2020年7月分
日記と言うより、自分の行動記録からの抜粋と日々の雑感です。
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先月の日記 来月の日記
7/31(金)晴れ曇り暑い変な転機 大曲中通病院 飯川病院ボランティア
0:10起床,湿度高く朝が吹き出す。文献・新聞チェックその他。5:30可燃ゴミ提出、6:00収穫。7:35Taxi駅東口に。8:11こまち。往路徒歩、9:10大曲中通病院外来、結構混雑若干。帰路時間なく徒歩不可。13:40飯川病院、ボランティア、入院患者対応。第一生命スタッフ来訪、19:30帰宅、夕食、20:45就寝。歩数計積算1131歩。大曲外来iMac21途中から不調に!!起動せず。
新型コロナ(73) 東京五輪(5) 呪われた五輪(麻生副総理の弁)
麻生副総理は、いつも本音を言って失言として問題視されるが、私は政治家としてふさわしい発言ではないが、内容的には概ね当を得ているから評価している。氏が3月18日の参院財政金融委員会で、東京五輪の推進側にありながら「呪われたオリンピック」と強調し、物議を醸した。
2020年東京五輪は最初から諸問題が生じ、最近まで続いてきた。
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●スローガンには東日本大震災復興、実際にはそっちのけ、
●新国立競技場案の白紙撤回、
●エンブレム盗作問題、
●贈収賄疑惑、
●東京の激暑問題とマラソン会場変更、
●IOC、JOCの確執
●新型コロナによる開催延期
●などなど
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五輪の構想は、2005年石原都知事の掛け声で始まった。理論もなく、ビジョンも何もなく、強引に主張し続ける老知事に、都も国も引きずられていった。
16年の誘致計画は、幸い大差で敗れて私は一件落着、これで平穏が戻ると思ったのであるが、その後も誘致運動を続け、東日本大震災の復興をスローガンに掲げて2020年の誘致に成功した。誘致前には五輪神話はマスコミによって再演され呪文のごとく浸透していた。
東北復興は招致のうたい文句だつたが、私など、災害を逆利用されたの感は否めない。
それでも日本人はこの構想を支持した。平成の沈滞ムードの中で国民は、過去の五輪の再演によって輝かしい時代が再演されるのではないかと考えたのだろうか??
たしかに、建築関係者をはじめとして五輪需要で盛り上がっているだろうし、延期しても開催するべきだ、と望みをつなぐ関係者も多いだろう。
いつたいなぜ、こんなことになつたのか。
2020年東京五輪が「呪われ」ているのは、偶然なのか。私たちは根本で間違いを犯してきたのではないか???
「オールジャパン体制」で運営に臨むとし、森・元首相を前面に押し出しが、誘致を言い出した石原元都知事、JOCの竹田元会長も含め高齢の関係者が多い。こんな方が上にいれば若手は力を活気できない。「オールドジャパン体制」と言い換えても良い。東京五輪と震災復興(2) 森元首相をトップに据えたオールドジャパン体制が問題
中止や延期による損失はIOCも大きく被る。IOCの収入は5700億ドル、これじゃ延期や中止は考えないだろう。
都はすでに関連費を含めると大会予算として計1兆3700億円を計上、延期した場合、人件費や広告などで数百億円の追加出費が必要である。
施設の維持管理費も年間10億円超とみられる。晴海地区の選手村は大会後にマンションとして一般販売される。入居開始予定は23年3月で延期になればそのスケジュールは幅に後ろにずれる。これにも経費がかかる。
JOCは大会関係者向けに都内のホテルを数万室を仮押さえしており、2000台のバスも借り上げている。中止や延期なら違約金などが発生する。
ある経済学者は中止となった場合、総額6700億円の損失と試算する。
中止よりは延期の方がはるか被害が少ないことは自明の理ではある。
新型コロナ蔓延のもとでの五輪開催への執着が、経済問題が主眼だったら、傷がより小さな状況を見極めて早めに決断すべきである。
7/30(木)快晴爽やかな1日 飯川病院院長不在で終日勤務
1:00起床、新聞・書籍データ化整理などいつもと同じ。院長大学病院受診のために飯川病院終日勤務。家内に同乗して出勤、外来対応なし。入院対応。微睡、読書、散水ほか。19:15帰宅、夕食、21:30就寝。歩数計積算6949歩。
新型コロナ(72) 東京五輪(4) 1964年東京五輪が果たした意味を振り返る
新型コロナの世界的感染拡大を受け、安倍首相は3月24日に、東京五輪・パラリンピックの開催を1年程度延期し来年夏までに開催することを表明した。
私は、当時も国際的にパンデミック増悪状態にある最中での1年延期の決断は根拠のわからない希望的判断と思った。新型肺炎(21) 国際協調(3) 東京五輪、私は2年延期がいいと思う
その後も新型肺炎の経過は、日を追うごとに悪化している。にも拘らず、IOC、JOC、首相、都知事等々は次の決断、「更なる延期または中止」の表明をしない。
私はここまで新型コロナウイルスの蔓延を見ながら、新型コロナ(71)に述べたように「2020年東京五輪は中止すべき」と考えを変えた。
1964年の東京五輪は日本に転機をもたらした。それは明らかである。しかしながらもうその価値は失われている。
2005年夏、それでも多くの日本人は2回目の東京誘致を支持した。五輪神話は熱病のようにメディアで再演され、呪文として機能する。平成の停滞ムードの中で国民は、過去の五輪の再演によって輝かしい時代を招来しようとした。しかしながら、それは幻想であった。
1964年当時の日本は工業化途上の貧しい国だった。その時代だから価値があった。
沖縄からスタートした聖火リレーは全国を周りナショナリズムの高揚に役立った。当時日米はその関係において転機を迎えていた。1972年沖縄はわが国に返還された。
「東洋の魔女」の異名をとつた日紡貝塚チーム、「マラソン銅メダリスト」の円谷選手をどうしても思い浮かべる。チェコのチャスラフスカの美技も素晴らしかった。
当時、チェコは政治的に厳しい状況にあった。一方、国内では繊維産業には膨大な女子工員がいて多数の強豪チームが誕生したが、背景には労使関係の問題があり、「東洋の魔女」の輝かしい栄光は、不満のガス抜きの作用を果たしてしまった。
円谷選手は福島の貧しい農家の末つ子、口減らしのために自衛隊に入った。彼は親譲りの律儀な性格を有しており、組織の期待とプレッシャーに耐えかね自死した。書 沢木耕太郎著 敗れざる者 1979 文芸春秋社(2) 円谷選手の遺書
1964年五輪は殖産興業と寓国強兵策、日米関係を背景とした象徴的舞台であった。その舞台を、日本人は自分たちの復興と経済的成功の物語として受容してきた。
この物語が平成時代に入ってほころび始める。多くの人はもう五輪は輝かしい時代の再来にならないと知っている。
そのことを一部の為政者たちが再現しようとして2005年夏から運動を始め、2020東京五輪の誘致に成功した。
7/29(水)晴れ暑い 飯川病院ボランティア
0:20起床、文献新聞整理。8:00収穫、散水。家内はダリア切り花を持って出勤。居間の私用の事務用イスヘッドレスト外れ修理。12:12バス飯川病院ボランティア,
19:15帰宅、夕食、21:30就寝。歩数計8404歩。
新型コロナ(71) 東京五輪(3) 中止すべき
新型コロナが発生してから6ケ月余、世界の感染者数はいまだにうなぎのぼり。
対コロナ対策として人間が成し得ていることは未だに3蜜の予防だけ。現代の過密社会では社会的文化は3蜜によってもたらされているのだから、現実には予防すらも困難である。
マスク、フェイスシールド、アクリル板・ビニールカーテンの遮蔽の効果は微々たるものである。
治療薬はまだまだ不十分で有効なものはない。ワクチンは臨床実験が緒に就いたばかりで、まだ海のものとも山のものとも言えない状況にある。
こんな状況の中、一年後に五輪が可能か??と言うと、私はできないと思う。
IOC、JOC、首相、都知事等々は早めに決断すべき、と思う。
先日スポーツの日を迎えた。私が購読している新聞の社説も五輪を取り上げている。
以下に抄述する。
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■ 秋田魁新聞社説;東京五輪まで1年 コロナ克服する大会に
(これは共同通信社発の記事だろう。中止への視点はないようだ。)
五輪はスポーツを通じた平和の推進、肉体や精神の限界への挑戦などを目的とする。東京五輪・パラには東日本大震災からの復興を世界へ発信するという狙いもある。さらに世界の人々が力を合わせて新型コロナを克服する機会にするという新たな目標が加わった。
困難だが価値ある目標であり、ぜひ開催を実現したい。
■ 朝日新聞社説;延期五輪 開催の姿を問い直せ
社が行ったの世論調査で「来夏に開催」との答えは3分の1。懐疑的な空気は開催者側から打ち出されるメッセージの貧困、IOC・JOCの不協和音だ。それが五輪自体への嫌悪感を生んでいる。五輪改革に踏み出した大会としての遺産にすればいい。
■ 日本経済新聞社説;感染防止と簡素化が要の東京五輪
IOC、JOCは観客数を削減することを選択肢として認めた。
開催する従来の計画を維持すると言う。大枠が踏襲できたことは評価したいが、課題はまだ山積している。開会式や競技会場での社会的距離のとり方や、検疫体制にも不安がある。安心な環境を提供できるかどうかが、大会の成否のカギとなってくる。
■ 毎日新聞記者の目;中止やむなし?東京五輪
中止の可能性についての意見が掲載された。
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昨年の今ころ、私が感じていた開催の問題点は、以下の項目であった。
■ 復興五輪の面影がない、■ 肥大化した大会そのものの運営、■ 競技チケットの第1次売り出し、■ 訪日観客やボランティアの問題、■ 関係者への情報伝達、■ 酷暑への備え、■ 日かげの確保、■ 飲料の提供、■ 救護体制など、■ 円滑な輸送、■ テロをはじめとする警備、安全確保、■ 期間中前後に異常気象との遭遇もありうる・・・、などなど。
しかしながら今年に入って事情は一変した。
新型コロナ蔓延に関連しての是非が第一となった。上記に挙げた問題点など、今から見ればちゃちな心配に見える。
感染に関することが第一になった。
新型コロナからいかに「いのち」を守るか、社会的「いのち」を守るか、「五輪が世界の感染事情を悪化させないか」、が主眼となる。
7/28(火)夜半から雨午後から晴れ 中通病院外来 飯川病院
1:00起床,文献整理。本読み。雑誌データ化。5:00可燃ごみ提出。右大腿に刺し傷、何か刃物?? 6:40降雨にてレガシー飯川病院。8:45-12:50外来。13:15飯川病院、14:00-18:45勤務、19:15帰宅、夕食、21:00就寝。積算8983歩。
新型コロナ(70) 東京五輪(2) 再び一年を切ったが開催は無理、中止すべき
私は今淡々と生きている。曜日ごとに出勤する場所が異なるために曜日だけは間違わないように意識している。変わったスケジュールも特になく、予定表とか暦はまず見ることはない。
7/23(木)は海の日祝日、7/24(金)はスポーツの日祝日であった。これに気づいたのは7/21(火)でびっくりした。私は5連休になっていた。
なんでスポーツの日が7/24(金)なのか?? スポーツの日は10月でなかったのか!!!
