれば、
■ 良心の異常な欠如
■ 他者に対する辛辣さと共感の欠如
■ 慢性的に平然と嘘をつく
■ 自身の行動に対する責任を取れない、取ろうとしない
■ 過大な自尊心で自己中心主義
■ 口達者
■ ・・・・
である。
共和党内でも支持者が次々と離れているらしい。党としてもトランプをコントロールする力は総じて弱かった。
まだ、先のことはわからないが、私は、やっと一山超えた・・という感覚で受け止めている。
1/12(火) 寒波緩む曇り小雪 中通病院内科外来 飯川病院
1:15起床、文献・新聞チェック,PDF化。降雪なし。寒波緩む、6:00可燃ゴミ2袋提出。6:47バス飯川病院、路地など道路状態最悪、歩行困難。8:45-14:30中通病院外来。疲弊、14:45飯川病院、14:00-19:00勤務、入院患者対応。その後就寝す。19:30帰宅、夕食、21:15就寝。歩数計Σ10050歩。
トランプ政権の4年間は何だったのか(2) トランプ教教祖か? はたまた人格異常か(1)
私は米大統領の選挙は真に政策を協議する場、というよりは支持者同士のエネルギーを蓄積するために恣意活動を通じてエネルギーを蓄積する集団、と感じていた。
確かに近年はTV討論を通じて対立候補同士が論戦を貼っており、確かにそれなりの効果があるようだが、基本的には政策を巡って熱弁を振るう場としてよりは候補者のイメージの演出の場とのイメージ形成のば様子であった。
大統領選挙という特殊性はあるが、わが国の国政選挙の低迷との比較で、この選挙の際の盛り上がりは何が背景にあるのか、常に関心を持ってきた。
得た結論は、政治活動というよりは宗教的活動をのイメージのように思う。
特にオバマ氏の選挙の様子からそう感じていた。オバマ氏は実績も少ない立場で、弁舌の爽やかさ、巧みさから、若さで民主党支持者の支持を集め選挙の時も選挙間際にはオバマ氏の演説会支持者が数万人集合としたと感じていた。支持者だけが大勢集まってエネルギーを蓄積する集会である。
その善悪は別にしてあまりにもわが国の国政選挙と違うことに驚きを感じていた。実際にそれを感じたのはケネディ大統領の時からであった。
今回の大統領選に関していえば、バイデン氏が静かな静かな運動を展開したのに対してトランプ氏は熱気のあるアジテーション的発言を背景にした群衆頼りの運動の展開であった。
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米大統領選を巡り、異例の騒乱が起きた。
選挙に敗れたトランプ大統領自身が敗北を認めず、トランプ氏の言葉に扇動された支持者らが連邦議会議事堂に乱入し一時占拠、5人が死亡する事態となった。爆薬や武器を持っていた支持者もいた、という。そこまでいくとテロ集団である。
暴動収拾後、トランプ氏はようやく選挙敗北を認めたが、晩節をけがす醜態。国として大きな汚点を残すことになった。
議事堂占拠は、大統領選の最後の手続きとなる選挙人投票の結果確認中に起きた。議会がバイデン次期大統領の当選を正式認定する作業で、この最中に議事堂に押し入る行為は、選挙妨害以外の何ものでもない。
昨年11月の選挙結果判明後もトランプ氏は敗北を認めていなかった。この日はホワイトハウス前での集会で選挙結果の無効化を訴えた。さらに、集まった支持者に議会へ向かうよう呼び掛けた。デモは暴徒化、興奮した数千人が議事堂を包囲し窓ガラスを割って侵入した。トランプ氏の言動が招いた結果で、氏の責任は重い。弾劾されているが当然だろう。
1/11(月)成人の日 寒波若干緩む 終日曇り 除雪なし
1:00起床。本読み、新聞・文献チェック他。午前読書中心に過ごす。午後は微睡後ゴミの廃棄などの環境整備。読書、データ整理大量。16:00配電盤の漏電ブレーカーが再び落ちる。原因不明。戻しても問題箇所を再現せず。19:00夕食。20:15就寝。歩数計Σ8199歩。
トランプ政権の4年間は何だったのか(2) 政治家?商売人?はたまた教祖か?
