院長挨拶(2005.9.1) |
中通総合病院ホームページをご覧いただきまして有り難う御座います。
本年9月1日より福田が院長に就任致しました。一言ご挨拶申し上げます。
中通総合病院は他の医療機関と協力して、秋田県の地域医療に貢献することを理念に掲げている民間病院です。当院は人口33万6千人の秋田市の中心に位置し、秋田駅より徒歩15分の至便なところにあります。
当院を運営する特定医療法人明和会および関連法人は、当院の他に、中通リハビリテーション病院(220床)、大曲中通病院(106床)、健診センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、老健施設、特別養護老人ホーム等の諸施設もあります。これらの各施設は機能的に一体となって、疾病の予防から急性期医療、病後のリハビリテーションから在宅復帰後のケアまで、全人的医療を目指して、総合的保健医療事業を展開しております。
中通総合病院は、病床数は539床で、そのうちの48床が療養病床です。
秋田市内の代表的医療機関の一つとして、また、法人・関連法人のセンター的位置付けの医療機関として、救急診療を始めとする急性期医療を広範に担っております。
また、高齢者の医療にも力を入れています。
当院は厚生労働省の臨床研修指定病院にも指定されておりますが、若い医師の育成という面でも長い歴史と実績があり、蓄積したノウハウは私どもの財産でもあり誇りでもあります。当院で研修した医師は現在まで数百人を数え、県内にとどまらず全国各地、諸外国でも活躍しております。
平成16年より新臨床研修制度が始まりました。本年度は2年目の医師6名、新卒医師が9名研修を行っており、病院内は活発な若い風によって活気づいております。
当院は昭和30年に、4床の中通診療所として発足、増床を重ねながら平成6年中通総合病院と名称を変更しました。発足当初から全日本民主医療機関連合会に所属し「いつでも、どこでも、だれでも」をモットーに、患者さんの立場に立った、親切でよい医療を行ない、同時によりよい医療のあり方にもいろいろ提言をしてきました。
医療機関として当たり前のことを地道に展開してきたことで、秋田市民はもとより県内の多くの方々、中通病院友の会や患者会などの皆様方の支えが得られ、ここまで発展して来ることが出来ました。
本年がちょうど設立50周年にあたりますので、市民講座などの記念行事などをいろいろ検討しているところです。
今後とも、当院は職員一同一丸となって、「県民の、市民の身近な総合病院」として、良質の医療を皆様方に提供してまいります。