これは2020年五輪の開催日とのことでこの日に変更になったらしい。
私は五輪に関心は乏しい。だから気がつかなかった。
安倍首相は3月24日に、東京五輪・パラリンピックの開催を1年程度延期し来年夏までに開催することを表明した。
私は、当時も国際的にパンデミック増悪状態にある最中での1年延期の決断は根拠のわからない希望的判断と思った。
五輪の延期は史上初。
私は五輪に関心はない。五輪の経済効果などには関心はある。延期だけでも経済界・産業界は大きく揺れている。
今回の新型コロナの流行で、1月下旬には今年の五輪の開催は無理でないか、少なくとも2年は延期すべきだろうと私は当ブログに記載した。その後も新型肺炎の経過は、日を追うごとに悪化している。
それから約5け月、新型コロナは終息どころかより悪化している。にも関わらず、IOC、JOC、首相、都知事等々は次の決断、「延期または中止」の表明をしない。
私はここまで新型コロナウイルスの蔓延を見ながら、「2020年東京五輪は一旦延期したが、中止すべき」と考える。
前例がないだけに、新型コロナは予想外の問題、中でもウイルスの強毒化もありうる。世界経済も五輪どころではなくなる可能性もある。
来夏に延期となった東京五輪・パラリンピックの開幕まで先日また1年を切った。収束の見通しが立たず、世界中から選手団と観客が集まるスポーツの祭典はかつてない難局に直面している。
感染拡大が続く中、選手や観客の安全を保証できるのか。
7/ 27(月) 終日降雨 健康クリニックドック 飯川病院
1:20起床。文献処理他録音データ整理。降雨あり、レガシーで出勤、と思ったが若干晴れ間あり、6:47バス飯川病院着、9:00~11:45健康クリニックドック14名+結果判定15名、12:00飯川病院、傘あれ度用いずやや濡れる。本読み微睡、14:00~19:00飯川病院勤務、夕食、21:00就寝。歩数8155歩。
ラジオ好き2020(4) ラジオ深夜便は私の先生
私は早寝早起きである。大体は1:00am頃起床する。
起床するとまずAMラジオにスイッチを入れる。音量は蚊が飛ぶ程度、ちょっと離れると聞こえない程度に絞っている。私にとってこの状況がいい。せっかくの静かな時間を音で乱したくない。
1:00am以降はNHK-FMでも同時放送されるから、別の装置で3時間分デジタル録音しながら、耳元のAMラジオを聴いている。5:00am以降は引き続き「朝一番」を聞く。これもいい番組である。
私が聞くラジオ深夜便は主に1:00am、3:00am、4:00am以降の3番組である。
@ 1:00amからは毎日テーマが変わる。好きな落語もこの時間帯。
@ 3:00amからは日本の歌シリーズ。戦前から現在に至るまでの流行歌。
@ 4:00amからは明日への言葉。各界で活躍される方々のお話である。
ラジオ深夜便はもう30年も聞いている。
番組の案内役は20名ほどの、ちょっと旬を過ぎたベテランアナウンサーが担当している。そのため声も落ち着いていて、話す速度もゆっくりしていてとても聞きやすい。
録音は2008年以降、自動録音機を用いているので取りこぼしがない。インデックスも作っているのでパソコンを通じて検索をかけるとすぐに取り出して聞くことができる。1日3時間、12年間分の蓄積だから総録音時間は1万3.000時間にも達している。録音データはパソコン、iPad、iPod、iPhone8に移して通勤時や外作業時にヘッドフォンを介して聴いている。
ラジオ深夜便の録音を振り返ると私の生きた足跡を振り返ることになる。
この番組をきっかけに興味の分野が広がった。適宜、書籍や文献を購入し更に深く学んでいる。
だからラジオ深夜便は私の先生でもある。
ラジオのメリット、特徴
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■ 例えれば、集まりたい人が集まる気楽な広場という感じ。TVは舞台。
■ 司会者が番組を一層面白くする。
■ 何かをしながら聞く、構えて聞くものではない。
■ 1対1の共感のメディア。時間の贅沢を感じる。
■ 映像がないだけに聞く人の想像力を掻き立てる。ある意味では読書と同じ。
■ 一瞬で消えないように録音を通じて音声を固定している。何度も繰り返してき聞く機会も少なくない。
■ 災害時の情報蒐集に適している。
■ などなど
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私はTVは小学の時から性に合わず忌避し続けている。
ラジオ生活は今後も続く。
7/26(日)?晴れ 暑い30度予想 今季最高か(実際は29.6度)
1:00起床、書類、読書などいつもの如く。野菜収穫。午前ガレージ2F掃除整頓。13:30盛岡の廃品回収業者「岩手の便利屋さん」来訪、金属製品、パソコン、ラジカセなど依頼。メインは75cmの熱帯魚用水槽、トータル8.000円。その過程で古い音楽関連の書籍発見、また楽しめそう。午後、暑くて外仕事には向かない。久々書斎整理、新聞チェック、データ整理、本読みなど。町内会関連行事「おどっこ祭り」、「外旭川夏祭り中止」の報告。19:00夕食、21:00就寝。歩数8588歩。
ラジオ好き2020(3) AM好き AM放送は無くなるかも
私はラジオが好き。しかも、AM放送の愛好者である。70年のキャリアがある。鉱石ラジオの時代からである。
それが、2028年までにAMをやめてFMに切りかえられる制度にしてほしいと日本民間放送連盟が昨年3月末に総務省に要望した。
AM放送は遠くまで電波を飛ばせる特性があるが、高層ビルが増えた都市部では聞こえにくくなっている。鉄筋が多いビルではシールド効果のために電波の状態が悪くなかなか実用的にはならない。
さらに このAM波の送信所はより広い土地が必要で海辺や河川敷にあることも多いから水害や洪水にも弱い。そのため、2014年から国が補助金を出してAM47社のうち44社が番組をFMでも流す補完放送(ワイドFM)をすでに行っている。NHKでも1:00am-5:00amはFMでもおなじ番組を放送している。
しかしながら、このままAMもFMも放送し続けるは費用の二重負担になって経営が苦しいラジオ局は困っている、という。
AM放送局の広告収入は年々減っている。ピークであった1991年は2.040億円あった広告収入は2017年度は797億円まで減少している。築50年を超えた古い送信所を抱えている局もあり建て直しは困難。だから簡易な設備で放送できるFMに切り変えたいとする局が多い。
したがって、FMに切り変えることを国が認めると多くがFMに移行すると考えられる。ただ、北海道のように広く電波を飛ばす必要がある地域では民放のAM局も残りそうである。NHKは放送法で両者で放送することが義務付けられているから今後も続けることになる。
AMは国境を越えて届くので周波数や出力で調整しているが、国内でAMが使われなくなると諸外国からの電波が押し寄せて来るのではないかと思われる。
AMのFMかはあるとしても2028年と考えられるから私には関係なかろう。今はAMラジオでもネットラジオでも問題なく楽しめているから十分である。
7/25(土)?曇りのち快晴
11:30飯川病院起床、新聞や文献読み。データ整理。途中微睡とる。9:00レガシー帰宅。
新聞入力、キウリ、茄子トマト収穫、本日も暑予想、ダリア順調。レコード廃棄どのスペース利用し、居間の箱など整理。午後は微睡ごガレージの2F 整理。読書中心。19:00夕食、20:30就寝。徒歩11410歩。
ラジオ好き2020(2) ラジオは出演者と距離が近い
私は、ラジオ、TV、ネットの中ではダントツにラジオ派である。しかも、聞くのはNHK-AMだけ。申し訳ないが民放に選曲を合わせたことはない。
定期的に見るTV番組は19:00のNHKニュースだけ。昨年までは日曜日ののど自慢を楽し見にしていたがコロナ以降放送がなくて寂しい。
ラジオはほとんとスイッチを切ることはない。
居間や書斎では耳元にラジオがあり、蚊の泣くようなヴォリュームで常になっている。早朝起床すればスイッチを入れ、出勤時に切る。午後は飯川病院で過ごすがラジオはパソコンから小音量で流れている。
ほぼつけっぱなしだから重大事件の速報など、阪神淡路大震災の第一報、やまゆり園の殺傷事件など最初から聞けた。ケネディ暗殺の第一報にも接した。
最近ラジオの機能が向上した。
AMはかつては雑音、混信が多く、音声もクリアではなかった。FMは音質はいいが電波状態が不安定で高機能のアンテナが必要であった。
これがここ数年で一気に質が向上した。AM自体が進歩したというよりは、既存の放送局がインターネット上で電波放送と同内容の音声、内容を配信するようになったからである。
電波放送と同内容を流しているからサイマル配信と呼称される。
このサイマル配信は「NHKネットラジオ らじる★らじる」や民間放送共同出資の「radiko」がある。
NHKらじるらじるを通じてAM第一、第二放送、FM放送を聞くことができる。従来の電波による配信でなくインターネットを介する配信なのでスマホやパソコンでもラジオを聞くことができる。これが混信などなく、とても音質がいい。
ラジオという媒体は不思議だ。受けとめ手に相手の顔は見えないのに、TVなどよりもずつと距離が近い。
ラジオの放送は視聴者の耳に静かに語りかける。TVほどうるさくない。おそらくカーラジオで聞いている方は多いと思われるが運転に支障になることはなかろう。この点、TV、DVD映像を見ながらの運転は危険である。
私は連日、深夜番組「ラジオ深夜便」を聞いているが、出演者とまるで一対一で語り合っているかのような親密さが生まれる。TVでは得られない不思議な親密感が生まれて来る。
この親密感はなんなんだろう、と思うのもしばしばである。
7/24(金)スポーツの日 早朝降雨快晴暑い 飯川病院日当直
1:10起床,文献・新聞チェックその他。5;00可燃ゴミ集積所に、8:40レガシー飯川病院、9:00日当直、新聞スクラップ、読書、文献データ整理。12:00検食、入院患者は落ち着いている。微睡などのんびり。18:00件食後、読書文献、データ整理など。20:30就寝。徒歩13.788歩。
ラジオ好き2020(1) NHKラジオ日曜討論 各人が被災者に見舞いの言葉を述べるのはやめよう
私が好きなラジオ番組の一つにNHK第一放送、最近は第一放送ではなくR1放送と呼ぶらしいが、9:00amからの日曜討論がある。
毎回我が国が迎えている政治・経済・社会が抱える困難事項、話題など取り上げ、各界の責任ある立場の方々が出席して討論する番組で、生番組である。NHK-TVでも同時に放映される。
この番組は討論番組としては決して面白いものではない。発言者が各界の代表の立場で出席しているために言葉を選びすぎる傾向が強い。NHK的おとなしい表現になる。そのため、物事の核心や急所に触れず、もどかしい。「隔靴掻痒」の感がある。
民放の同様の趣旨の番組の場合には、日曜討論ほどの人材は集まらないが、それだけ自由な発言があり勇み足あり、本音も見え隠れし、むしろ聞きごたえがある。
最近の話題としては新型コロナ関連、北朝鮮、韓国、中国、米国をめぐる国際問題が中心であったが、今月初頭からは熊本県を中心とする豪雨による自然災害が話題になった。
このような場合、出席者はまず「被災に遭われた方、お亡くなりになられた方に・・・」と見舞いの言葉を述べるのが常である。立場上こういう言葉を述べないわけにはいかないことは理解できる。
しかしながら、貴重な討論番組の時間を確実に侵食する。
このような見舞いの言葉は、司会者が一括して「本日ご出席の方々の気持ちです・・・」と代表して述べれば一度に済む。