トランプは公私混同の疑いを押しのけて、家族の運営するホテルやゴルフ場を率先して使い、トランプ個人への利益誘導を続けた。
人種差別も政治腐敗も所得格差の拡大も過去の大統領にもあり初めてのことでないが、これほどあからさまな権力の乱用、国民統合の破壊を見ることは珍しい。
日本の政治であれば、首相などが個人的な利益誘導をした場合はかなりバッシングの対象になるが、米国ではちょっと違うらしい。
欧米では一般的な男女間のプライベートな問題があったとしても公私の区別はしっかりと区別して政治家としての評価がされる。このような考え方は私は評価したい。
日本では議員や閣僚などはクリーンさが求められるが、政治家は聖人君主ではなれないし、そんな集団だったらむしろ怖い。
トランプは国際関係も破壊した。
■ 地球温暖化に関するパリ協定の離脱
■ 北米自由貿易協定一方的破棄と改定強要
■ TPP協議からの離脱
■ WHO離脱
■ などなど・・・・・
従来、国際機構や協定は米国にとって対外政策の手段の一つであり、他の諸国にとつては米国を制度の中に抑え込む価値があった。だが、トランプは束縛から解放を求めるように国際協定や国際体制から次々と離脱を繰りかえした。
なかでも深刻なのは米欧関係であった。
トランプはロシアのプーチン大統領と親密な関係を保つ一方、北大西洋条約機諸国には駐留米軍削減と同盟脱退を脅しに使うかのように国防費増額を求めてきた。その結果として米欧の関係は第2次世界大戦後で最悪の状況にある。プーチンが喜ぶのは当然である。
これまでにも覇権と秩序との微妙な均衡は揺らいできたが何とか持ちこたえてきた。だが、トランプ政権の下で、国際秩序から次々と降りようとした。
そこには世界のリーダーたる責任も、歴史上今まで果たしてきた秩序形成に果たしたに役割に対する責任も感じられない。
ほとんどビジネス感覚、商売人感覚である。
トランプは新しい発想で世界の秩序を乱してきた。
このままトランプ政権が続けば従来の秩序の瓦解もあり得たが、ちょうどいい機会でバイデン氏に移行できることになった。
まだ、先のことはわからないが、一山超えた・・という感覚で受け止めている。
1/10(日)終日降雪 除雪6回目 夕方市の除雪が路地まではいる
1:30起床。文献読み・録音・PDFデータ整理など。9:00-10:00除雪6回目。終日読書三昧、データ整理大量。午後午睡など。自炊5冊。夕方秋田市の除雪が路地まではいる。19:00夕食、20:15就寝。21:00配電盤の漏電ブレーカーが落ちる。原因不明。戻しても再現せず。歩数計Σ7471歩。
トランプ政権の4年間は何だったのか(1)
トランプ氏がついに選挙で敗北を認め、政権交代に協力すると宣言した。
往生際の悪さは驚くべきものだった。すっかり晩節を汚し、見るべき政治的成果すらを帳消しにした。
私の感覚では到底理解できない行動であったが、これはアメリカ的合理主義の考え方なのであろうか?
それと、私はこの何回かの米国の大統領選挙を見ていると、政治論争というよりは何か宗教的熱狂さの方を感じいていた。オバマ氏の選挙以来その感が強い。
世界にとってトランプ大統領とはどのようなものだつたのかざっと考えてみたい。
評価すべき項目は多岐にわたっており、私などなんともし難いほどである。
トランプ政治の成果は何にあつたのか?少なくとも世界の大国の一つという立場はほとんど見えずビジネス感覚だけが目立っていた。
中国を抑え込んだのではないか? 成果として第一に挙げられようが、果たして本当だろうか?
