本日は大変ご多忙の中、中通総合病院とノルバティスファーマ社の共催による「医療連携セミナー」にご出席いただきまして大変有り難う御座います。
この回は年に2回開催しております中通総合病院の公開MCの一環として、初めて開催するものです。
国の医療政策は目まぐるしく変わります。各医療機関も、特に病院は時代の要請に併せ次々と様変わりして行かなくてはなりません。特に高齢化が進む秋田市の医療においては診療所と病院とが互いに持てる機能で分担しながら、連携を深めて医療を行うことが求められていきます。
中通総合病院は診療所の先生方にとって附属病院である、と言う立場で当院はこれからも病診連携を重視して行きますので宜しくお願い申し上げます。
本日は東邦大学芳野教授様より「メタボリックシンドロームにおける脂質管理」という、大変重要な話題についてのご講演をお聴きできると言うことで、私は大変楽しみに致しております。また、当院の安藤部長より「これからのがん治療戦略について」、と言う話題提供も興味深いものがあります。
今、国では医療費削減と健康寿命の維持のために生活習慣病予防対策に力を入れ始めております。
これはこれで重要なことではありますが、私は個人的にはがんとか、いわゆる生活習慣病で死んでも本望、と考えて勝手気ままに生きております。いろいろやっていますが、食事に関しては一日三食摂るのは人間にとって果たして良いことなのかと言う疑問を抱いてから、40代で二食にし、50代からは一食にして試しています。夜は9時前後にバランスを欠いた食事を鱈腹食べて直ぐに寝る、と言う生活です。今後私がどうなるのかこれも楽しみの一つであります。
本日ご出席いただきました方々にもう一度感謝いたしたいと思います。また、私どものために秋田までお出で戴きました芳野教授にも深謝申し上げます。
また協賛を戴きましたノルバティスファーマ社の皆様にも感謝申し上げます。 会の終了後には懇親会も用意されております。
私は医師同士が、コメディカルの方々同士が互いに顔見知りになり、気軽に情報交換できるようになれば、それだけでも患者は幸せになる、と言う信念のもとに医師会活動や病院の運営に当たっております。その意味で、今夜のこの機会を有効に活用され、有意義な数時間を過ごして頂きます様、よろしくお願いして、開会にあたってのご挨拶といたします。
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中通総合病院第二回医療連携セミナー(2007.6.08) |
本日は大変ご多忙の中、秋田市内科の会・中通総合病院・ノルバティスファーマ社の共催による第2回の「医療連携セミナー」に、ご出席いただきまして大変有り難う御座います。
この回は、年に2回開催しております中通総合病院の「公開MC」の一環として開催しているもので、今年は第二回にあたります。今年は秋田市内科の会にも共催していただきました。これほど沢山の方々にご出席いただいたと言うことから来年度の開催もほぼ決定したようなものです。本当に有り難う御座いました。
国の医療政策は目まぐるしく変わり、特に病院は時代の要請に併せ次々と様変わりして行かなくてはなりません。特に高齢化が進む秋田市の医療においては診療所と病院とが互いに持てる機能を尊重し、分担しながら、連携を深めて医療を行うことが求められていきます。
中通総合病院は「診療所の先生方の附属病院」である、と言う立場で当院はこれからも病診連携を重視して行きますので宜しくお願い申し上げます。この4月から救急部を立ち上げました。先生方からご紹介いただいた患者さんがより重症な場合には、救急部担当医師が迅速に診療いたします。
本日は、頭痛の臨床家としてとみに有名な喜多村一幸先生より「片頭痛の診断と治療」という、身近でかつ重要な話題についての特別講演をお聴きできると言うことで、私は大変楽しみに致しておりました。期待したとおり、深い内容を実に分かりやすく簡便に紐解いていただきました。先生にとっては患者さんの言葉、表情が全てであり、検査もCTも不要と感じられ、真の臨床家の姿として、感銘を受けました。また、立て板に水の如く、間髪を入れず次々と繰り出してくるお話しに、とても心地よいリズムを感じ取ることが出来、至福の時間でもありました。
また、当院の佐藤誠科長の「最近の冠動脈インターベンション」、と言う話題提供も興味深く聴きました。彼は終わりの方で「自信を持って秋田に帰ってきました」と力強く述べる一方で、「限界を見極めて、時には中止する事もある」と述べましたが、本当に実力を付けて戻ってきた、と私は感じ取りました。今後、彼が一層飛躍できるような医療環境を作っていきたいと考えています。
もう時間も遅くなりました。私の挨拶はここまでとしたいと思います。本日ご出席いただきました方々にもう一度感謝いたします。また、私どものためにわざわざ秋田までお出で戴きました喜多村先生には改めて深謝申し上げます。また本日の会の事務局としての労を執って戴きましたノルバティスファーマ社の皆様にも感謝申し上げます。
この後には懇親会も用意されております。私は医師同士が、コメディカルの方々同士が互いに顔見知りになり、気軽に情報交換できるようになれば、それだけでも地域医療は豊になり患者は幸せになる、と言う信念のもとに医師会活動や病院の運営に当たっております。その意味で、今夜のこの機会を有効に活用され、有意義な時間を過ごして頂きます様、よろしくお願いして、終わりのご挨拶といたします。
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