討論は5-10名ほどが出席するから各人が別々に見舞いを述べると時間の無駄である。しかも、各人が濃厚に気持ちを表そうと工夫して述べるから表現がだんだん濃厚になり、時間も長くなる。
「そんな挨拶を聞くために聴いているのではない」と私はいつも思う。
司会者はそのためにいるのだ、と私は思う。
是時とも改善していただきたい。そして、討論の中身をもっと充実させてほしい。
7/23(木) 海の日祭日 早朝降雨午前から快晴
1:00起床、新聞・文献・本読みなどいつもの如く。8:00微睡、10:00本読み中心に。13:10-16:00庭周辺草刈り、今回のサイクルは一応終了、疲弊した。本読みなど、新聞スクラップ。19:00夕食、20:50就眠。歩数計12.622歩。
終活2020(2) 私のアナログオーディオ それはSPから始まった
我が家の祖父は新し物好きだったらしい。
ゼンマイ式の蓄音機が2台、電蓄が一台あった。私は小学校以前から半ばおもちゃ代わりに遊んでいた。童謡のSP盤も20枚ほどはあった。
小学一年時の火災ではこれらは焼失を免れたが小学高学年で機能を失い機器は分解して廃棄、機械分解の面白さを知った。SPレコード200枚ほどは畑で燃やした。黒煙がすごかった。
音楽に目覚め、最初のLPレコードを購入したのは中学1年の時。忘れもしないヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮の「運命」、ウイーンプロムジカ管弦楽団の演奏。以来コツコツと収集した。社会に出てからは自由になるお金の大部分がレコード・オーディオ機器に費やされた。結果的に2.500枚程度あったが、50代を前に自分の耳が「違いがわからない」ことを自覚してオーディオ機器の更新やレコード収集をやめた。500枚ほどは知人に差し上げた。
現役を引退した時に全レコードを聴きなおそうと思ったが、時間的に無理で早々に諦めた。
大阪の某業者から電話連絡があったのを機会に全てのレコードの廃棄を決めた。
6月15日業者が引き取りに来たがレコードとしての価値を認めてくれなかった。塩化ビニールの板としての扱いであった。私の60年にわたる、いや、SP時代からのことを入れると70年に私の円盤生活はこの日を最後に100%終止符を打った。ターンテーブルも廃棄したから。
一枚一枚のレコードに購入時の、聴いた時の思い出が刻まれている。ほとんどが記憶に残っている。2.000枚に及ぶレコードはインデックスは作っていなかったが、収納場所に一定のルールを作っていたから探し出すのに苦労したことはなかった。よく管理したものである。レコードに対する思い入れはCDとは比較にならない。
ここ10年ほど、就活として蔵書のほとんどを電子化した。CDも全てMP3化した。書籍やCDは廃棄されたとはいえその内容は電子データとして呼び出して読んだり聴いたりすることができる。だからかりそめの廃棄である。
LPレコードはCD化も、MP3化も不可能では無い。しかし、私のLPレコードへの思い入れは思いのほか強いかっただけに、逆にその形を変えてまで維持しようとは思わなかった。どうせ私も死ねば無になるのだ。
そういうことで私のLPレコード生活は先日アナログのまま終焉を迎えた。
レコード購入に費やした経費は500万円近いだろう。物品としては住宅、書籍、自動車、パソコンに次ぐ位置だろうか。
レコード生活を通じて私は音楽的に素晴らしい体験した。幸運な人生でもあった。
でも、真の音楽の喜びは録音などでは決してえられないことも確かであった。
7/22(水)早朝午前雨、午後時々晴 飯川病院ボランティア
1:00起床、新聞・文献・本読みなどいつもの如く。午前フリー、12:07バス飯川病院。検食、微睡、読書、入院外来患者対応。19:30帰宅夕食、20:50就眠。歩数計11701歩。読書三昧に近い一日。私は当直一回あるが本日から5連休となる。
終活2020(1) アナログ音源と完全決別 レコード・ターンテーブル全て廃棄
7月11日、「レコードとかオーディオ製品、楽器とか、手放そうと思っている貴重品はありませんか?」という電話がかかってきた。
現在、私は終活中で、形あるものは積極的に処分しつつあった。オーディオに関しては大型のタンノイスピーカーなどは昨夏に処分したが、レコード約2.000枚、ヤマハのターンテーブル,オンキョウのアンプだけは残しておいた。
薬学を学んでいる知人の息子が2年ほど前に興味を示して我が家を訪れたことがあって、将来的には彼の元に全て託そうと思っていたが、その後は連絡がない。気が変わったのだろう。音楽を聴くのに何もレコードにこだわることはない。
2年も待ったのだからもういいだろう。
降って湧いたようないい機会が訪れた、と考えこの機会に全て処分することにした。
7月15日、打ち合わせ通りに若いスタッフが我が家を訪れた。なかなかイケメンの青年であった。
聞くところによると、大阪の「Best」という会社で、全国を回って物品を集めている、のだという。このスタッフは日本海側の県を周り、もうひと月以上も会社には帰っていないとのこと。回収した物品は一定程度集まると社の方に送るのだ、という。
レコードは単なる塩化ビニールの円板ではなく、私にとっては音楽的記録を伴う文化資産である。単体のレコード1500枚ほど、バッハ、ビヴァルディ、モーツアルト、べートーヴェン、ブラームス、マーラー、ブルックナーその他セット物の全集を500枚分ほど保存してあった。
私から見て生涯追求してきた貴重な財産であった。
いくつか幾分かの金銭的価値が評価されると思っていたが、一般的にはほとんど無価値に等しいのだ、という。特にセット物の全集はほとんど取引の対象にならない、という。それでも引き取ります、という。
私は些かショックを受けたが、秋田でいる限りそう引き取ってくれる業者もない。ネットオークションに出品すれば一定の値段はつくだろうが、これも性に合わないし、億劫である。
終活なのだから、まず処分することが優先である。次世代の家族は「レコードには興味もないから全部処分してから死んで!!!」とクールな反応である。
私は「ひき取ってくれればそれでいい」と瞬時に発想を切り替え、全てのレコードとターンテーブルを運び出した。
玄関に並べたレコードは壮観であった。
7/21(火) 早朝から小雨 外来 飯川病院 プリウス板金塗装終了
0:30起床、文献読みなど。5:15可燃ゴミ収集所に、畑庭収穫ほか。7:00バス飯川病院。新聞チェック。8:45-13:00中通病院外来。13:20飯川病院、微睡。14:00-19:15勤務、入院患者対応など。歩数計12682歩。プリウス板金塗装終了、25万円+消費税。19:30帰宅、夕食、 21:30就眠。
プリウス板金塗装終了 55年の車生活の中で初めての板金金塗装修理
6月30日に板金塗装のために引き取られていったプリウスが本日終了し戻ってきた。とても綺麗になった。古い型ではあるが新車??と見紛うような車体となった。
このプリウスは初年度登録が平成15(2003)年9月だから17歳と古い製品である。
プロの手で板金塗装したのは、私の約55年クルマ生活の中で初めての経験である。
今まではマイナーなキズや凹みは自分で板金(?)し,塗装していた。私の技術などは取るに足らないが、剥げ落ちた塗装をそのままにしておくと金属の錆に繋がるからそれを防ぐ意味は大きい。大きく凹んだ部分は内装をいったん剥がし内側から叩いて直した。もちろん毎回うまくいくわけではなかった。
塗装は似た色調の車用の応急塗料液を、範囲が広い場合には一般のスプレー式の塗料を用いた。同色の塗料が見つかるわけでなく、間に合わせ的なものを用いたから、私の車は徐々にツートンカラーになっていた。
私は他にもう一台所持している。現役時代は緊急呼び出し対応用に必要だった。スバルレガシー4WDで、初年度登録が平成10年7月だから22歳と古い製品である。
6-7年前までは家内がレガシーを、私がプリウスを用いていたが、レガシーが傷だらけになり、調子も悪くなりかかってきたので家内の要望で交換して用いてきた。
交換時にはプリウスの車体には目立つ傷はなかったが、徐々に増えてきた。家内は駐車時とかに不注意が多い。角やポールにこすている。自分がつけた傷だから苦情は言わなかったが、傷だらけの古い車には引け目を感じていたらしい。ダメ押しは正直な某看護師に「ひどい車!!!」、「新車を買ったら??」と言われたこと。
私は、現在機能的には何ら問題がないから新車購入などハナから考えない。板金塗装を提案したら、家内は珍しく素直に受け入れた。
行きつけの修理工場に相談したら「ひどい状態ですな!!! 本来ならバンパー、ドア交換です。それをしない場合は屋根を除く前後左右の板金と塗装が必要、修理期間は約ひと月、費用見積もりは30万円」であった。
結果として、3週間で完了、費用は25万円+消費税で済んだ。
それにしてもプロの技術は大したものである。改めて感心した。
いつまで綺麗なままで維持できるか??大事に乗って欲しい。修理前は小さい傷が増えたってどうってことはない、と鷹揚に構えていたが、より心配になっている。
7/20(月) 晴れ 健康クリニックドック 飯川病院
0:00起床。文献処理。新聞チェック。録音データ整理。7:00検食、9:00-12:00健康クリニックドック診察14名、判定15人。結果説明1人だけだが対応に難渋45分も。12:15飯川病院に移動、微睡、14:00-19:00勤務、検食14:30。20:00次男宅経由帰宅・夕食、21:30就眠。Σ10223歩。
新型コロナ(60) 数々の保障策
一般会計の歳出総額が31兆9千億円の2020年度の第二次補正予算算が成立した。これを受けて大規模な経済対策が策定された。
4月末に成立した一次補正予算25兆7千億円と合わせれ新型コロナに対応し経済対策が出来上がった。
以下のごとくの保証がなされることとなった。
――――――――――――――――――――――――――――――
一般家計向き補助
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■特別定額給付金 全国民対象一律10万円
■子育て世帯への給付金 児童手当の支給所帯に子ども1人当たり一律1万円支給
■一人親世帯への給付金 第1子5万円 第2子以降は3万円支給
■住宅確保給付金 賃貸住宅に住みつ続けられない人に家賃相当額
■緊急小口資金の貸し付け 一時的資金が必要な最大20万円 条件によっては返済免除
■総合支援資金の貸し付け 失業した所帯などに最大60万円 条件によっては返済免除
■国保料・介護保険料減免 収入が3割以上減った所帯の保険料軽減
■困窮学生への給付金 最大20万円。それ以外は10万円支給
■電気ガス水道料金猶予 収入滅で支払いが困難になった所帯に期限延長
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企業向き補助
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■家賃支援給付金 ひと月当たり最大100万円
■持続化給付金 収入半減の中小企業に200万円。個人事業に100万
■雇用調整助成金特別措置 解雇せず雇用維持に努めた中小企業に全額
■衛生環境激変対策拡充 売り上げ10%以上減少旅館などに3000万円
■法人税・消費税など納税猶予 収入2割以上減の企業に1年間猶予
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新型コロナ対策費用は全額借金に頼る。まさに危機的状況であるが、これに対し危機的状況だからか与野党から大きなクレームは出ていない。