トランプ氏の対中政策の重点は貿易だった。自国第一主義の立場から不平等さを指摘し、関税を手段に使った貿易圧力を次々に繰り出した。中国はそれに対して相応の関税増で応酬しあった。
関税問題は米国にも打撃を与えたが、この4年間で中国の対米戦略が大きく変わつたとはいえない。ビジネス感覚で騒ぎ立てるトランプに対し習近平政権は一見冷静に対応しているような印象であった。大国の余裕すら感じ取れた。
現にこの間、中国の台頭はさらに進んだ。
米国が未だに第一をめるとはいえども、総合力でも軍事力でも米国は一歩も二歩も後退した。
経済後退の主な原因はCOVID-19流行だが、トランプ政権の無策か感染拡大を招いただけにコロナのせいにはできない。トランプの失政が招いた結果である。しかも、COVID-19禍をいち早く脱しつつある中国は世界経済における比重をいつそう高めた。
ざっと見て、トランプが中国政策で成果を上げたとはとても言えない。
具体的成果を上げられる項目は少ないが、一方、トランプが政権が破壊したものは多い。
国内ではCOVID-19対策でトランプ政権の無策か感染拡大を招いた。これほどの状況を招いたにも関わらず大きな批判が生じていないのは何故だろうか。ここにも自己責任、個人主義の文化があるのだろうか。
米国が多民族国家であるにも関わらず、トランプ大統領自らが、民族・人種・性別による偏見を表明してマイノリティ迫害を助長し、批判を受けた。
私は米国民が持つ人種差別感覚はあまりにも深く、歴史も長く、解消は不能だろうと思う。大統領自らが差別感情をあらわにしたのは特記すべき事だろうが、ルーズベルト、トルーマンの対日政策の根源は、開戦にしろ、無差別絨毯爆撃にしろ、原爆投下にしろ、黄色人種に対する差別感が深層にあった、と思わざるを得ない。
トランプはツイッターでフェイクニュースを次々と流したが、それだけ感情に素直で正直な人間だった、とも思う。
1/9(土)小雪終日 夜間早朝積雪30cm 除雪5回目 昨日緊急事態宣言発令
1:15起床。いつもの如く。新聞文献PDF化。文献読み、本読み。自炊3冊。夜間早朝積雪30cm , 9:30-11:00除雪5回目。雪に埋まったレガシー掘り出し。本日より家内が使うことに。充電とかの整備完了。プリウスは昨日修理のために入院。歩数Σ13732歩。除雪すると歩数増える。
地球環境2021(2) 二酸化炭素の排出量実質ゼロ 原発はどうなる??
福島第一原発事故以降の電力関連の主な出来事は以下の動きがあった。
■ 2011年3月11日東日本大震災と東電福島第一原発の事故が発生
■ 2011年3月14日東電が計画停電を初めて実施
■ 2012年5月国内の全原発が一時停止
■ 2012年7月1日関西電力大飯原発3号機が再稼働 政府が東電を実質国有化
■ 2012年9月14日民主党野田政権が2030年代に原発稼働でゼロをめざす政策
■ 2012年12月26日民主党から自民党に政権交代。安倍内閣が発足
■ 2014年4月11日政府が原発を重要なベースロード電源と位置づけた
■ 2016年12月21日政府が高速増殖炉もんじゆの廃炉決定
■ 2019年10月26日菅首相が温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロ目標表明
温室効果ガスゼロには原発依存続くのだろうか??
はっきりしない施策であり不満が残る。
自民党は嘘で固めた原発政策を推し進め、原発事故の惨禍を経験しても、変わりきれない日本のエネルギー政策を進めるのは一体なんだろうか??
原発事故で住めなくなった県民の立場をど考えているのだろうか?対策や保証は今の状態で十分と評価しているのか?
再度なんらかの事故が生じた際の対策は技術的に確立したのか??きい、住民の避難など確立したのか?
余談だが、北朝鮮の通常ミサイルでも原発を狙えば核弾頭を備えたミサイルと同じ効果が生じうることをどう評価しているのだろうか。イージス艦配備などは重点的に原発を守らなくてもいいのか??など疑問がわく。
しかし、この日本のエネルギー政策を一変させそうな動きが最近あった。
我が国は積極的でなかった従来の温暖化ガス排出の削減方針を積極策に転じたのである。
「極極的に温暖化対策を行うことが経済社会の変革をもたらし、大きな成長につながる・・・」曹首相が昨年10月、2050年までに温室効果ガス排出の実質ゼロをめざすと宣言した。
世界の脱炭素化の潮流にあらがえず革新技術などを後押しする2兆円の基金創設など 政策を総動員する姿勢に転じた。
ただその中でも原発の将来は定まらないまま残されている。新戦略は「可能な限り依存度を低減しつつも、引き続き最大限所用していく」とおかしな日本語で表明された。
原発維持の方向である経産省の意向で矛盾にも見える文言が残された。
この10年間、原発政策は「迷走」と「その場しのぎ」を重ねた。
2012年に民主党政権が30年代の原発ゼロを揚げた直後に返り咲いた自公政権が原発活用に舵を戻し、原発を重要なベースロード電源と位置づけた。ベースロード電源ってなんなん??日本語で高齢者にもわかるように説明してほしい。
現在、建設中を除く33基の原発で再稼働しているのは9基にとどまる。原発政策も思うようには進んでいない。
遠回りしたとはいえ、わが国でも温室効果ガス実質ゼロが打ち出され、やつとあるべき姿に近づく。
重要なのは、再エネに全力で取り組むのか、原発依存を続けるのか。
痛みを伴う政策だけに、国民の声を踏まえた議論が求められる。
1/8(金)荒れ模様 大曲中通外来休診に 飯川病院ボランティア 緊急事態宣言発令
1:00起床。外は強風、寒波、降雪と厳しい状況。浴室の水道軽く凍結。なんとか風呂を沸かして凍結を解いた。文献・新聞PDF化。5:30-6:30除雪5回目、可燃ゴミ廃棄。Taxiを予約せんとしたが停電のためか通じない。本日の大曲中通病院外来は休診とした。9:15家内に同乗、飯川病院に。そのままボランティア。15:00プリウス修理に。18:50Taxi帰宅。19:30夕食、21:30就眠。 歩数計Σ10220歩。
?地球環境2021(1) 二酸化炭素の排出量実質ゼロは実現が極めて困難だが・・・
地球環境保全については、我が国もやっと具体的な対策を提示した。温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を2050年までに実質ゼロに向けて舵を取ることになった。
我が国の対策は国際的にも非難を浴びていたが、やっと方向性だけは国際並みになった。2050年ごろに温暖化ガス排出を実質ゼロにすると表明した国は120ヶ国を超す。
当たり前のことであるが、従来、我が国は安価な化石燃料に頼ってきたので。かなりの痛みを伴う政策転換である。
洋上風力発電と電気自動車などの推進が柱。脱炭素化は国際公約でもあり、掛け声倒れに終わらせてはならない。
温暖化ガス排出を実質ゼロにする12項目は名称だけあげると以下のごとくであるが、我が国は再生可能エネ分野では先進国の中では遅れをとっている。一歩抜きん出いると評価されるのは水素の利用とされている。
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■ 洋上風力 2040年 4500万KW
■ アンモニアを燃料に 2030年 火力発電の20%に燃料に混入する
■ 水素の実用化 2050年 2000万トン
■ 原発 再稼働と次世代炉の開発
■ 住宅 2030年までに新築のCO2排出量平均ゼロに
■ 資源循環 バイオマスなど活用
■ ライフスタイル CO2クレジット化やスマートシティの推進
■ 自動車蓄電池 2030年半ばまでに新車販売100%電動車に
■ 半導体情報伝達 デジ化によるエネ需要の効率化
■ 船舶 2050年までに燃料を水素やアンモニアに転換
■ 物流 港湾の脱炭素化。CO2排出減少
■ 食料 農水産 2050年までに排出ぜろ
■ 航空機 2035年以降水素燃料の航空機
■ カーボンリサイクル 2050年大気からのCO2回収
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ここに挙げられている項目は一部は小規模ながら実用されているが、多くは未知の分野と言っていい。今後30年の間に一定の規模に推進できるかはまだ未知数である。おそらく実用化に向けて研究が進められる分野であろうが、そこに至るまでにエネルギー消費を含めかなりの投資を必要とする、と考えられる。
次の問題は、エネルギー産生の効率化である。化石燃料は最も効率のいいエネルギー源と言えるが、化石燃料以外でこれほどの効率を上げることはできないだろう。新エネルギー源にはエネルギーの投入が必要である。
だから、温暖化ガス排出を実質ゼロにする近ずけることは国としてエネルギー消費が増えるという新たな問題を抱えることになる。
だから、省エネルギーを目指す生活パターンを導入しなけれが立ちいかなくなる。
エネルギー垂れ流し生活に慣れた我が国、省エネルギーを実現する個人の意識転換をどう促すのか。理解を浸透させる工夫も必要である。
1/7(木)朝午前は快晴 午後飯川病院勤務 夜間積雪2?3cm
2:10飯川病院で起床、文献・新聞PDF化準備。夜間は強風で嵐状態。雷も伴った。朝方から急に凪いで超快晴状態。NHKラジオは全国的荒天を報じているが実感が全くわかない。嵐の前の静けさか。7:00検食。午前フリー、読書三昧。12:30検食、午後飯川病院勤務。午後から強風降雪雷で嵐状態。19:00帰宅、夕食、21:00就寝。歩数計Σ6782歩、
年末年始休暇2020-2021(2) まずい!!! 休暇中に労働意欲が減退した
今季の私の年末年始休暇は、除雪4回、読書三昧、音楽鑑賞、微睡三昧であった。
読書は内容的には昭和史関連の作品、エッセイ集に集中した。ずいぶん読んだ。
それぶん時間が不足して徒然日記に充てる時間の確保が困難であった。
音楽関連では録画で「N響定期公演」などを視聴。演奏会自体が少なく企画番組が多かった。「ベートーヴェン生誕250年」関連の録画を楽しんだ。特に、ムター・マ・バレンボイムによるBPOの「三重協奏曲」、諏訪内独奏、N響の「Vn協奏曲」は堪能できた。しかし、毎年この期間に作っている録画インデックス一覧は作れなかった。
家内も健康上に問題を抱えているが、一見健康的に、平穏に過ごしえたようである。
長女一家はCOVID-19蔓延のために来秋できなかった。初めて経験する寂しい年末年始であった。
ネコ7匹も元気。若さゆえのいたずらは徐々に少なくなり、私との関係も最近一層ホットになってきた。
私は歳と共に体力気力の減退で何事も億劫になりつつある。