日本の運営に必要なお金に対し、税金収入が少ないために国債を発行して、主に日本国内から資金を調達し補填している。
令和元年度末の借金の総額は897兆円。日本のGDPの約2.37倍。日本の借金は先進国中で最大。約23%を過去の借金返済に充ててい る。
国民1人当たりの借金は約713万円と計算される。人口減少、少子化・高齢化という決定的な危機が迫ってきている中、次世代がこの借金に耐えられるか疑問である。国は最終的に財政再建をどう考えているのだろうか。
7/19(日) 早朝から降雨 午後から晴れ
0:30起床。降雨、遠雷あり。読書、データ整理他。自炊、新聞切り抜き、9:00ドアにネコ用小ドア装着2Fの。座学、読書。午後はネギ周辺の草むしり、土かけ。ダリア茎補強。夕方微睡。今年はモモ・リンゴの結実が少ない。昨年はたわわ過ぎたのに。19:30夕食、21:00就寝。Σ7157歩。
新型コロナ(68) 数々の保障策が揃ったが、わが国の財政はどんな状態にあるのか
私は従来から国の借金体制に対して不安と不満を感じてきた。為政者たちは何を考えているのか、ずっと疑問に思ってきた。
現状で我が国は巨大な借金を抱えているだけでなく、我が国は経済・産業界の活力を失い国際競争力は低下している。だから、外貨が稼げない。
国内においては、少子高齢化、人口減の一層の悪化にあることから、将来的に税収入は減少していき、借金の返済の機会があるとは考えられないからである。
これらの借金を額が小さいうちから返済し始めなければ返済不可能な事態に陥ると危惧していた。
そこに、本年初頭から新型コロナ蔓延が始まった。リーマンショック以上の大事件である。
2008年9月、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ ホールディングスが経営破綻し、連鎖的に世界規模の金融危機が発生。各国ともに経済的に大打撃を受けた。この時も厳しかった。
新型コロナが及ぼす経済危機はリーマンショックのレベルを優に越す。
半年以上経過したが、まだ世界的に感染者数は増加し収束すらできていない。世界の感染者数は1.356万5.020人、死者は58万4.385人。日本での感染者数は24.000人、死者1.000人超となった。再び正念場を迎えている。
何しろ決定的な対コロナ策がないからである。
蔓延対策は今の所、人の移動の抑制、三密の回避程度しか功を奏していない。アクリルの感染防止カーテン、フェイスガード、マスクなど、感染防止効果は知れたものである。やらないよりはいい、という程度。特に夜の街などではガードをつけていては何も楽しいことはできない。
こういう状態では社会的活力は低下する。保障を伴わない休業要請などは憲法違反に当たるとのことだから、休業要請を出す以上補償は必須である。
一人一律10万円の支給の意義はわからなかったが、これだけでも国は12兆円負担した。私にも入金があった。岩手の復興資金に用立てた。
今回、新型コロナ禍で対策費を出し惜しめ政権は転覆し、歴史的にも禍根を残すだろう。止むを得ない措置と思われるが、次世代に負わせる借金であることには変わりがない。
7/18(土)? 晴れ暑い・今期最高か 散髪 畑園芸作業中心に
0:30起床。読書、データ整理他。自炊、新聞切り抜き、村山・初恋など。6:00散水、8:00草刈り開始。9:00散髪、10:00午前は草刈再開、7割方終了、胡瓜収穫、トマト初収穫。昼食後微睡。梅収穫梅干し用。庭の作業追加、草刈り4周目だろうか。作業用椅子修理、散水、読書。19:00検食、20:30就寝。Σ16070歩。
新型コロナ(67) いのちと経済(3) 相互にトレードオフ関係にある
トレードオフとは、何かを達成するためには何かを犠牲にしなければならない関係のこと。今、世界を悩ましている最大の問題は新型コロナである。経済優先か、人命優先かの関係のことである。
ジョン・ホプキンス大学の7月16日のまとめによると、世界の感染者数は1.356万5.020人、死者は58万4.385人となった。このうち米国の死者数が最多で13万人を超えている。
日本では、15日時点での感染者数は23.102人、死者は985人である。都心部の1日当たりの新たな感染着が240人を超え、再び正念場を迎えている。
諸外国と氏べると日本の死者数は少ないとはいえ、命の重さ、大切さに変わりない。
■ トランプ大統領の新型コロナ対策を巡って考えられること
米国の死者数は突出しているが、コロナ対策の失政をトランプがそれほど責められているようには見えない。国民性もあろう。
トランプは功利主義である。されど功利主義も万能ではない。少なくとも合理性を軽視すれば不幸は増える。米国の現状はまさしくそのように見える。
ここで明白なことは、経済活動の再開によっ新型コロナ感染者は増加し、死亡率が上がるとい点である。つまり、経済と生命はトレードオフ関係にある。
つまり、経済と生命という2者択一の決断が求められている。経済を無視し、人の行動の制限に走れば感染は制御され、人命が助かるが、社会が死ぬ。
トランプ米大統領は、都市封鎖を解除すれば新型コロナによる死者が増加することを知りながら、経済優先の政策をおし進めている。
氏の経済優先の政策が再選に有利に働くとしているからであろう。米国内の黒人やヒスパニックの死亡率は、生活環境も恵まれておらず、十分な空間の維持も困難で、白人よりも感染率も死亡率も高いことが判明している。
しかし、これらの多くは、トランプ支持層ではない。だから、選挙にはあまり関係がないと、トランプ氏は読んでいると思われる。
つまり、トランプ氏は国の経済と人命とを天秤にかけ前者優先の政策を推し進めているのである。言い方が悪いが、大統領再選のために人命軽視の政策を推し進めている。
一方、我が国では「人の命は地球より重い」という言葉がある。この言葉は1977年、ダッカ日航機ハイジャック事件に際し、当時の福田赳夫内閣総理大臣がこれを引用して、要求された身代金を支払い、「超法規的措置」として、収監メンバーなどの引き渡しを行った。
一躍有名になった言葉である。その意味することは時代とともに様変わりしているが、典型的非合理的政治判断であった。世界はその姿勢に驚き倒れた。
我が国の政治家たちに対しては、新型コロナ対策においては、粘り強く、科学的な、合理的判断を求めていきたいものである。
7/17(金) 晴れ/快晴 大曲中通病院外来 飯川病院ボランティア
1:00起床。文献など読む、録音データ整理。5:00可燃ゴミ、枝葉など廃棄、キウリはピーク。7:35Taxi駅東に、8:11こまち、9:15-12:15大曲中通病院外来。復路徒歩できずTaxi 。14:00飯川病院ボランティア。微睡、15:30友人医師来訪歓談。読書、新聞チェッ ク。散水。19:30帰宅・夕食。21:00就寝。Σ13458歩。書籍自炊日経メディなど進める。
新型コロナ(66) いのちと経済(2) GoToトラベル
私は新型コロナ禍の「感染予防と経済のバランス」について考えるとき、いのちの危険と数秒の単位で勝負を争うカーレース、フォーミュラーカーの運転技術のことを思い浮かべる。
ここではブレーキとアクセルを同時に繰る「ヒール&トウ」の高度の技術が使われる。事前に迫る危険性と展望性を道路の状態、車の調子、他車との関連情報を瞬時に得て微妙にコントロールしなければならない。この際、判断に要する時間が十分に短いことが必要である。ほぼ瞬時である。そうでなければ自分が繰る車はめちゃくちやな動きをしてしまう。
これを感染対策に当てはめるならぱ、感染の広がり方のデータを細かく、素早く政策に反映させることが大切である。変化が確認された際には即座に対応する準備を重ねておくことが肝要である。
新型コロナ感染のコントロールは、きめ細かな方針の調整が必要。
新型コロナの感染状況は地域差が大きいために対策は小さく分割すべきであって、間違っても「全国一律一斉休校」といった様な、雑な対応をしてはならない。この対応が日本の経済をダメにした根源である。
ただ、この経験は非難することではなく、今後の対策に生かす為の貴重な経験である。何しろ、緊急事態宣言の前後、感染症の専門家は「人との接触を80%抑制しなければ感染は拡大し、わが国でも40万人の死者が出る・・・」などと述べていた時期である。
かつて日本に「エイズ患者」が初めて診断された1985年当初、感染症専門家の一部は急速な蔓延予想を示して国民に恐怖を与えたが、新たに見つかるHIV陽性者は毎年1500人程度。日本国内のHIV陽性者の数は2万5千人前後と抑制された状況で推移している。
専門家と政治家の立ち位置は、内容によっては大きく異なっても止むを得ない。
新型コロナは緊急事態宣言が解除された以降、首都圏での感染の再拡大が報じられているが、政府は「GoToトラベルキャンペーン」で経済の賦活を図ろうとしている。しかも全国的規模で。それが感染拡大の危険性を指摘されて急遽、「東京から地方への旅行の場合の特典」を中止した。これは東京の感染を地方に拡散する可能性が高いだけに当然の処置である。
経済活動の賦活は、感染が少ない地域の中で、感染者数を監視しながら徐々におこなっていくべきだろう。結果を見つつ範囲を広げるのがいい。もし、悪化したら即座に方向転換する。こうした細かなコントロールをしながら感染者数の抑制を図るべきである。
いま東京から感染者が地方に拡散すると地方の医療は崩壊する。経済活動は一層低迷する。
国は、また地方も、新型コロナの休業補償などで経済的余力はなくなっている。
私はこの辺の状況はよく分からないが、「GoToトラベルキャンペーン」は時期的に見て、地域の感染状況を見て全国一律の計画としてはちょっと時期が早かったのではないか?と思う。
7/16(木) 快晴 夕方から降雨 外来 飯川病院
1:00起床。新聞・文献等。8:00庭掃除、縁石掃除、11:50バス飯川病院に、読書、微睡など。14:00-18:45勤務。本日家内勉強会、Taxiにて書店経由で帰宅。19:30帰宅、夕食。21:00就寝。歩数計12395歩。書籍データ化。昨年、京都で放火30人超死亡。
新型コロナ(66) いのちと経済(1) 即座に、かつ微妙なコントロールを要する今後
私はいつも強調しているのであるが、私どもは新型コロナ対策に何も決定的な対抗手段をまだ持っていない。
我々の行動制限しかしていない。細かくは、■ 3密の回避、■ 集団行動の回避、■ 広域異動の抑制程度である。
これらは感染症予防対策としてかなり初歩的な、消極的な予防法であったが、緊急事態宣言のもと一定の効果をあげた。
しかしながら、その中でわかったことは、行動制限はいかに個々人に対してストレス蓄積の原因となっているか、かつ、社会的経済状態の悪化をもたらすか、ということであった。
それだけ人間は社会との関わりを持たないでは生きられない生き物になってしまったかということである。
緊急事態宣言が解除されて約1ケ月、最近の新型コロナ感染の拡大は私たちに再び緊張感を強いている。
個人の健康上の問題だけではなく社会に及ぼす影響も大きい。
私たちのちよつとした行動が自分の健康や社会に不利益を与えるかもしれない。
しかもそれは不確実性が高い。にも関わらず、時には特定の個人に非難が集中し、人権侵害も起きている。
感染症のリスクは、■ 直接「人間の健康」を損なう。■ 社会経済的な不利益は「人の生活基盤を破壊」する。このことは間接的に人間の命を奪いかねない。
これらの調整をどう取るのか、問題は深刻な意味を持つ。
国や自治体の長の迅速、正確な判断は重要である。
私たちは個人的にも究極の選択を至るところで迫られる。一体どう判断すべきなのだろうか。