身体的活動の指標として、この間の歩数プロットからこの間の歩数を検討してみた。目標の1万歩に達したのは3回あった。昨年は0回であったことに比較すれば、身体的にそう低活動状態とは言えないようである。
除雪は4度やった。昨年は0回であった。今年は日本海側の降雪量が異常に多い。しかし、50年ほど前の状況は毎年こんなものだったように思う。徐々に暖冬になり豪雪の記憶が薄れてきている。
数年前から、新年に気持ちをリセットすることも止め、目標設定などは行わず、肩を張らず、あるがままに、気の向く方向で生きようと思っている。
今年の休暇はそれなりに実践できた。
今年の休暇を終えるに当たって例年と若干違うのは、休暇明けを迎えても労働意欲が湧き難かったことである。徐々に改善しているが「休暇慣れ」といったところだろうか。
中通病院、大曲中通病院等の業務が今年も継続できるようになった、というのに困ったことである。
1/6(水)曇り 飯川病院ボランティア+当直
1:00起床、文献チェック他、本、数冊に目を通しながら自炊進める。12:12バス出勤、飯川病院ボランティア。微睡、文献、数冊裁断、入院患者対応。17:00当直業務に就く。18:00検食、20:30就寝。ラジオ深夜便数編聴く。歩数計Σ6232歩。予報に反して比較的温暖であった1日。明日からまた荒れる??
年末年始休暇2020-2021(1) 例年より怠惰、微睡、読書三昧であった
今期の年末年始休暇は前後が週末で、私としては9日間の休暇となった。
現役の頃は休日によって輸血用血液の入手が困難となり白血病などの治療スケジュールを変更せざるを得なくなるなど、連休を呪ったりしたものだが、嘱託の今はそんな悩みはなく休日はとても嬉しい。昔のことは思い出したくもない。
2019-2020年の年末年始休暇は中通病院は12月29日(火)-1月3日(日)、飯川病院は12月31日(木)-1月3日(日)までであった。
私の業務スケジュールはこの前後にも休診が入りちょっと伸びた。公的年末年始休暇を含む周辺の日々の状態を記録した。
この間の勤務状況は以下のごとく。1日の行動の様子を知るために歩数計のデータをつけた。
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午前 午後 ほか 1日歩数
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12月26日(土) (フリー) (フリー) Σ7300歩
12月27日(日) (フリー) (フリー) Σ9267歩
12月28日(月) (フリー) 飯川病院勤務 Σ8127歩
12月29日(火) (フリー) 飯川病院勤務 Σ9262歩
12月30日(水) (フリー) 飯川病院ボランティア Σ7578歩
12月31日(木) 飯川病院日直 (フリー) Σ12480歩
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1月1日(金) (フリー) (フリー) Σ5797歩
1月2日(土) 飯川病院日直 飯川病院日当直 Σ11280歩
1月3日(日) (フリー) (フリー) Σ8030歩
1月4日(月) (フリー) 飯川病院勤務 Σ9694歩
1月5日(火) 中通病院外来 飯川病院勤務 Σ11549歩
1月6日(水) (フリー) 飯川病院ボランティア+当直 Σ6232歩
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この間、飯川病院日当直は3回、午後勤務日4回であった。フリー日が6日間あり、かなりの時間を自宅で過ごし得た。
1/5(火)曇り小雪 中通外来 飯川病院
1:20起床。夜間積雪ゼロで除雪不要、新聞チェック、文献、本読み。いつもと同じ。5:30大量の可燃ゴミ廃棄。6:47バス飯川病院へ。8:45-12:45中通病院外来、混雑せず。飯川病院14:00-18:50勤務。微睡後病棟対応。書籍5冊とどく。19:00帰宅、夕食、20:45就寝。歩数Σ11549歩。
2021年スタート 今年はどんな年?(4) 地球の発熱、温暖化問題
COVID-19の感染蔓延予防のために建物や施設の入り口には非接触性の体温測定器が設置されている。発熱者のチェックである。
ただ、どれだけ効果があるのか、私は疑問に思っている。体表面の温度は環境によって大きく影響を受ける。真夏、日光浴の後など40度Cに達することもある。特にこの季節、寒空の中で歩いてきた人の顔面等は冷えているはずで、このような状況での測定は意味があるのだろうか??それでも発熱者が見つかるとすれば、かなりの発熱があることだろうから意味があるかも。
1961年4月、ボストーク1号で有人宇宙飛行をした27歳のガガーリンは、そのときの感動、美しさを「地球は青かった」という言葉で表した。16歳だった私はその言葉に地球の大きな包容力を感じ感動したものである。
しかし、あれから60数年、地球はすっかり人間のエゴによって毒され、害され、障害を受け、自然の自浄力・回復力を失い、ついに包容力も失ってきた。
近年、地球が発熱している。その影響で全世界的に気象が荒げている。我が国において予想を超える集中豪雨、大型台風などなど異常気象が続き、甚大な被害を生じている。
地球に今、一体何が起こっているのか?今後どうなるのか?