たとえば先日、イベン卜の参加人数の上限が緩和された。それによって救われる多くの人たちがいる一方で、不用意に参加すれば確率的に低く以下もしてないが、感染し、場合によっては命を落とす人も出てしまうかもしれない。
しかも、感染の確率が事前にはよく分からないから厳しい。行ってみて危険を感じたら事前に参加を回避する決断を勇気が欲しい。
7/15(水) 曇り 飯川病院ボランティア レコード、ターンテーブル廃棄
1:00起床。データ整理などいつもと同じ。久々雨なしで5:00庭に出て小作業、小枝裁断掃除、縁石の土排除、かなり綺麗になった。10:00大阪の業者にレコード、ターンテーブルを引き取ってもらう。12:50バス飯川病院、13:30飯川病院ボランティア、入院患者対応、撒水ほか。 19:15Taxi帰宅・夕食、20:50就眠。歩数計19246歩。書籍自炊化すすめる。
四季2020(9) 庭先の花たち(4) ダリア(4) ついに開花し始めた
球根からのダリアの発芽は毎春綱渡的であるが、ここ数年なんとかしのいできた。そのために、徐々に種類が少なくなった。
今年は例年以上に危ぶまれ、球根を3月以降、5月上旬までずっと観察していたが一つも発芽しなかった。
半ば諦めていたが、仮植えという新しい手法が功を奏し、3週間後には予想外に順調に発芽した。
6月上旬に、8株を20株に分株できた。今までのスペースでは足りず南側に新しいスペースを作った。
新しいスペースは、表面は通常の土であったが、掘ってみると基本的には砂地で、その中に小石や瓦礫が埋まっており、花を植えるには厳しい条件であった。
やや大きめの穴を掘り、堆肥や腐葉土を埋めて土つくりした。心配していたが、若干背の竹が小さい傾向ではあるが、ほぼ順調に生育した。
お盆頃にはぐるっとダリアの花が見頃になるだろう。楽しみである。
ここ5日ほど前から一部の株の花芽が綻び始めた、今朝の段階で数株が開花した。
本日の段階での花を記録した。
個々の花の名称はわからない。のちに調べてみる。
我が家のダリアのシーズンの始まりである。
7/14(火) 快晴 外来 飯川病院
1:00起床、データ整理、本読みなど。小説のDijest作成、家の可燃ゴミ廃棄1ケ。6:47バス飯川病院、新聞切り抜き、8:45-13:00中通病院外来、患者中等度の混みよう、14:00飯川病院、微睡。14:00-18:40勤務、入院患者対応、代車のバッテリー充電、19:30帰宅、夕食、21:00就眠。歩数計11659歩。自炊化すすめる。
四季2020(8) 庭先の花たち(3) アジサイ
4月20日、秋田市内千秋公園の桜が満開を迎えた。
私の通勤路脇の桜もほぼ満開、通るたびに季節感を味わっている。
千秋公園では例年であれば屋台が出たり観桜会などが開催されるのであるが、今年は新型コロナウイルスの世界的蔓延を迎え、緊急事態宣言も出て人出はまばらである。
大型連休を前に桜は散った。
今年の桜は寂しげであった。
これとともに私には夏が訪れた。
花の季節である。
6月下旬からわが家のアジサイが開花し始めた。
個々の花に対して私の知識は乏しい。名称もろくに知らない。
アジサイは品種として2大別できるらしい。
ガクアジサイは千葉以南で海岸に自生する。このため、ハマアジサイとも呼ばれる。高さは2-4mに達することもある。
花序は多数の両性花を中心として、装飾花が周りを縁取る。名称の「ガク」はこのさまを額縁になぞらえたものである。花序は直径12?18cm、装飾花は直径3?6cmと可憐である。
狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、日本でガクアジサイから改良した園芸品種。ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれる。
なお、アジサイは有毒植物であるため、園芸や切り花として利用する際には取り扱いに注意が必要である。
(ガクアジサイ)
(我が家で最も大きく育った紫のアジサイ)
(私が好む白アジサイ。背は何年も伸びない)
名前はよく知らない。名前などうでもいい。木々、草花の美しさをじっくり味わえる季節を感じている。
なんで花はキレイに咲くのか?誰のために??私の疑問はまだ解けていない。
7/13(月) 曇り午後から快晴 健康クリニックドック 飯川病院
0:45起床、各種データ、特に自炊関係整理。そのほかはいつもの如く。6:50バスにて飯川病院。9:00-12:00健康クリニックドック、受審者15名、結果判定15名、口頭による結果説明2名と盛りだくさん。疲弊す。12;15飯川病院、代車がバッテリー切れ.12;50検食、微睡。14:00勤務、入院外来患者対応。ヒマワリに補強の支柱たて、散水。19:30帰宅、夕食、20:30就寝。歩数計9868歩。
秋田市のアンケートへの私の意見(2) 大型商業施設誘致計画 これは進めるべき計画だ
秋田市は奥羽線秋田ー土崎間に新駅「泉・外旭川駅」を設置する。
市の試算では1日当たりの乗客数は2118人で、開業から50年間の経済効果が48億3千万円と試算。どのようにして試算したのか不明であるが、私はほとんと実現性のない机上の試算と思っている。1日当たり500人がせいぜいか、と思う。設置費は全額市の負担で20.5億円。このギャップは大きい。
駅の設置する地区は主に静かな住宅地である。高齢化も進んでいる。若い世代は車に依存した生活である。その状況を推定する資料としてこの地区を走るバスの状況から推定してみる。私は往路はバス通勤しているが、どの時間帯に乗っても乗客は少なくガラガラ、高齢者と高校生の姿が目立つ。通勤のためにバスを利用している人は極めて少ない。
だから、新たな駅ができたとしても、秋田の中心街への距離も7Kmと近いこともあって、車通勤をやめて列車を利用する人が多数出るとは思われない。
なぜ新駅が必要と判断したのか、新駅設置で何がどう変わるのかについてももっと丁寧に説明してほしかった。
また、市は新駅設置の効果が及ぶような手だても講じる必要がある。新駅をどう活用するかは市の重要課題となる。
これに関連してなのだろう、町内会回覧板を通じてアンケート調査が回ってきた。スタジアム建設と大型商業施設の誘致関するものである。
秋田市北部地区に大型ショッピングセンター誘致問題についての私の意見は以下のごとくである。
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秋田県最大のショッピングセンター「イオンモール」は1993年に秋田市南側の郊外の御所野ニュータウンに誘致された。秋田市周辺のみならず全県から客があり、休日は大変な賑わいだという。駐車場は3.800台分あるというが、これが休日とかにはほぼ満車に近くなるらしい。
ある休日にこの施設を見学を兼ねて映画を観に行った。
その時に感じたことは、秋田市内が休日で閑散としていたがここは別世界で、若い男女で賑わっていた。その格差の大きさに私は唖然とした。
秋田市内の長期の過疎化が問題となっている。駅の近くには先週公園がある。ナカイチという商業施設、新県立美術館もある。現在「あきた芸術劇場」が建設中であるが、広い年代に魅力的な施設をは思えない。
そうなると次の賑わい創世計画が必要になってくる。
私は、あきた北部に大型商業施設があってもいいと思われる。これが、民間で作ってくれるとなるとさらに魅力的である。
■ 新駅「泉・外旭川駅」の利用促進に。
■ 若者、子供たちには一定の遊興商業施設が必要である。
■ 新駅、秋田道の北インターチェンジの近くであり、全県、特に秋田県北部からの利用が期待できる。
■ 間接的ながら秋田県の過疎化、若者の流出に影響を及ぼす。
■ などなど・・・。
7/12(日)?雨小康状態 飯川病院日直
1:00起床、文献検討等など,いつもの如く淡々と。蓄積データの整理中心。8:30家内に送られて飯川病院、日直勤務、患者は落ち着いている。読書、データ整理中心。小説のダイジェスト版作成。12:00検食、微睡。19:00当直医と交代。帰宅。19:30夕食21:00就寝。自炊数冊。歩数計9483歩。
秋田市のアンケートへの私の意見(1) スタジアム建設計画 これは不要な計画
秋田市は奥羽線秋田ー土崎間に新駅「泉・外旭川駅」を設置する。21年3月開業を目指す。
秋田-土崎間7.1Kmは東北6県の県庁所在地の中で、中心駅との駅間距離が最も長く、沿線側の住民や施設にとって鉄道不便区間地域となっていて、新駅は周辺住民の悲願だつた。
ホーム2本、待合室を備えた駅舎などバス停や駐輪場、タクシー乗降場などを設ける。
市の試算では1日当たりの乗客薮は2118人で、開業から50年間の経済効果が48億3千万円と試算。総事業費は20.5億円は全額市の負担となる。
市は鉄道とバスによる新たな交週接点と位置づけるが、バス会社の事情は厳しい。駅を設置しても駅と目的地をつなぐ交通網が脆弱では効果も限定的だろう。
社会機能が縮小していく中で都市機能をどう維持していくのかという視点でも事前にもっと論議を深めてほしかったが、私が知る範囲ではそのような動きはなかった。
先日住民の意見を求めるアンケートが町内会を通じて配布された。
秋田市北部の地区にスタジアム建設、大型商業施設の誘致に関する意見募集である。
何を今更、の感は否めないが、意見は述べておきたい。
これらについての私の意見は以下のごとくである。
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新スタジアム建設について
サッカーJ3ブラウブリッツ秋田の現在ホームスタジアムはJ2規格に見たないレベルであることは明らか。チームは2017年J3で優勝し、J2昇格への期待が高まったことからJ2規格の新スタジアム整備の機運が盛り上がった。だが、2019年と18年は8位に終わった。過去の成績を眺めてみて、J2昇格の可能性は難しい。こんなあやふやな状態なのに建設費100億円もかける計画が進んでいるとは信じがたい。
秋田県は2017年度にスタジアム整備を念頭に置いた検討委員会を設置、2020年1月に「多機能・複合型スタジアムを新設する必要がある」、「建設場所は秋田市の中心市街地エリア」、「全天候対応の開閉式ドームが望ましい」といった趣旨の提言をまとめた。秋田県の現状を考慮していない、あまりにも調子のいい提言である。
秋田県知事はこの提言に難色を示している。私も賛成できない。
にもかかわらず、スタジアム整備計画は進んでいるようである。
新スタジアムを巡り「有力な候補地」して、市長は私が住む外旭川地区の可能性を初めて示した。
本県は人口減、少子高齢化が加速し、自治体財政は厳しさを増している。
新スタジアムの整備費は100億円と見積もられている。整備を望む声は一部にはあるが全県のものとはなっていない。必要性を疑問視する声も根強い。
秋田県の人口は減りに減って現在97万人、高齢化率も高い。こんな秋田にJ2規格の収容人数15.000人の大規模施設が必要なのか、疑問だらけである。私は無くても構わない、と思う。
ブラウブリッツ秋田はたまたま一度優勝したもののJ2昇格の可能性が低い。スタジアム整備への市民、県民の理解を得るのは難しい。
せめて常時4位以内を確保するとか、今後の成績向上なしに、整備構想を前に進める必要はない。
7/11(土)?早朝から降雨
1:20起床、読書、新聞・文献チェック他いつもの如し。小説のダイジェスト版つくる。外仕事不可なのでデータ整理など中心に。16:00雨一時やむ、ダリアの支柱追加、成長方向を固定。数株咲き始めた。17:30再度データに戻る、19:00夕食。20;30就眠。歩数計10449歩。
新型コロナ(65) 治療薬・ワクチン(6) ワクチンの現状(4) 有効な抗体ができるのか?
ワクチンの開発はうまくいくだろうか??
実用に供するまでのハードルは極めて高い、完成までに検討を要する点は山積み、と思う。
総理などは今年中の投与・・・と言っているがそう甘くはないだろう。
私が危惧しているのは以下の点である。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■ DNAワクチンの成功例は、まだない。
■ ワクチン投与で本当に抗体が誘導されるのか??エイズのワクチンは数年以上研究されているが、未だに成功していない。
■ その抗体は投与後どれだけで産生されるのか??
■その抗体は新型コロナ感染に対する予防効果はあるのか??それとも、診断に寄与する程度の弱い抗体なのか??
■ その産生された抗体の寿命はどれだけなのか??6ヶ月か、12ヶ月か、18ヶ月なのか、あるいはほぼ永久か??それによって投与回数が決まってくる。
■ 産生された新型コロナ抗体が体内で思いがけない副反応を生じて新たな疾患を生まないか??
■ などなど・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――
まあ、このような問題点はあるが、政府はワクチンができた際の接種優先順位について今月中から検討を始めるらしい。供給量が追いつかないための処置である。
新型インフルエンザに備えて、政府は「特定接種」、「住民摂取」の制度を設けた。前者は社会機能の維持に必要な職種の人を優先する。医療従事者、公務員、インフラ企業の従業員が対象。これらが済んでから後者の住民摂取になる。新型コロナでこの仕組みをどう使っていくかも検討される。
実際に安全有効なワクチンが供給されるかわからないが、このような検討は早めにしておくことはいいだろう。
7/10(金) 晴 大曲中通病院外来 飯川病院ボランティア
0:30起床。文献読みなど。新聞雑誌スクラップ入力。5:00可燃ごみ集配所に。7:35Taxi駅東口に。8:11こまち、9:10-12:15大曲外来。往歩行、復はファイト湧かずTaxi。市内徒歩、14:00飯川病院ボランティア、散水など。入院患者対応。19:15帰宅、夕食、就寝。歩数計13503歩。
新型コロナ(64) 治療薬・ワクチン(5) ワクチンの現状(3) 副作用など問題山積み
免疫の仕組みを利用するワクチンの開発はうまくいくだろうか??
私は期待しているが、実用に供するまでのハードルは極めて高い、完成までに検討を要する点は山積み、と思う。
世界で「ワクチン開発競争」が激化している。
英オックスフォード大学が開発するワクチンは、早くも臨床試験の最終ステージに突入し、米製薬大手のファイザーも独ベンチャーと共同開発するワクチンの初期臨床試験が好結果だったと公表した。
日本も例外ではない。アンジェスがすでに治験を開始し、年内の実用化を目指しているほか、塩野義製薬も国立感染症研究所と共同で年内にも治験を開始する方向だという。
現在までに120ものワクチンが開発中ともされる。これだけの候補があると言うことは決定打がない、と言うこと。
現在開発中のワクチンのほとんどはDNAワクチンといわれるもの。
DNAワクチンはウイルスの遺伝情報だけを使うためウイルスそのものを増やして作る従来のワクチンより開発期間が短いという特徴がある。
ただ、DNAワクチンは人間用に実用化されたものはなく、効果と安全性の検証は慎重に見極める必要がある。現にHIVワクチンは数年検討されているがいまだに目処は立っていない。
新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスやHIVウイルスと同じように、生物学的に安定した「DNA」ではなく、不安定な「RNA」を遺伝子に持つ。この「RNAウイルス」の場合、不安定だから次々と変異していく。だから、飛ぶ鳥を目掛けてライフルを撃つようなものである。そう簡単には命中しない。要するに、効果的なワクチンを作るのは難しい、ということ。
新型コロナウイルスもインフルエンザ同様、遺伝子が変異するスピードが非常に速いとされていて、文献上で見ると、中国でウイルスが発生して以来、世界各地に広がっていく過程で変異を繰り返し、5月末ですでに数100の変異があるという。だから、ワクチンが完成しても、開発当初とは異なる遺伝子のウイルスが蔓延している可能性があり、一部のウイルスにしか効かないワクチンになる可能性がある。
そのほか、ワクチンには効果とともに副作用の問題がある。これは絶対的に無視できない。
原則的にワクチンは未感染の健康人に投与する。
だから効果以上に副作用が問題になる。
我が国のワクチン医療が、法定接種から任意接種となったのは副作用の問題である。一般的に、ワクチンを投与された個体の体内では期待された以上の多くの免疫反応が賦活される。これが思いがけない副作用の原因となる。
これはワクチンを実際に多数に投与して見なければわからない問題である。
ワクチンはまだまだ実用化の入り口に達しようとしている段階で、まだ海のものとも山のものともわからない状況にある。勇み足で期待だけ膨らますと危険であることを認識すべきである。
ことに、政治家には、特に安倍総理には慎重な発言を望みたい。
7/09(木) 快晴 外来 飯川病院
0:30起床。文献,新聞、録音データなど処理。5:00ネコ対応など。9:00DIY店にて草刈り用ナイロン刃2セット購入。ダリア付近中心に草刈り。バス11:50、通町下車さの薬局経由、12:45外飯川病院着。14:00飯川病院勤務、入院患者、外来患者対応。16:00来客あり。19:30帰宅、夕食、21:00就寝。Σ17833歩。 書籍自炊4冊。
新型コロナ(63) 治療薬・ワクチン(4) ワクチンの現状(2) 国際的競合状態
新型コロナワクチンの開発現状を調べてみると、まだ確立されたワクチンはできていない。
現在は国際的に開発競合状態にある。
わが国でも、治験の結果を待たず、早くも量産体制の準備を始めている。政府も支援に乗り出した。
実用化の見通しが立つ前から量産体制を確立しようとする動きは世界的な流れになっている。それほど社会がワクチンを待ちかねているからである。
リストによると、開発中のワクチンは120種類もあるようだ。
その中で現在最も進んでいると思われるワクチン製造の企業、供給開始、供給人数は以下のごとくである。
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日 アンジェス 21年3月 100万人
日 シオノギ 21年秋以降 1000万人
米 モデルナ 21年以降 10億人分/年
英 アストラゼネカ 20年9月以降 20億人分/年
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英国アストラゼネカ社のワクチンは安全性と有効性が確認されれば、20年9月以降20億人分/年供給できるという。一見、まもなく実用化するような雰囲気であるが、まだ開発に成功し、生産が軌道に乗りつつあるというニュースは届いていない。
次の問題は、米国の資本が入っているために、成功しても全世界的に平等に配布される可能性は少ない。トランプの言うごとく「America the first」で米国中心に供給される可能性がある。
日本政府がアンジェス、シオノギにテコ入れする理由はここにある。
新型コロナ用ワクチンの製造には新しい技術を使うが、特殊なタンクが必要とされ、新しい技術を使う世界中のタンクは抗がん剤の開発などで稼働率が高く、奪い合いになっているらしい。大きなタンクがある工場は世界でも限られるから論理的に順調に生産が進むとは限らない。20億人分/年
は夢物語でないか。
まだ成果が確立していないワクチン製造に国が支援をするのは、ワクチンが開発された後に生産体制を整備すると、国民の接種開始時期が大幅に遅れるからである。
商品化が見込めない段階で多額投資するリスクを民間企業に負わせられないと政府関係者は言う。ただし、開発に成功しなければ投じた公費がむだになるおそれもある。
一般的にワクチンの開発には年単位の時間が必要とされ、先行きは見通せない。
期待が先行し、準備が進むがワクチンは健康な人にも接種するため安全性と有効性を確認する過程をおろそかにすることはできず、治療薬以上に慎重さが求められる所以である。
7/8(水) 終日降雨 飯川病院ボランティア
1:00起床。新聞・文献チェック、歴史関連書籍他。外仕事は無理、11:50バス、通町で下車、書店でコミック2冊、おいしいコーヒーの淹れ方、購入徒歩飯川病院。昼微睡。ボランティア、入院患者対応、文献的考察、読書他、19:30今朝採れたキウリ届け帰宅、夕食、20:55就眠。歩数計9805歩。
新型コロナ(62) 治療薬・ワクチン(3) ワクチンの現状(1) 先が見えていない状況
これまでの新型コロナ対策は、実際何ができているのだろうか??