何千億年という長い長い時間をかけて、多くの生物を安定的に育んできた地球は、この地球上に現れてから僅か300万年程度の人間という、例えて言えばガン細胞の如くの新生物によって、それこそ僅か数100年程度の短い間に、大きく傷つけられている。
かけがえのないこの地球はこのままでは、厳しい病気になってしまうだろう。
ただ、被害と言う発想はヒトから見たエゴ的発想である。地球が被害者である。
地球環境については、我が国もやっと具体的な対策を提示した。温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を実質ゼロに向けて舵を取ることになった。かなりの痛みを伴う政策転換である。
洋上風力発電と電気自動車などの推進が柱。脱炭素化は国際公約でもあり、掛け声倒れに終わらせてはならない。
温暖化問題では世界最大の温暖化ガス排出国の中国、米国の協力も必要になる。
日本はTPPを米国に代わって主導するなど実績をあげてきたが、今後も価値観を共有する国々とともに国際協調の立て直しに積極的に関わるべきである。
2050年ごろに温暖化ガス排出を実質ゼロにすると表明した国は120を超す。
地球の平均気温は産業革命前に比べてすでに約1度C高い。今世紀末に1.5度C以下に抑えるのは簡単でない。
20世紀を「石油の時代」だとすれば、21世紀に国家の力を左右するのは、脱炭素を支える技術を支配する力である。
福島県浪江町で東京ドーム5個分の敷地に広がる太陽光発電設備を使い、水素をつくる実証プロジェクトが進む。日本が得意とする化学やエンジニアリングの力を生かし、水素や燃料アンモニアなど今後有望視される分野で先頭に立って欲しい。
省エネルギーを実現する個人の意識転換をどう促すのか。理解を浸透させる工夫も必要である。
1/4(月)終日曇り 健康クリドック休診 飯川病院
1:00起床。文献検討.徒然など処理。健康クリニックドック休診。レガシーの駐車の方向を変更。次回から除雪が単純化する予定。書籍自炊数冊、11:50飯川病院へ移動。微睡、検食、14:00勤務、入院患者対応。中通病院感染対策全体学習会の資料見る。読書等座学中心。19:30帰宅・夕食、21:30就寝。歩行Σ9694歩。
2021年スタート 今年はどんな年?(3) COVID-19(2) 全世界に共通のリスクなのに
新年早々から「国際協調」の動きに注目したい。
「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の登場以降、多国間による協調の機運は大きく後退した。1月20日に就任するバイデン次期米大統領は、協調路線に回帰する意向を示している。これは歓迎すべきことだ、と思う。
その協調路線の試金石となるのが、実はいろいろあるのだが、当面はCOVID-19対策と地球温暖化対策である。
いずれも一国だけでの解決は難しい、人類と地球の将来に関係する大問題である。
バイデン氏はトランプ氏が脱退を決めた世界保健機関(WHO)と、温暖化対策の国際的枠組みのパリ協定に復帰する考えを示している。何も理念上では米国を特別扱いする必要はないが、何しろ米国のスケールの大きさが他国とは異なる。
温暖化ガス排出量は中国に次いで2番目である。
COVID-19は感染者数1700万人、死者30万人、現在10万人以上が入院治療受けている。これで失政にに対して暴動が起きないのは不思議だ。
何れにせよ、米国の状況は無視できない。
COVID-19対策では自国でワクチン開発できない途上国へのワクチン供給が課題だ。COVID-19対策では政治上の主義主張、経済力、科学力の差を超えて協調しなければグローバル化、国際経済ともに機能しない。
如何に一国の対策が抜きんでいても対策が遅れた国とは併走できないからである。
私の子供の頃は、科学雑誌などには火星人などの地球外生物が地球を侵略する話があって心を沸き立たせたものである。その際は地球防衛軍なるものが組織され世界が協調し、一体化してして敵と戦い、苦労しながらも勝利を収め地球が助かる、というストーリーであった。当時が懐かしい。
今の子供達は宇宙に対する知識も深く、こんなチャチなストーリーを喜ぶとは思えないが、まさにCOVID-19問題はこの状態に近い。
全世界のすべての国にとって、人間にとって遍く共通の問題であるにもかかわらず各国の対応がバラバラな状態では目を覆いたくなる。
ただ、ワクチン に関しては途上国にも行き渡るような対策が考えられていそうでこの点は朗報と言えよう。
このCOVID-19の問題点はWHOが不甲斐ないため、と言わざるを得ない。WHOの対策の視点が貧困国にあるのか、発展途上国にあるのか先進国にあるのかわからない。全部時とまとめにして扱うと不満が残ることになる。
1/3(日)年始休暇3日目 曇り 除雪不要 プリウスリヤウインドウガラス破損
1:30飯川病院で起床。文献整理。読書、ハードディスクデータ整理、内容一部廃棄。iPadにて「僕は明日、昨日の君とデートする」観る。ようわからん発想の映画。5:30-6:45外来レセプトチェック。7:00検食。9:40バスにて帰宅、入浴など。昼食はおせちで。プリウスリヤウインドウガラス破損、原因は?? ガムテープで応急修理。微睡、音楽関連録画見る。次男一家6人来襲。19:00夕食、21:00就寝。Σ8030歩。
2021年スタート 今年はどんな年に??(3) COVID-19対策(1)
年が改まったので新型コロナを今後はCOVID-19感染症と呼ぶことにした。
COVID-19感染が国内外で沈静化する気配が見えない。むしろ悪化傾向にある。
コロナを乗り越えることができるかどうかが問われる一年となる。
国内は「第3波」で死者と重症者が増加。医療体制が逼迫し「いのち」を支える仕組みが揺らいでいる。企業の倒産や解雇、雇い止めも相次いでおり、特にサービス業の倒産が目立つ。倒産に至らないまでも雇いどめなどで職を失っている弱い立場の労働者の数も増えている。
感染拡大を封じ込め、「いのち」を守り、生活の要である経済活動をどう再生させるか。それが今年の最重要課題となる。
悪しきニュースとして英国、アフリカを中心に変異型のCOVID-19が増えていること、それがすでに国内にも入って来ていることである。変異株は感染力が強いようで心配である。ウイルス感染は時間とともに次々に変異していく。時には弱毒性になることもあるが、今回の変異は人にとっては不都合なようである。
明るいニュースとしてはワクチン接種が欧米で始まったこと。ワクチンの効果についてはまだ十分評価するには早いが、COVID-19感染症の対応としては重要な意義がある。ただ、変異株に対しての効果など未知の部分が多い。日本では来月後半には接種が開始される見通しだ。現段階で過度の期待は禁物だが、国民にしっかりと行き渡る体制を整備してもらいたい。
国内の感染者は急増している。そのためには2回目の緊急事態宣言の発令が取りざたされている。
蔓延地域では医療体制が崩壊しかかっていると言う。COVID-19患者用病床の多くが埋まり医療従事者の負担も大きい。感染以外の手術延期や一般病棟一部閉鎖など通常医療との両立が難しくなっている。
秋田にいるとその実態に触れることはまだないが、医師、看護師ともに不足し、疲弊しているようだ。現場への金銭的支援は不十分ながらなされて来ているが、もはや追い付かない。保健所業務もパンクしている。人材育成はおいそれとできるものではないが、政府の責任で関連業務のスタッフ養成も進める必要がある。
今夏の東京五輪・パラリンピックは、ワクチンが間に合った(?)とはいえ、COVID-19対策の面から見れば方向性としてはネガティブであり、個人的には開催困難と思っている。WHOの判断を重視しすぎて感染防止対策を緩めれば感染は急速に拡大する。経済再生を焦れば、さらなる感染拡大を招きかねない。
菅政権は難しい判断を迫られる。
1/2(土)年始休暇2日目 寒波終日曇り小雪 除雪4回目 飯川病院日当直
1:30起床。新聞・文献チェックほか。6:00-6:50除雪4回目、8:42バス飯川病院へ。9:10日当直業務に就く。新聞チェック、ラジオ深夜便データ移行、数篇再聴。読書三昧、微睡三昧で過ごす。正月だからいいか、と割り切る。iPadにて映画「Closed note」観る。昨年話題になった沢尻、竹内の両氏が出演していた。12;00、18:00検食、21:00就寝。歩数Σ11280歩、朝の除雪関連か。