マスク着用、不要不急の外出抑制要請、3蜜回避程度に過ぎない。
そのうち最も効果的だったのは「外出抑制要請」、「県境をまたぐ移動の制限」であった。
しかし、これでは地域の経済は窒息状態となり、打撃を受ける。だから各種の行動制限は解除せざるを得ない。解除することは感染の再燃が生じることを容認することにもなる。
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ウイルスに対しては現状まで何も対策ができていない。
治療薬として最も期待が寄せられてきたアビガンは効果が乏しく非実用的であることがわかった。
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次の期待はワクチン、ということになる。
ワクチンに関してはメディアでもしょっちゅう取り上げられる。早いものでは今秋頃から実用に供されるなどと先走ったの記事が見られる。政府もそんなことを言っている。無責任である。
私は現時点では期待に沿うようなワクチンはまだないし、今年度中の完成もないと思っている。
製薬企業のアンジェスKKと大阪大は6月30日新型コロナウイルスの予防ワクチンの臨床試験を始めたと発表した。
アンジェスと大阪大などが共同開発した「DNAワクチン」という新しいタイプのワクチンで安全性と効果を確かめる。新型コロナワクチンの治験は国内で初めて。大阪市立大学で7月末まで行う。
ウイルスの遺伝情報を情報を体内に入れ、新型コロナウイルスを無力化する抗体ができるか、抗体が長続きするかを調べる。
DNAワクチンはウイルスの遺伝情報だけを使うためウイルスそのものを増やして作る従来のワクチンより開発期間が短いという特徴がある。
ただ、DNAワクチンは人間用に実用化されたものはなく、効果と安全性の検証は慎重に見極める必要がある。
ワクチンの感染予防効果はワクチンを打った人が発病する率がどれだけ低下したかで示すことが望ましい。しかしながら、感染者が減少するということを統計的に証明するまで膨大な臨床検討を要するために長い時間がかかる。
まだワクチン開発はスタートラインについたに過ぎない。
まだ海のものとも山のものともわからない状態である。
メディアの報道姿勢は無用の期待を喚起するだけの無責任なものである。
7/7(火) 雨 外来 飯川病院 九州地方豪雨と被害多発
0:30起床,新聞、文献読み、自炊2冊、その他いつものごとく。5:30可燃ゴミ提出。徒歩7:00バス飯川病院。8:45-13:00中通外来。飯川病院へ、微睡、14:00-18:20飯川病院。入院患者対応、19:10バス帰宅、19:30夕食、20:15就眠。Σ10017歩。自炊進める。
新型コロナ(61) 治療薬・ワクチン(2) 治療薬の現状(2) アビガンについて
新型コロナの治療薬候補の中で「アビガン」に期待が集まった。
感染した某著名人が「アビガン」の投与後に回復したと公表したことで一気に有名になり、安倍首相は5月中の承認を期待する、などと述べた。しかし、現時点で治療薬として利用できるか否か十分な科学的根拠が得られていない。
「アビガン」はもともと催奇形性の問題などがあり、専門家からは「有事とはいえ、十分に検討をしないまま政治的に承認を進めるのは納得できない」、「総理の承認方針は根拠のない、政治的な前のめり」などの声が出ている。
「アビガン」は冨士フィルム・富山化学KKが開発した国産の新型インフルエンザの治療薬。
新型コロナ向けに国の承認を得るには、臨床研究や治験でウイルスの減少や肺炎症状の改善といった効果があるとのデータを示す必要があるが、企業内の治験は完了していない。
別に藤田医科大学を中心に「アビガン」の多施設共同の臨床研究を進めてきた。承認審査にそのデータを活用できると期待されてきたが、5月中旬に厚労省に報告された中間解析結果で ウイルスの減少率に明確な結果が出なかった。
「アビガン」に関して、審査で効果や安金性を慎重に見極めるよう求める意見が専門家から上がている。
「有事だから根拠が不十分でいいとは断じてならない。科字を軽視した政策は国民の健康にとって問題だ」日本医師会の有識者会議が「アビガン」の承認に関し異例の厳しい声明を公表した。
そもそも首相が5月中の承認と時期を明示したのはなぜか??勇み足だ。
「アビガン」が社会に期待があるのは事実だが、報じられている効果の判断は個人的な見解に過ぎない。
臨床試験の結果が出ていない段階で5月中の承認を目指すと政治家が発言するのはいかがなものか。
副作用もある薬なので冷静に科学的評価を検討すべきである。
各地の医療機関が参加し、投与された人の経過などを見る臨床研究も続いている。
藤田医科大学の最終結果(?)はまもなく出される予定であるが、有効との結果は出ないらしい。
7/6(月) 晴夕方から小雨 健康クリニックドック 飯川病院 運転免許証高齢者講習
0:30起床、医学文献等など中心に読書、録音データ整理。5:00畑花壇に散水、7:00バス飯川病院着。9:00-11:50健康クリニック、ドック15名、レントゲン読み14名と多い。12:30飯川病院で検食、13:00太平自動車学校、運転免許証高齢者講習、まずい!!!視力が不足。メガネとか対策要す。16:30-19:00業務。散水など。Σ9601歩。19:30帰宅夕食、20:30就眠。自炊3冊。ダリア2株開花。
新型コロナ(60) 治療薬・ワクチン(1) 治療薬の現状(1) 有効な薬品はない!!!
これまでの新型コロナ対策は、不要不急の外出抑制要請、3蜜回避など。
そのうち最も効果的だったのは「県境をまたぐ移動の制限」であった。
しかし、これでは地域の経済は窒息状態となり、打撃を受ける。だから各種の制限要請は解除せざるを得ない。
ウイルスに対しては現状まで何も対策ができていない。
治療薬ワクチンには大きな期待が寄せられている。
(1)治療薬の現状
治療薬の現状は既存の薬品の再検討から始まっている。新薬開発は砂漠の砂から一つひとつ可能性を検討する行為に近い。従って、時間もかかるし、成果もどれだけ期待できるかわからない。
だからまず既存薬の再検討から始めるのは常套的手段である。
現状で有効性が期待できるのは以下である。
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■ フサン(膵炎治療薬 ウイルス酵素を阻害する。 臨床検討開始)
■ アビガン(新型インフルエンザ治療薬 検討中、承認は先送り)
■ レムデシベル(エボラ出血熱治療薬 5月7日日本でも承認)
■ カレトラ(HIV/エイズ治療薬 有用性不明とも)
■ アクテムラ(関節リューマチ薬)
■ オルベスコ(喘息治療薬)
■ イベルメクチン(寄生虫・ダニ治療薬)
■ クロロキン(マラリア薬)
■ ベータメサゾン(炎症性疾患治療薬 WHO推奨)
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新薬の開発は困難を極める。
ウイルス遺伝子の複製を阻害するのがレムデシベル。エボラ出血熱の治療薬候補として開発された。ウイルス共通の仕組みに違いがほとんどなく効果が期待できる、とのこと。アビガン以外の抗インフルエンザ薬は効果が期待できないという。
新型コロナでも免疫暴走が考えられているがこうした現象が重症化に関わつてい吋ると考えられている。その面ではアクテムラ。
従来用いられているこうインフルエンザ薬は期待できない様である。
他の薬品は疑義があり、効果があるとする報告、その撤回と混乱が起きている。
ベータメサゾン(炎症性疾患治療薬 WHO推奨)はコロナ以外の重症肺炎に効果があり、私どもも必要な方には日常的に用いている。新型コロナに決して特徴的に効くものではない。
(2)結論
有効な薬品はまだない。
7/5(日)?雨のち晴れ 飯川病院日直
23:30飯川病院にて起床、本日はそのまま日直となる。時間だけはたっぷり。読書、文献チェック。録音データ整理。微睡。自炊。夕方散水。患者は落ち着いている。19:30次男宅経由帰宅、夕食。20:55就眠。歩数計7949歩。
新型コロナ(59) 全国一律の行動制限が地域の経済をダメにした(3) 発想の転換を
これまでの自粛要請は、
4月08日緊急事態宣言東京に。4月16日宣言を全国に拡大。
4月24日東北6県と新潟県は「緊急共同宣言」、「他地域との不要不急の往来自粛」。
この間、秋田県民は自粛要請に対して本当に、あまりにも忠実に、協力的であった。秋田市内の人出は著減し秋田駅前はガラガラ、新幹線の乗客は一列車あたり数人程度にまで減少した。13:30頃秋田駅前から利用した個人タクシーのドライバーは「7:00から仕事を始めたがまだ3人しか乗せていない。今日はこれで帰ります」と肩を落としていた。
これでは日銭の水揚げ金をもとに翌日の運用を考える弱小の個人経営の商店などは維持できない。
秋田県では4月15日以降、本日まで約2.5け月新たな感染者は出ていない。
最も有効であった対策は「県をまたぐ移動の自粛」で、感染者が秋田に来なかったこと。
意味がなかったことは県民の過度の行動自粛である。これで秋田の経済活動は大きく低迷した。
なんでこんな状況になるのか?
県民の多くが素直にお上の指導に従っているからである。知事は「真面目な県民性のなせる技・・・」と評価していた。
しかしながら、それは自分なりの判断はほとんどなされていない、県民は何も考えていない、ということを褒めているだけ。
私が診察している患者の様子からも外出を著しく控えている様子が聞き取れた。運動不足、体重増加、自宅内でもマスク着用・・・などなど。
6月19日、政府が、都道府県境をまたぐ移動自粛の全面解除し、接待を伴う飲食業の休業要請も解除。イベント入場者数1000人まで拡大することとした。
これによって東京とかの過密地域の感染者増加はもとより、秋田も、岩手も感染者ゼロを維持することは諦めなくてはならなくなった。
人的交流の再開は感染者の流入を容認することである。
私は、新型コロナの感染は治療薬ができても、ワクチンができても根絶はできないと思っている。これからの時代は「新型コロナウイルスとに生きる」発想でなければならない。だからいいことでもある。
第二波の爆発的感染を抑制し、医療機関の破綻を防ぎ、慢性感染症のレベルにうまく持っていければ最高である。
「発想の転換」のスタートである。
それにしても岩手の第一例目になる方は、間も無く誰かがなるだろうが、お気の毒である。
7/4(土)?午前降雨、午後から晴れ 飯川病院日当直 外来レセプト点検
1:50起床、新聞・文献チェック他いつもの如し。小説のダイジェスト版つくる。録音データ大量整理。外仕事不可なので、9:00患者死亡にて出勤する家内に同乗、飯川病院に。ブックオフにて数冊購入。12:10検食、日当直勤務に就く。読書中心。12:00検食、微睡、16:00-17:30外来レセプト点検、18:00検食。19;30就眠。23:30起床。歩数計6180歩。
新型コロナ(58) 全国一律の行動制限が地域の経済をダメにした(2) 秋田も同様。
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■ これまでの自粛要請
4月08日緊急事態宣言が東京など一部の都府県に。
4月16日緊急事態宣言が全国に拡大。期間は5月6日まで。
4月24日東北6県と新潟県は「緊急共同宣言」を出した。内容は「7県内のほか、関東、関西など他地域との不要不急の往来自粛」も呼び掛けた。
■ それらの解除
5月25日 政府緊急事態宣言全面解除
6月01日 北海道と首都圏の一部を除き府県境をまたぐ移動自粛要請を解除
6月19日 政府が都道府県境をまたぐ移動自粛の全面解除。
接待を伴う飲食業の休業要請も解除。
イベント入場者数1000人まで拡大
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これらの制限の中で秋田県に最も効果的だったのは「県をまたぐ移動の自粛」要請であった。私はそう考えている。
秋田県の感染者は4月15日以降新感染者は見つかっていない。
もし、この頃にたまたま未発見の感染者が県内に何人か居たとしても、その後の2週間の間に有症状の感染者は出なかった。したがって、秋田県内は可能性として大型連休の始まりの頃には新型コロナ感染者は居なかったと推定できる。
したがって、この状態で県境をまたぐ移動要請が有効に機能していた、とすれば大型連休頃からは「秋田県内では新型コロナ感染者はゼロであり、秋田県民の県内での行動は特に制限を要さない」ことになる。
外出や商業施設等の利用抑制は不要であった。
しかしながら、秋田県民は自粛要請に対して本当に協力的であった。
私の生活の中で秋田市内の状態を観察することができるのは金曜日の大曲中通病院外来の診療応援で、13:30前後に秋田駅前、市民市場の周辺を歩いて飯川病院に戻る。
この付近の商業地、商店の人出は、何ら抑制する必要がないのに見事に抑制されていた。
この頃、政府の方針は、人との接触機会を「最低7割、極力8割」削減するよう呼びかけた。秋田の地方紙であるさきがけ新聞も、TV、ラジオも、全く必要がないのに無批判に接触機会抑制を呼びかけ続けた。
この状態は商業施設にとっては厳しい状態である。私の知っているラーメン屋、食堂は維持できずに店を閉じた。
これらの小規模店は国の方針、県の方針の影響をモロに受けた。
秋田県知事は大型連休以降、県民の行動抑制を解除すべきであった。
7/3(金) 午前曇り午後快晴 大曲中通病院外来 飯川病院ボランティア
0:30起床。文献読みなど。新聞雑誌スクラップ入力。5:00可燃ごみ集配所に。7:35Taxi駅東口に。8:11こまち、橋の欄干に七夕飾り。いつもよりも数は少ない。9:10-12:00大曲外来。往復歩行。検食ないとの連絡あり外食、市場のカレー専門店ひのや。14:30飯川病院ボランティア、散水など。19:15行きつけ書店経由で帰宅、夕食、就寝。歩数計12995歩。
新型コロナ(57) 全国一律の行動制限が地域の経済をダメにした(1)
4月8日緊急事態宣言が東京など7つの都府県に出されたが、それ以外の地域でも感染が広がって4月16日に緊急事態宣言が全国に拡大された。期間は5月6日まで。対象地域は全国。
? また、これまでの宣言の対象の7都府県に北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府の6つの道府県を加えたあわせて13都道府県について、特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進める「特定警戒都道府県」と位置づけた。
?宣言は?以下の内容を含む。
―――――――――――――――――――――――――――――――?
■ 一人ひとりに取るべき行動の重要性を認識。
■ 感染リスクを減らすための努力。
■ 仕事や通院など生活の維持に必要な場合を除き外出を控える。
■ 外出する際は、「密閉」、「密集」、「密接」の3条件が重なる場所を避ける。
■ こまめな手洗いや消毒などの感染症予防を確実に行う。
■ 大型連休中の旅行や東京都など特定警戒都道府県に設定されている区域への移動を極力控え、自分や家族を守る。?
■ 政府では、人との接触機会を「最低7割、極力8割」削減するよう呼びかけた。
■ などなど。
―――――――――――――――――――――――――――――――?
秋田県では4月15日までに16名の感染者が報告されている。いずれも県外への旅行者やその家族で、県内で感染した方は見られない。いずれも医療機関に収容されている。地元のメディアは盛んに記事あるいは放送をし、県民の誰しも警戒感が高まった時期である。
時を同じくして4月16日に緊急事態宣言が全国に拡大されたので、秋田県民も宣言を受け入れた。
さらに、東北6県と新潟県は4月24日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大型連休を前にそれぞれの県民に外出や県境を越える移動の自粛を訴える「緊急共同宣言」を出した。内容は「旅行や帰省を含め、7県内のほか、関東、関西など他地域との不要不急の往来自粛」も呼び掛けた。
秋田県の佐竹敬久知事は「連休の観光地は東北では全面的に閉鎖する。来ていただいても駐車できないし、食事もできないから相当制限がある状態となる」と説明した。
国による緊急事態宣言、東北6県と新潟県の「緊急共同宣言」はその時点では止むを得ない対応と思ったが、秋田県とっては結果的に過剰な対応になったように思われる。
7/2(木) 終日降雨 午後飯川病院
0:30起床。新聞チェックし文献、歴史書を読む。自炊数冊、8:20激しい降雨にてバス嫌、家内に同乗、9:00飯川病院着、午前は座学ゆっくりと。14:00-18:45飯川病院勤務。入院患者対応なし。文献チェック。充電関係の配線の整理。19:30帰宅、夕食、 21:30就眠。歩数計9472歩。
新型コロナ(56) 2000年7月時点での日本の現状、世界の現状
新型コロナ関連記述は6月16日以来である。
この2週間について感染者数のデータを比較した。
■ 7月1日時点の国内感染者総数(死者)数。 #5月28日時点との比較
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??国内感染判明例 18693(972人) # 16807人(883人)
秋田県 16人 # 16人
岩手県 0人 # 0人
??ダイヤモンドプリンセス号関連 723人(13人) # 723人(13人)
??コスタ・アトランチカ号関連 149人 # 149人
??チャーター機関連 15人 # 15人
??空港検疫関連者 172人(2人) # 308人(1人)
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この約ひと月間全国の感染者数は約2000人増加、死者が100人増加。
秋田は4月15日以来新感染者は見つかっていない。岩手は0人のまま推移している。
昨日の段階で全国の感染者数は増加傾向にあり厳しい状況が続く。ただし、経済活動旺盛な都市部に集中している。
世界で感染者は1000万人超。死者50万人超。感染者は50万人/週のペースで増加。特に貧困層に感染が増加。
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■緊急事態宣言解除以降の動き
5月25日 政府緊急事態宣言全面解除
6月01日 北海道と首都圏の一部を除き府県境をまたぐ移動自粛の要請を解除
6月02日 東京アラート発令 感染拡大への警戒呼びかけ
6月11日 東京アラート解除
6月19 日 政府が都道府県境をまたぐ移動自粛の全面解除。
接待を伴う飲食業の休業要請も解除。
イベント入場者数1000人まで拡大
7月02日 東京の新規感染者が107人へ
■緊急事態宣言解除の目的
緊急事態宣言は一定の成果をあげた。感染者数の増加は緩徐化した。
しかし、これによって経済活動は低迷し、外出できないことで国民のストレスは大きく悪化。
緊急事態宣言解除はウイルスの感染力をそのままに、人の行動の仕方を工夫し、そのレベルでバランスを取ろうとする政策である。
したがって宣言解除はコロナの終息・終息を望まず、「コロナウイルスと共に生きる」という方針転換である。宣言解除後は一定の感染者数が発生することは当然である。
7/1(水) 終日降雨 飯川病院ボランティア
1:10起床。文献・新聞チェックなど。収穫、午前中にきうり等のつる処理、収穫など。12:10プリウスにて飯川病院。ボランティア。新聞データ化など。文献・新聞チェック、19:30帰宅夕食、21:20就眠。歩数計10139歩。
新型コロナ(55) この2週間の話題
前回は6月16日を最後に新型コロナから他の話題に移った。
その後に一定動きがあった。新聞3紙の見出しの主なものをあげてみた。
詳細は記載しないが、これでもこの間の感染状況、社会の傾向は読み取れる。
決定的対策は生まれていない。
むしろ、緊急事態宣言、県境越え移動制限解除によって再度感染者数が増加傾向にある。
第二波に備えて全国的に準備が必要。
(27)6月11-15日――――――――――――――――――――――
?? レムデシベルとRA薬 ?? 世界のワクチン開発現状 ?? 移動の自由は戻ってもなかなか経済は ?? 医療 院内感染医療者に なみはや病院 ?? 医療 救急病院で抗原検査 ??医療 秋大PCRラボ設立 ?? 熱中症対策:屋外マスク着用柔軟に・夏用マスクも ?? 専門家会議議事録 ?? 県内ホテル苦境 ?? 抗体検査陽性率低く ?? 消毒剤の使い方 ?? 新興国善感染者の8割占める ?? 専門家会議あり方 ?? 第二波感染に備えて病床確保を ?? 倒産244件 ?? 二次予算に医療機関の援助を ?? 収入途絶え路上で物乞いに ?? 面会再開介護施設 ?? 有事の医療・医薬・人材備蓄を ?? 労災申請増加
(28)6月16-20日――――――――――――――――――――――
?? 外出を大きく控える高齢者 ?? 岩手どうしてずっとゼロ?? ?? 自粛要請について ?? 数値目標 ?? 政府の新型コロナ対応は評価30点 ?? 保育現場の苦悩
(29)6月21-25日――――――――――――――――――――――
?? PCR妊婦 ?? PCR 行政準備道半ば ??マスク適宜外して ?? ワクチン100万人分 ??官邸 vs 専門家ずれ ?? 検査多様化 ?? 県境移動可能に ?? 広がる差別 ?? 子供への制約多すぎ ?? 持続化給付金電通に委託 ?? 小児病棟苦悩面会制限 ?? 新生活様式の圧力、特に女性にストレス ?? 専門家会議のあり方、発展的解消 ?? 電車窓空け ?? 民生委員、高齢者を見守りたいが出来ない ?? 救命救急、命の選択 高齢者障害者の立場
(30)6月26-30日――――――――――――――――――――――
?? アビガン遅れ ?? ギグワーカー ??コロナ新対策会議. ?? ペット感染 ?? ワクチン前のめり ?? 感染リスク温暖化 ?? 感染症アプリ ?? 感染症対策司令塔 ?? 感染妊婦対策 ?? ウイルスと共存へ ?? 往来自由 ?? 県北ホテル苦境 ?? 国内新規感染>100人 ?? 自然災害が起こったらどうする ?? 首都機能分散論議 ?? 秋田PCR 30件/日まで増加 ?? 集団免疫が収束の鍵スエーデン ?? 第二波に備え病床増 ?? 東京リスク ?? 日本の死者の少なさ ?? 米再拡大
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年を通じてワンパターンで淡々とした毎日です。AM2:00-5:00にメールチェック・返事送付、人間ドック(HDD)判定・報告書作成、新聞切り抜き、病院・医師会業務など。
月〜土曜は6:00頃出勤、HDD報告書印刷、外来書類処理など。病棟回診、HDD受診者とミーティングと診察。8:45-14:00外来とHDD受診者に結果説明。昼食は摂りません。午後は病院業務・医師会業務、各種委員会等に出席など。20:00頃帰宅。 日曜・祭日もほぼ同様ですが、病院には午後出かけます。時間的に余裕無いのが悩みです。 |