2021年がスタート 今年はどんな年に??(1) 経済活動のリセット
昨年は、
■新型コロナウイルスの感染爆発は世界を一変させた。
■経済活動には急ブレーキがかかり、
■世界中で分断や歪みが目立った。
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今年の最優先課題はコロナ感染封じ込めであることは言うまでもない
コロナ禍の衝撃が大きかったため、世界の災禍はすべてこの感染症のせいと考えがちだが、多くの問題は数世紀に渡る世界の産業構造変化、旺盛な経済活動、人的交流の濃厚化、エネルギー消費増大、人間の生活の変化に伴い生じたもので、コロナ禍でこの一年の間に弱点としてあぶりだされた、と言うこと。
世界をみても、
■米中対立先鋭化、
■貧富の格差拡大、
■グローバル化の光と影が析出、
■資本主義の揺らぎなど、
■・・・・・
などなど、かねて指摘されていた問題が、コロナ禍でより先鋭化している。
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今年は、コロナ禍で表面化した以下の問題の解決に向け行動をおこすことが必要。
■「経済」活動の維持
特に人的往来のあり方、業種や地域、雇用形態など世界中でばらつきが多く、格差を生じやすい特徴がある。英国など欧州は厳しい外出制限をとり、日本も観光需要喚起策「Go Toトラベル」事業の一時停止や、飲食店への営業時間の短縮再要請などに追い込まれた。
コロナ禍の経済への影響は、製造業はグローバルな生産活動の再開で回復がみられる一方、サービス業は飲食・観光業などを中心に厳しい状況が続く。
政府は一律のばらまきではなく、真に困っている人に支援が届くよう目配りしてほしい。
■「民主主義」
■「国際協調」
の3つに重点を置く必要がある。
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北半球が冬場に入ってから日米欧で再び感染が拡大している。
希望の光もある。コロナワクチンの開発が急速に進み、欧米では接種も始まった。
ワクチンの効果はまだ不明だが、効果をあげれば、国際的な人の往来も再開できる可能性がある。
経済の再生の価値は人の命の重要さそのものに匹敵する。
その多くの問題は、数世紀に渡る世界の産業構造変化、旺盛な経済活動、人的交流の濃厚化、エネルギー消費増大、人間の生活の変化に伴い生じたもので、コロナ禍でこの一年の間に弱点としてあぶりだされた、と言うこと。
だから、今回は単にコロナ前に戻すだけではなく、デジタル化や雇用市場の改革など新たな経済・社会を切り開く戦略を伴わなければならない。
1/1(金)年始休暇初日 暴風雪 降雪は夕方から
1:00起床。データ整理、歴史の本読み、新聞入力中心。終日データ整理、読書、微睡、書籍の自炊等で過ごす。正月元旦だからいいか、と割り切る。新聞・文献チェック。自炊数冊ほか。19:00おせち、雑煮で夕食、毎年の「ウイーンフィルNY con」一部視聴。 ムーティ指揮、無観客、で行われた。21:00就寝。歩数計Σ5797歩。
2020年元旦 明けましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
今年が良き年でありますよう、願っております。
年を通じてワンパターンで淡々とした毎日です。AM2:00-5:00にメールチェック・返事送付、人間ドック(HDD)判定・報告書作成、新聞切り抜き、病院・医師会業務など。
月〜土曜は6:00頃出勤、HDD報告書印刷、外来書類処理など。病棟回診、HDD受診者とミーティングと診察。8:45-14:00外来とHDD受診者に結果説明。昼食は摂りません。午後は病院業務・医師会業務、各種委員会等に出席など。20:00頃帰宅。 日曜・祭日もほぼ同様ですが、病院には午後出かけます。時間的に余裕無いのが悩みです。 |